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編集部2021年8月25日

バス釣り用バズベイト入門  その2~おすすめバズベイトのカタログ&インプレッション・前編~

河川/湖沼 ブラックバス Basser バス釣り バズベイト

 各メーカーから発売されているバズベイトを紹介。編集部が現場で実際にキャストした際のインプレ付きで紹介します。使ってみたいバズベイトが見つかるハズ!

よりどりみどり!水面狂騒者大集合!

写真と文◎編集部

各メーカーから発売されているバズベイトを紹介。編集部が現場で実際にキャストした際のインプレ付きで紹介します。使ってみたいバズベイトが見つかるハズ!

 

この記事はBasser2020年9月号に掲載したものを再編集しています。

 

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インプレ時の条件

 

1.ヘッドウエイト3/8ozクラスのバズベイトはミディアム、1/2ozクラスのバズベイトはミディアムヘビーパワーのロッドでキャスト。

レングスはどちらも6ftin前後で、リールも共通のものを使用。ラインはどちらもフロロ14Lbを使用。

 

2.無風時のフィールドでキャスト&検証。

 

3.リーリングは各バズベイトのペラが水をしっかりと噛む速度(モデルによるが、基本は中速)で行なった。

※注

インプレ時の「音質」は新品状態のルアーをキャストしたときのものなので、モデルによっては使用中に音質が変化したり、スクイーク音(金属同士がこすれる音)が増加したりする可能性がある。

とくに「キュルキュル」というスクイーク音は非常に高音で、水面を引いている際には聞き取りづらいので、よほど大音量で聞こえない限りは音質のインプレからは省いている(空気中でペラを回転させれば聞き取れるものがほとんど)。

水中では程度の差こそあれ、スクイーク音が発生していると思われる。

 

カタログ&インプレッション 前編

 

 

 

ラウドバズ(エバーグリーン)

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■ヘッドウエイト
3/8oz

■ペラのタイプ
オフセット

■インプレッション
ビッグサイズのオフセットペラが特徴。トルクのある回転で、しっかりとした水噛みとバイブレーションが手もとに伝わる。スローリトリーブの対応力も高い。そのペラ大きさにしては、回転しずらく、キャストがしやすかった。「カシュカシュ(金属系)」と「シュポポポ」の複合的な音質。パーツの数を抑えたシンプルな構造で、ゴミを拾ったりといったトラブルも抑えられている。

 

 

 

 

バブルトルネード(エバーグリーン)

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■ヘッドウエイト
3/8oz、1/2oz


■ペラのタイプ
オフセットタイプのダブルペラ


■インプレッション
オフセットされたダブルペラを搭載。バイブレーションをバブルを強く発生するだけでなく、前後のペラが接触するため「カロカロカロ(金属音)」と「チョポポポ」という音質が複合している。直進性の高いダブルペラなので、流すコースやボートポジションを気にせず使いやすい

 

 

 

バズゼロツービート(O.S.P)

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■ヘッドウエイト
1/4oz(ゼロツービートパピー)3/8oz(ゼロツービート、ゼロツービートストロング)


■ペラのタイプ
センターバランスのクラッカータイプ


■インプレッション
大音量を生み出す真鍮製のクラッカーを用いたバズベイト。ワイヤーの開き角度の調整が必要なノッカータイプに対し、クラッカータイプはペラを安定して回転させつつヒットサウンドを奏でることができる。「カリカリカリ(金属音)」と「ポコポコポコ」という甘い音が共存。横扁平な「サーフィンヘッド」で浮き上がりにも優れる。「パピー」はアピールを抑えたダウンサイジングモデルで、「ストロング」モデルは極太リビングラバーを装着したハイアピールモデル

 

 

 

シャラポロ(オフィスユーカリ)

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■ヘッドウエイト
1/2oz


■ペラのタイプ
オフセットタイプ


■インプレッション
大型のオフセットペラを搭載。ペラのフロント部を折り返し(金属同士の接触面積の増加)、さらにペラ後部と接触するリベット部を固定することでスクイーク音を引き出す。浮き上がりをよくするための横扁平ヘッドを採用し、キュートな目玉はバイトマーカーとしての効果も。音質は「シュポポポ」という甘い音と、わずかなスクイーク音の複合。

 

 

 

テイカー(テッケル)

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■ヘッドウエイト
3/8oz


■ペラのタイプ
片羽(1枚ペラ)のノッカータイプ


■インプレッション
バイブレーションの強い1枚羽のシングルペラが特徴的。また、ペラがヘッドのブラスボールに接触するノッカータイプでもある。音質は「ポコポコポコ」といった水を孕むものと「カタカタカタ」というノッカー音の複合。特筆すべきは空気抵抗の少ない片羽根ならではの飛距離で、主観ではあるが、このカタログ内で紹介しているモデルの中では最も飛んでいるように感じた。半面、揚力は高くないので、ロングキャスト後はすぐにロッドを立ててリトリーブしたい。

 

 

 

バズベイト(ゲーリーヤマモト)

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■ヘッドウエイト
1/4oz


■ペラのタイプ
センターバランスタイプ


■インプレッション
今なお定番として多くのアングラーに愛されるバズベイト。安定して回転するセンターバランスのペラが「シュポポポ」という甘い音と、水面で引いてもアングラーの耳に届く「キュルキュル」というスクイークサウンドを発生。ヘッドウエイトが1/4ozと軽いので浮き上がりも早い。「ジャンボバズ」はペラのサイズ大きくなったタイプ(ヘッドウエイトは共通)

 

 

 

ワンナップバズ(サワムラ)

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■ヘッドウエイト
1/4oz、3/8oz


■ペラのタイプ
インラインタイプのダブルペラ


■インプレッション
インラインタイプの珍しいバズベイト。フロントには回転のよいセンターバランスペラ、リアにはバイブレーションを発生するオフセットペラを搭載。それぞれが逆回転し、軌道がそれずに直進する。飛距離が出るのも特徴。ペラがフックにかぶらない構造はフッキングにも優れている。音質は「ジョボボボ」

 

 

まだまだ載せきれません!バズベイトカタログ&インプレッション、次回は8/26公開予定!

 

 

 

 

 

 

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