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編集部2023年5月12日

イシモチをワームで釣るコツとポイント!アジングタックルで狙えます

イシモチ 魚種別釣りガイド

この夏はイシモチ釣りを始めよう。ルアーでもねらえて釣って楽しく食べて美味しいターゲット。開放感が魅力のサーフでねらってみませんか?

イシモチはアジングタックルでねらえる

イシモチねらいによいロッド選び

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用意するタックルは、アジングタックルでOK。イシモチをねらう場合は、港内の波のない場所でやるアジングとは違い、波の高いサーフの堤防やヘッドランド等がメインフィールドとなるため、8ft以上のアジングロッドがおすすめだ。これを選ぶ理由は3つある。

 

①魚の抜き上げの際は長いロッドがやりやすい。

②波にライン引っ張られることもあるのでできるだけ波をかわすため。

③堤防やヘッドランドでは足下に離岸流など流れが発生することが多い。寄せた魚が手前に来ると魚が流れに入り、やりとりが難しくなるのでそれをかわすため。

 

 

リールやライン、ジグヘッドは?

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リールはロッドに合わせて2000〜2500番が好適。ラインはPEもしくはフロロがおすすめ。これらは伸びが少なくイシモチの小さな「コツッ」というアタリを感じやすいので釣りをしていても楽しい。さらに、手もとに伝わる情報が多いので水の中を想像しやすいというメリットがある。ナイロンはトラブルが少ないが、伸びやすいので感度に問題がある。ここまで読んでいて「え? じゃあエステルが1番いいんじゃないの?」と思うかもしれないが、アジより重量のあるイシモチをとのやり取りや抜き上げを考えると初心者にはおすすめできない。よってPEかフロロが扱いやすいといえる。

 

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ジグヘッドは少し重めの2〜3gを中心にして軽いものは1.5g。重いものは4〜5gまで用意したら万全だ。重さを考えるときは水深だけではなく、波風も考慮するとよい。食い渋っている時は操作範囲でできる限り軽いジグヘッドを使うと食い込みがよくなる傾向にある。アジング用のジグヘッドは刺さりを重視している製品が多いが、この釣りにおいては抜き上げ等で簡単に折れないハリの強度が重要といえる。

 

 

まずは堤防やヘッドランドからデビューしてみよう!

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ねらう場所については、まずは堤防やヘッドランドからの釣りがおすすめだ。サーフからの場合は遠浅が必要な場合が多々あるからである。ただ、サーフでラン&ガンしながら魚の付き場を探すのも面白味のひとつ。ねらいめは流れの中や水が巻く場所だ。堤防の先端は沖に流れる水と岸に向かって入ってくる水がぶつかるので渦巻くような流れが発生する。堤防の付け根は押し寄せた波が引く際に次の波にぶつかると巻く。波の高い日は定位できないせいかイシモチはあまり浅場には付かないことが多い。濁りがあるとよいとはよくいうが、ルアーでねらって釣る場合はねらう範囲が定まりにくい。波の関係で局所的に濁りがあったほうがねらいを絞りやすい。

誘い方はジグヘッドを沈めながらねらったポイントへ流していくイメージだ。その際にワームが軽く尻尾を振る程度に軽く「チョンッ」と1〜2回シャクってみるとよい。リトリーブは速すぎると食わないのでゆっくり巻くことを心がけたい。ねらう層は水深に対して半分程度までがよい。それ以上は浮かせないようにして巻くこと。流れが早くて浮き上がってしまう場合はジグヘッドを重くして対応する。

フィールドに5㎝前後のアジやイワ シ類が入っている時は魚食性の強い大型個体が接岸していることが多いので30〜45cmの大型個体が釣れる可能性がある。イシモチングは仕掛けがシンプルなのでダイレクト引きを味わえるのが魅力だ。ライトルアーゲームフリークはぜひ挑戦してみてほしい。

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解説は千葉県でソルトルアーショップSaltManを営む古山和彦さん

 

 

※このページは『つり人 2022年9月号』を再編集したものです。

 

 

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