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ルアーフィッシングの基礎/トレブルフックとシングルフック。それぞれの長所は?

魚の口をとらえる確率の高さvs掛かり方のよさ

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 プラグやジグといったハードルアーには、ハリ先を3本備えたトリプルフックと1本のシングルフックがある。一見すると数の多いトリプルフックのほうがハリ掛かりはよさそうだが、シングルも使われるのにはどんな理由があるのだろうか?
 今回はビギナーの誰もが抱くこの疑問を、ソルトルアーのターゲット別解説書『ルアーフィッシング レッドオーシャン戦略』のコラムを抜粋して紹介しよう。


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 ハリ先が3本あるイカリ状のものをトレブルフックまたはトリプルフックと呼ぶ。ハリ先が1本のものはシングルフック、単に素バリと呼ぶ。

 トレブルフックのハリ先が魚体とコンタクトする確率はシングルフックの3倍ある。いうまでもなく、ハリ先が多いほど掛かる確率は高い。

01-DSC_0661 トレブルフック。プラグにセットされる場合が多い。プラグにフックが3ヵ所搭載されるタイプもトリプルフック仕様と呼ばれ、紛らわしい。3ヵ所搭載されるタイプは3ハンガーと呼べば区別がつく

 これに対してシングルフックは掛かり方のよさが特徴だ。ハリ先は1本ながら、魚からの吸い込みに対してハリ先が魚のほうに向きやすく、貫通すればしっかりと魚を保持する。アワセの力も1点のハリ先にかかり、魚が反転しただけでも深く刺さっていこうとする。

02_DSC2403 シングルフックの強みはハリ先が1本であるがゆえの貫通してからの確実さと動きの自由度の高さ

 トレブルフックは、ハリ先が多いゆえに多点に掛かろうとして力が分散したり、すぐに外れやすいところに先に掛かるなど、掛かったはよいが、魚の抵抗次第で外れてしまうこともある。

 掛かる、掛けることを優先する釣りはトレブルフック向きで、巻き続ける中でヒットすることが多い釣りや歯を持って噛みついてくる魚に対して有効だ。

 たとえば、タチウオはハリ先がトレブルフックよりもさらに1本多い4本バリもよく使われる。アオリイカを釣る餌木の笠バリにいたっては掛けることに特化したハリ先とハリ形状になっている。

 他方、シングルフックは当たってもバレやすい釣り方やイトにたるみを作って誘う釣り、タラシを長くしたほうが掛かりやすい釣りに向いている。ヒラマサのトップゲームやメタルジグのジギングなどがそれに当たる。

03_DSC7340 食い損ねも多いトップウォータープラグにシングルフックが装着され、水面下に沈める小さなルアーにはトレブルフックが装着された青もの用プラグ

 このようにハリは、掛ける確率、掛かる確率、掛かり方によって使い分け、種類分けされる。

 ほかにも着眼点がある。重さと大きさの調整だ。

 同程度の大きさなら重量はシングルフックのほうが軽いため、トレブルフックを大きくするとハリの重さが過ぎる場合にシングルフックにして太く頑丈なハリを装着できる。

 最後に、ハリ先が2本のダブルフックもある。底をズルズルと引いて誘うと当然根掛かりしやすく、それを避けるために使われる。ダブルフックのハリ先は必然的に上に向くからだ。


 『ルアーフィッシング レッドオーシャン戦略』『ブルーオーシャン戦略』は2冊であらゆるソルトルアーの釣り方を網羅するターゲット別解説書。レッドはすでにターゲットとして不動の地位にある人気魚種を中心に、ブルーは今まさに釣り方が確立されつつある新しいターゲットを中心に、合わせて41魚種を収録。ビギナーから経験者まで役に立つ、まさに「基本を知り、応用を知れば百戦危うからず」の内容です。

LURE_Red_cover レッドオーシャン戦略 掲載魚種一覧:
シーバス(マルスズキ)/ヒラマサ/ブリ/メバル/アジ/ヒラメ/タチウオ/ヒラスズキ/カンパチ(幼魚含む)/シイラ/カツオ/メッキ(エバ、GT含む)/カサゴ/アイナメ/ソイ(クロソイ、ベッコウゾイ、ムラソイetc含む)/シロザケ(カラフトマス含む)/カラフトマス/アオリイカ


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