編集部2019年10月21日

大型電動リール「シーボーグ800」シリーズの真骨頂は細部へのこだわりにあり!

船の釣り 魚種別釣りガイド キハダマグロ

大型電動リール「シーボーグ800MJ」を使う機会がありましたので、インプレをお届けします。

ボタンとダイヤルに込められた深い配慮

大型電動リール「シーボーグ800MJ」「800J」を使う機会がありましたので、インプレをお届けします。「その性能、怪物級」というキャッチコピーから伝わるとおり、その持ち味は超強力なトルク。キハダやカツオ、カンパチ、クエなどの大型魚にくわえ、キンメダイやムツなどの深海釣りに対応する一台です。

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2 「シーボーグ800」シリーズにはメガツイン機構搭載でターゲットに応じHi/Loギアチェンジが可能な「800MJ」と、スタンダードなシングルギアながら相模湾キハダでは充分すぎるパワーを備えた「800J」がラインナップされています。写真はMJ

今回は相模湾でキハダ・カツオねらいのコマセ釣りの際に「シーボーグ800MJ」と「800J」を使いました。キハダねらいの釣りではPE8号を500m以上巻いておくことが望ましいのですが、当機のラインキャパシティーはPE8号で600m、PE10号で500mと安心の数字。自重は1770g(「MJ」)。スタンディングも余裕でこなせる軽さです。モーターをスプールの前方に置くことで持ちやすいロープロファイル設計になっていることも見逃せません。

メガツイン搭載の「800MJ」のスペックを見てみましょう。最大巻き上げ力のカタログ値は622kg(スーパーリチウムバッテリー使用時で689kg)、JAFS基準巻き上げ力は48kgと驚異の数字。まさにモンスターマシンです。当日は残念ながらキハダとファイトすることは叶いませんでしたが、大型のカツオはヒット。締め気味のドラグで簡単にランディングまで持ち込むことができ、そのパワーと滑らかな巻き上げを実感することができました。

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このパワーがこのマシンの最大のウリであることは間違いありませんが、今回驚かされたのはボタンやダイヤル、液晶などの細部まで配慮が行き届いていることです。たとえば巻き上げ時に使用する「JOGパワーレバー」。左にジョグ、右にレバーという独特の配置になっているのですが、これはロッドをどちらの手で持っても高い操作性を確保するための工夫。右手でホールド時は左親指でジョグを転がし、左手でサオを持つ際は右手でレバー操作すればOK。その他ボタンは大きめで押しやすく、そして液晶の文字(水深など)は大きく、なおかつ偏光グラスをかけた状態で非常に見やすくなっています。とにかく行き届いているのです。

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大型電動リールの性能を実感するのはモンスター級の魚を掛けた時だろう……と、この日まではそう思っていました。しかし、「シーボーグ800MJ」に関してはそうではありませんでした。毎回の仕掛けの投入やピックアップ時にもニンマリさせてくれる一台であることは間違いありません。

6 ロッドは「マッドバイパー・スティング175」を合わせました。グラスソリッドならではの粘り強さとしなやかさが特徴です

5a 5b アタリを待つ際はロッドのしなやかさがヘルプしてくれます。船の揺れなどをロッドがある程度吸収してくれるため、付けエサの挙動が安定。また、オキアミを口にしたキハダに違和感を与えにくいメリットもあります

7 カツオとのファイトで「シーボーグ800MJ」のパワーを実感できました。次はキハダだ!

2019/8/29

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