編集部2021年10月9日

コロダイ&タマンと一緒にねらいたい魅力的ターゲット9選 前編:カワハギ・メイチダイ・ブダイ・ヒメジ類・カサゴ

カワハギ カサゴ 魚種別釣りガイド メイチダイ ブダイ

磯場やゴロタ石浜でコロダイ&タマン(ハマフエフキ)が釣れるエリアは、いろいろな魚が釣れる好ポイント。本命のアタリが遠いときは五目釣りにシフトして、魅力的なターゲットたちをねらってみよう!

本命のアタリが遠いときは五目釣りにシフト!

解説=中本嗣通

 磯場やゴロタ石浜でコロダイ&タマン(ハマフエフキ)が釣れるエリアは、いろいろな魚が釣れる好ポイント。本命のアタリが遠いときは五目釣りにシフトして、魅力的なターゲットたちをねらってみよう!

◆関連記事
投げ釣りでねらうコロダイ&タマン(ハマフエフキ)釣り入門Q&A

解説◎中本嗣通(なかもと・つぐみち)
1959年生まれ。大阪府在住。カレイ、大ギスをメインにコロダイ、カワハギ、マダイなど旬の魚を追いかけて精力的に釣行。釣り雑誌に釣行記やエッセイを執筆し、メディアにも出演。個性的なキャラクターで人気が高い。投釣倶楽部大阪会長。

この記事は好評発売中の『投げ釣りパラダイス2021 秋冬号』に掲載したものをオンライン版として特別公開しています↓↓↓↓


nagepara-supersub (16)
南紀エリアではこのようなゴロタ石の海岸が連続し、磯魚はどこからでもねらえる。自分だけのポイントを捜してみるのも楽しい

日没前にねらえるターゲット:カワハギ

 日没前に夜釣りのポイントに到着し、本命をねらうまで時間がある時にねらいたいのがカワハギだ。冬場は水深のあるポイントでしか釣れないが、夏から秋にかけては外洋に面したゴロタ石浜や岩場など比較的水深が浅めのポイントでよく釣れる。サイズも20~25cmの良型を主体に、30cm前後の大型が釣れるケースも珍しくない。日没前といえば夕マヅメの時間帯で、それに潮の動きが加わることでカワハギの活性が上がり、短期集中でアタリが続いて数日没前にねらえるターゲット釣れることもある。

nagepara-supersub (3)
日没前にはカワハギがねらえる。普段は本命にしている魚だけに釣趣と味は1級品

nagepara-supersub (4)
カワハギをねらう時はやはり専用の仕掛けが必要。ささめ針の「投華カワハギ」がおすすめ

 タックルは夜釣りで使うコロ・タマ用を流用し、仕掛けだけを小バリ(私はささめ針『投華カワハギ』のMを使用)に替えている。エサはマムシ(イワイソメ)をカワハギが吸い込みやすいように小さくまとめて刺す。

nagepara-supersub (5)
エサはマムシ(イワイソメ)をメインにエビやイカを使う

 攻略の基本はシモリ間に広がる砂や砂礫ゾーンに仕掛けを置き、時おり小さく誘いを入れて反応を探るオーソドックスなスタイルがよい。コロ・タマ用の硬調穂先を苦にすることなく鋭く引き込む魚信を捉えて上手く掛け合わすことができれば、カンカンという心地よい引き味と、浅い海底を横走りする抵抗を見せながら波打ち際にカワハギが姿を現わす。

 カワハギは「美味」なことで知られている。夏場は肝こそ肥大していないものの、筋肉質の白身は刺身や煮付け、フライとどのように料理しても美味を堪能できる。

nagepara-supersub (6)
磯場をねらう場合は仕掛け、オモリにも工夫が必要

日没前にねらえるターゲット:メイチダイ

nagepara-supersub (8)
フエフキの仲間であるメイチダイ。食味に関しては磯魚の中では1番と言ってもいいほどだ

 カワハギと同様に日没前に釣れるのがメイチダイ。この時期は20~30cmの小型が多いが、小さいながらファーストランの瞬発力は力強い。ロッドを三脚から飛ばさんばかりの激アタリと鋭角な段引きをみせてくれる。メイチダイと言えば最高ランクに入るほど美味な磯魚で、盛夏が旬と言われているようにこの時期は身に上品な脂が乗る。

日没前にねらえるターゲット:ブダイ

nagepara-supersub (12)-1
南紀の磯釣りでは人気が高いブダイ。投げ釣りでも釣れることがある

 ベラの仲間なので夜釣りでは釣れないブダイだが、私がホームとする南紀エリアでは日没前によく姿を現わす。投げで釣れるブダイは35~40cmの良型が多い。ハリ掛かりするとそのズングリとした体形に似合わない強い引きで楽しませてくれる。

日没後に釣りやすいターゲット:ヒメジ類

nagepara-supersub (9)
南紀エリアでは定番のターゲットと言えるヒメジ類。オキナヒメジ、ホウライヒメジなどがよく釣れる。これも見た目以上に美味しい魚である

 夜の帳が下りて穂先ライトの灯りを凝視する本番の時間帯へ入ると、本命に混じって当たるサブキャラの種類も増えてくる。紀伊半島南部や四国南部で多く乱入して来るのがオキナヒメジ、ホウライヒメジなどのヒメジ類。真っ赤な魚体と口ヒゲが生えた風貌から海の〝緋鯉〟という例えがピッタリな魚だ。コロ・タマと間違えるほどの激アタリをみせるので一瞬ドキッとさせられるが、体力の持久力が乏しい。激しいアタリに比べて拍子抜けするほど引きは弱く、案外スンナリと寄ってくる。

 しかし、その白身は絶品で、南紀の漁師さんでも美味い魚と太鼓判を押すほど。実績エサはイワイソメ、無頭エビなど。30~35cmがレギュラーサイズで、丸々と肥えた40~45cmクラスも充分に期待できる。
nagepara-supersub (10)
ヒメジ類は40cm以上になると大きなアタリを出すが、引きはさほど強くない。美味しい魚なので持ち帰っても喜ばれる。ただ、ごくまれに磯臭い個体もいる

日没後に釣りやすいターゲット:カサゴ

nagepara-supersub (19)
磯場のスーパーサブ「ターゲット」と言えばカサゴだ。釣り荒れしていないポイントでは30cmオーバーも期待できる

 コロ・タマポイントの定番サブキャラと言えば、これまた美味なことで定評がある根魚のカサゴだ。日本沿岸の岩礁地帯に数多く生息するカサゴだが、磯魚ポイントはシモリが多くて網が入れづらいためか、25~30cmの良型、大型がよく釣れる。根魚のためアタリや引きはさほどではないが、家族に喜ばれる魚の代表格である。イワイソメやエビ系、イカや魚の切り身など何でも食って来る。口が大きいからコロ・タマ用の大仕掛けでも食ってくる。

タックルデータ 
スーパーサブ「ターゲット」を意識した仕掛け
■サオ=ダイワ・トーナメントサーフT―PT 37号 405E
■リール=ダイワ・パワーサーフ6000QD
■ミチイト=UVF棚センサーブライトNEO+Si2 8~10号
■オモリ=遊動タイプ30号
■ハリス=ディーフロン船ハリス10~14号 50~80cm
■ハリ=ささめ針・サーフ真鯛、ブレイドサーフ、磯投げバトルのL
チモトにルミカ・ルミコ(ブルー)や夜光玉を装着
■穂先ライト=ルミカ・ぎょぎょライトLED






後編:イサキ・フエダイ・クエ・マダイ&クロダイ

  • 1
  • 2

おすすめ記事

記事検索

    月刊つり人 最新号

    つり人 2020年5月号

    列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。