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編集部2023年8月27日

【ダイワ鮎マスターズ2023速報】有岡只祐選手が2度目の優勝を手中に!

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8月25〜27日、岐阜県郡上市長良川で第35回ダイワ鮎マスターズが開催され、有岡只祐選手が2度目となる頂点に上り詰めました。

まとめ◎つり人オンライン

準決勝と決勝の模様はYouTube「釣り人チャンネル」で見られます!

\視聴はこちら/

8月25〜27日、岐阜県郡上市長良川で第35回ダイワ鮎マスターズが開催されました。

西日本、中日本、東日本の地区予選、ブロック予選を勝ち進んだ12名に加え、シード4名の計16名が全国の舞台に集結。

台風7号でアカが飛び、厳しい状況といわれる競技エリアで予選リーグを勝ち上がったのは、A組から金沢辰巳選手、B組から有岡只祐選手、C組から小林正幸選手、D組から山口浩平選手でした。

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ディフェンディングチャンピオンの小林選手は予選3試合の総尾数が47尾と全選手の中で最高釣果をだして決勝トーナメントに2連覇の情熱を燃やしました。有岡選手は前半リードされながらも後半にまくり逆転。勢いのつく勝ち方をして予選リーグを突破しました。金沢選手、山口選手は安定感のある試合運びで決勝トーナメントに勝ち上がりました。

そして迎えた2日目のトーナメントは準決勝の組み合わせがA組が金沢✖️山口、B組が有岡✖️小林。

本大会初の試みとなるライブ配信も実施され、全国各地のアユ釣りファンが家に居ながらにして観戦できるようになった決勝トーナメントですが、準決勝は前夜の夕立で予定していた競技エリアが大水となり、本部のある奥長良ウインドパークの前を流れる支流、大間見川での開催となりました。

細流での勝負にはなったものの、勝ち上がり選手の応援団、そしてライブ配信の視聴者が固唾を飲んで熱戦を見守りました。

A組は前半に金沢選手がリードするも、後半で山口選手が逆転。刻々と変化する水況に合わせてサオ抜けの流心に上手くオトリを通して連発し11尾対8尾で山口選手が勝利します。

B組では有岡選手が「ゼロテントレース」という丁寧なオトリ操作で引き舟を重くし、終了間際には入れ掛かりを演じます。結果は15尾対6尾で有岡選手が勝利。2015年以来となる決勝の檜舞台に勝ち上がりました。

決勝開始時刻の10時になると本流の水位もだいぶ落ち、予定どおりウインドパーク前の本流で決勝が行なわれました。上流は有岡選手、下流は山口選手で前半戦がスタート。

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高水でちょうどよい水流になった浅瀬を有岡選手がじっくり攻めると、間もなく目印が飛んでオトリ替えに成功。それからは好循環で前半30分までにオトリの替わらない山口選手に一気に5尾もの差をつけました。

もちろん、手練れの山口選手も黙ってはいません。強い流れを探り続け、良型を1尾掛けてからは、攻め口が広がります。流れの面で広範囲に探って掛けポツリポツリと数を伸ばし、エリア交代後の後半戦は猛追します。

しかし、有岡選手も前半に山口さんの探っていない筋を見つけ、箒で履くようにオトリを泳がせ、時には引いてオトリを通し、1尾また1尾と差をつけていきました。

12時、試合終了のホーンが響き渡ります。

検量の結果は山口選手が11尾、有岡選手が16尾となり、有岡選手が2度目となる頂点に上り詰めました。

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鮎マスターズの歴史を追い続け、誌面でレポートし続けてきた小社だからこそできたライブ配信! 昨年の『鮎マスターズ34』も好評発売中。

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