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編集部2018年3月29日

フナ・タナゴ・小もの釣り/東京近郊 お花見釣り場ガイド01

タナゴ 全国おすすめ釣り場 フナ

春といえばやはりお花見だが、お花見日和は釣り日和でもある。そこで一気に両方を楽しんでみてはいかがだろうか?

釣りとお花見を一度に楽しめる釣り場を紹介

まとめ◎編集部

春といえばやはりお花見だが、お花見日和は釣り日和でもある。そこで一気に両方を楽しんでみてはいかがだろうか?

この記事は『つり人』2017年5月号に掲載したものを再編集しています。

東京都目黒区・清水池公園

ベンチに座りながらお花見フィッシング

 清水池公園の全体の3割を占める清水池。かつては湧き水が豊富な池だったという。サクラは公園の周囲に植えられている。本数は多くないが、幹が太く貫録のある木のため、見ごたえは充分だ。

 ヘラブナ釣りで訪れる人が多いが、クチボソなどの小ものもねらえる。タナゴねらいの釣り人もいるというから探ってみる価値はあるだろう。護岸の際や角、吐き出しなどをねらってみよう。サオは1~2m。タナゴ用や小ブナ用仕掛けを用意し、エサはグルテンでOK。

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (1)_1 住宅街のなかにポツンとある清水池。都会のオアシスという言葉がぴったり

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (1) ■開園時間やルール等:4~9月=6~18時、10~3月=7~17時。毎週月曜日は釣り禁止(ただし、休日にあたる場合と7月21日~8月31日の夏休み期間を除く)。6月24日~7月7日までの2週間は釣り禁止。釣った魚は丁寧に扱い、すぐに池に戻すこと。四ツ網、吸い込み仕掛け、リール、仕掛け網の使用は禁止。ハリのカエシは潰すこと
■入漁料:無料
■交通:東急東横線・学芸大学駅下車徒歩10分もしくは東急目黒線・武蔵小山駅下車徒歩15 分
■駐車場:なし(近くのコインパーキングを使用)



東京都板橋区、北区・浮間公園

花と風車のマッチング

 JR 埼京線・浮間舟渡駅のすぐ目の前にある浮間公園。池の一部はサクラが隣接しており、その下からサオがだせる。また、園内には桜並木があり、本格的なお花見スポットになっている。お花見シーズンは多くの観光客で賑わう。

 ヘラブナねらいの釣り人が多いが、タナゴねらいで訪れる人もいるというから、〝釣査〟してみる価値はある。

 一周してもたいして時間は掛からないので、釣り場に着いたら池の周りを散歩がてら観察してほしい。吐き出し、ポンプ周り、護岸の切れ目や角、崩れた場所など魚が着きやすいポイントがすぐに見つかるはず。

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (2)_1 池に着くと公園のシンボルとして設置された風車が出迎えてくれる

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (2) ■問合先:葛飾区公園課管理運営係(℡03・3693・1777)
■開園時間やルール等:投げ釣り禁止。釣り上げた魚は池に戻すこと。水生植物園、カキツバタ園、バードサンクチュアリーでの釣りは禁止
■入漁料:無料
■交通:JR埼京線・浮間舟渡駅を降りてすぐ目の前
■駐車場:有料(普通車1時間まで200円、以後30分毎に100円)



東京都葛飾区・水元公園

サクラのトンネルは圧巻

 水元公園は桜土手と小合留(旧古利根川)に挟まれた河川敷に展開する。桜土手には、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど〝5色桜〟ともいわれるサクラが植えられている。シーズンになると4㎞にも及ぶ花のトンネルは見事であり、一見の価値あり。

 釣りができるのは内溜。自転車で訪れる地元のヘラブナファンが多く、平日でも人は絶えず、休日にもなると大賑わいだ。小もの釣りをするなら、内溜と通水しているコンクリート水路や内溜の角、吐き出しなどのちょっとした小場所を見つけて釣っていきたい。

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (3)_1 4km にも及ぶサクラのトンネルを抜けて釣り場へ

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (4)_1 小ものを釣るなら内溜め脇を流れる水路がおすすめ

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (3) ■問合先:葛飾区公園課管理運営係(℡03・3693・1777)
■開園時間やルール等:利用時間=4~10月が7~17時、11~3月が8~16時。投げ釣り禁止
■入漁料:無料
■交通:JR常磐線、東京メトロ千代田線・金町駅から、京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)水元公園下車、徒歩7分
■駐車場:有料(普通車1時間まで200円、以後30分毎に100円)



東京都足立区・舎人公園

駅チカのお花見釣り場

 自然豊かな公園であり東京にいることを忘れさせてくれる。舎人公園駅から下りてすぐという好立地も魅力だ。「レーガン桜」と命名されたソメイヨシノが有名。明治45年に日本が米国に寄贈したソメイヨシノが、ワシントンのポトマック河畔に植栽された。その後、昭和56年にその枝を採取し、里帰りし植えられたのだ。

 小もの釣りを楽しむなら北面のウッドデッキ周辺がおすすめ。熱心な小ものファンがクチボソなどをねらっている。場所によって釣り禁止のエリアもあるので、看板に従ってほしい。

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (5)_1 園内の至るところでサクラが見られる

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (4) ■問合先:舎人公園サービスセンター(℡03・3857・2308)
■ルール等:ルアーフィッシング、ブッコミ釣りなどのリールザオは使用禁止。一部釣り禁止エリアがあるので、看板に従うこと
■入漁料:無料
■交通:日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車
■駐車場:有料(1時間まで200円、以後30分毎100円)



東京都板橋区・氷川つり堀公園

石神井川沿いのサクラも必見

 石神井川の旧河道を利用してつくられた釣り堀公園。誰でも無料で釣りが楽しめる。住宅地の中にひっそりと佇み、気付かずに素通りしてしまいそうなちょっとした穴場的な釣り堀だ。釣れる魚はキンギョ、タナゴ、クチボソ、ウグイ、フナ。

 釣り座のすぐ上にサクラが咲き、その下で釣りができる。また、すぐ隣りを流れる石神井川沿いの桜並木も圧巻であり、お花見をしてから帰るのもよいだろう。

 地元の常連さんが数多く楽しんでいる釣り場であり、譲り合って仲良くサオをだしていただきたい。

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (6)_1 住宅の間にひっそりとある釣り掘。桜の下でゆったりとサオをだす時間は格別

031-035ohanami_tsuriba_cs6 (5) ■問合先:みどりと公園課施設運営グループ(℡03・3579・2532)
■開園時間やルール等:9~16時まで(7月から8月は、8時30分~16時30分まで)。休園日は毎月第1、3、5 木曜日( 休日に当たる場合は直後の平日)、年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)。
河川を汚さないため練りエサは禁止。アカムシなどの生きエサを使用すること。魚の持ち帰りは禁止。危険行為、迷惑行為(サオを振り回す、仕掛けを斜めに入れるなど)は禁止。サオの貸出時間(20セットまで)=9~6月:9~15 時30分(最終受付15時)、7~8月:8時30分~16時(最終受付15時30分)
■入漁料:無料
■交通:都営三田線・板橋区役所前駅または板橋本町駅下車10分
■駐車場:なし(近くにコインパーキングは少ないので、電車利用がおすすめ)



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2018/3/29

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