春といえばやはりお花見だが、お花見日和は釣り日和でもある。そこで一気に両方を楽しんでみてはいかがだろうか?
釣りとお花見を一度に楽しめる釣り場を紹介
まとめ◎編集部
春といえばやはりお花見だが、お花見日和は釣り日和でもある。そこで一気に両方を楽しんでみてはいかがだろうか?この記事は『つり人』2017年5月号に掲載したものを再編集しています。
埼玉県桶川市・城山公園
武蔵野の雑木林をイメージJR桶川駅西口から約3.5㎞の位置にある城山公園。城山公園の西側には小高い丘があり、三ツ木城跡であったことから公園の名称に城山の名前が残っている。園内は武蔵野の雑木林をイメージして植樹され緑豊か。約300本のサクラが植樹され、名所にもなっている。
10.3ヘクタールの園内には冒険広場や水遊びができるジャブジャブ池、ピクニック広場、公園を一望できる展望台、バーベキュー広場などがある。
釣りができるのは公園のほぼ中央にある大池。リールタックルは使えないので、小もの用ザオでクチボソなどをねらいたい。
園内には約300本のサクラが植えられている
■問合先:城山公園管理事務所(℡048・786・5881)
■ルール等:リールタックルは使えない。釣った魚はすぐに池に放流すること
■入漁料:なし
■交通:圏央道・桶川北本ICを降りてR17を直進。川田谷交差点を右折して城山公園へ
駐車場:無料駐車場あり(6~19時)
埼玉県上尾市・上尾丸山公園
サクラがお出迎え上尾丸山公園は〝水と緑の調和〟をテーマに昭和53年に作られた総合公園。小動物コーナー、児童遊園地、バーベキュー場、上尾天文台など多彩な施設がある。
釣りができる大池は公園内を横断するように細長い形をしている。大池の畔にサクラが植えられており、下からサオをだすことも可能だ。毎年サクラの時期になると「上尾桜まつり」が開催される。
コイやクチボソなどの小ものねらいの釣り人が見られる。北口駐車場から下りてすぐのエリアは水通しがあまりよくなく、淀み気味。釣りをするなら南側エリアのほうがおすすめ。
ソメイヨシノを中心にシダレザクラや河津ザクラが植えられている
■問合先:丸山公園管理事務所(℡048・781・0163)
■ルール等:釣った魚の持ち帰りは禁止。釣った魚はすぐにリリース。リールの使用禁止
■入漁料:なし
■交通:首都高速埼玉大宮線・与野ICを降りてR17を直進。壱丁目北を左折して上尾丸山公園へ
■駐車場:無料駐車場あり(6~20時)
埼玉県川越市・伊佐沼公園
桜回廊の下でマブナねらい川越市の東部に位置する伊佐沼。その西岸には遊歩道や公園が整備されている。決して大きな公園ではないが、園内は木々が多く、自然を身近に感じられる環境のよさが魅力だ。
伊佐沼を囲むように約230本にもおよぶソメイヨシノが咲く。特に伊佐沼公園前の桜並木は圧巻だ。
釣りをするなら目の前の伊佐沼か公園の東側を流れる水路。伊佐沼ではヘラブナやコイ釣りなどが楽しめる。水路ではマブナがねらえる。
小ものをねらうなら伊佐沼公園の東側を流れる水路がおすすめ
■問合先:埼玉南部漁協(℡048・642・5706)
■ルール等:11月1日~3月31日まではリール釣り禁止
■入漁料:日券400円、600円(リールあり)
■交通:首都高速埼玉大宮線・与野ICを降りてR17を直進。R16を左折し伊佐沼へ
■駐車場:無料駐車場あり(10~2月:17時閉門、3~9月:19時閉門)
埼玉県さいたま市・別所沼公園
クチボソ&マブナが好反応別所沼ができたのは、約100万年前。関東ローム層でも一番下の地層(沖積層)にあり、大宮台地の浸食した谷から湧き出た水が低地に溜まってできたとされる。この沼は、古くから水田かんがい用水のため池として貯水され、利用されてきた。
沼の周囲にはメタセコイアが林立した散策路があり、散歩すると何とも爽快な気分である。サクラは園内に点在する程度であり、どちらかというと釣りメインで考えておいたほうがよいだろう。
地元のヘラブナファンで賑わっており、小ものねらいの場合クチボソメインにたまにマブナがヒットする。沼の東側の杭周りが人気だ。
園内のサクラは控えめだが、これはこれで趣がある
クチボソやマブナが楽しませてくれる
■問合先:さいたま市公園緑地協会(℡048・711・2290)
■ルール等:リールの使用禁止。弁天島内での釣りは禁止
■入漁料:無料
■交通:埼玉首都大宮線・浦和南IC を下りてR17を直進。田島交差点を右折して県道40号で別所沼公園へ
■駐車場:無料(利用時間=4~9月:9~19時、10~3月:9~17時半)
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2018/3/30