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編集部2022年1月18日

大分県臼杵(うすき)市/ルアーで釣るアジ、メバル、クロダイ その1(全2回)

アジ メバル クロダイ-海 海の岸釣り 魚種別釣りガイド

大分県臼杵市でアジ、メバル、クロダイをルアーでねらいます。コツは釣り方や釣具を絞ること!?

難しく考えるより楽しむこと。釣り具も釣り方も絞ることで快釣が得られる

写真と文◎田町一歩
この記事は「ルアーパラダイスKyusyu 2022早春号」の記事を再編集しています

大分県臼杵市でアジ、メバル、クロダイをルアーでねらいます。コツは釣り方や釣具を絞ること!?

この記事は絶賛発売中の「ルアーパラダイスKyusyu 2022早春号」に掲載されています。

 

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一宮安幸 (いちみや・やすゆき)
大分県内を中心に活動し、ライトゲームをメインとしつつ、ブリやサワラといった青ものまで幅広く探求する。大分県在住

夜スタートのアジ釣り

web-ajimebarukurodai (2)臼杵(うすき)のアジ釣りは夜からが本番。0.8 〜1.2g のジグ単が届く範囲内で勝負できるのが嬉しい

 大分県のアジは、一宮安幸さんのホームグラウンドの臼杵(うすき)ではマヅメ時合は少なく、しっかり暗くなってからのほうが安定して釣れてくれる。

 光量があるタイミングでの釣果は、カタクチイワシがベイトになったときのメタルジグによるデイゲームだから、一般的な夕マヅメのアジ釣りからすると少し例外的だ。

 豊後水道に突き出た佐賀関半島を東に回り込むと、複雑に入り組む地形が顕著になり、そうした海岸線が大分県南の蒲江まで連なる。

 そんな恵まれた地形から、冬の大分県ではアジやメバルが手軽に手堅く楽しめる。

 ちょっとした時間でも可能なため、釣り気分を満たしたいときには最高の相手となっている。

 自分なりの釣り方を確立させておけば、悩むことなく日課のようにアジとメバルを釣ることができ、食べたければキープし、釣るだけでよければリリースしていけばよい。

web-ajimebarukurodai (9)アジを釣りながら、たまにメバルのようすもうかがう。メバルはもちろんアジねらいのジグ単でもねらえる

 仕事終わりの帰り道にちょいちょいサオ出す一宮さんのアジ、メバルの釣り方は、1タックルに1ケースでできるシンプルかつ理にかなったものだ。まさに、日々通うことで築き上げられた現場から醸成したものといえる。用意するのはジグヘッド2種類、ワーム3種類、メバル用ソフトベイト1種類だ。

 もっとも、釣りへのこだわりからもう1組、いや2組タックルを車に積んでおり、ルアーもクロダイ用まで常備されている。

web-ajimebarukurodai (3)際は一宮さん得意のポイント。デイでもナイトでも探る価値大アリ

 

使うルアー

 一宮さんが様子見で使うのは0.8gジグヘッドに2.7inワームだ。これで釣り始める。2.7inはやや大きめで、これに反応するかしないかで、その日のアジの状態が把握できる。冬はこの組み合わせのまま釣り終えるのもザラにある。

 攻める場所が遠い、つまり明暗の境界が立ち位置から離れていたり、足場が高いところ、手前が浅くてその沖を釣りたいところでは1.2g ジグヘッドが基準になる。ワームは同じだ。

 釣り始めて反応が鈍ければ、ワームを2.2inに小さくする。これでバイトの有無、バイトがあれば掛かるバイトなのか掛からないバイトなのかを判断する。

 掛からない場合はジグヘッドをさらに軽くするが、「冬は風があるからできる限りジグヘッドの重さはいじりたくないほうです」という。

 ジグヘッドはいまやさまざまな形状が出ているが、一宮さんの好みはオーソドックスなタイプである。

 愛用しているのはスイスイスイムジグヘッド0.8gと1.2g、ワームはペケリングタイドマックス2.7in、2.2in、ペケリング2.5inの3種類だ。

web-ajimebarukurodai (6)これさえあればメバルはなんとかなる、というくらい強力なジェリーサーディン54

web-ajimebarukurodai (4)169使用したルアー。メインはスイスイスイムジグヘッド0.8g+ ペケリングタイドマックス2.7in、スイスイスイムジグヘッド1.2g+ ペケリングタイドマックス2.2in、ペケリング2.5in(左上)、ミュートボールミノー38F、ミュートボールペンシル38F(右下)、右上のジェリーサーディン54(すべてジャッカル)

 

おすすめカラー

 カラーに関しては「最近の好みはなにわブルー」で、半透明の青みにクラッシュグローが入った万能カラーだという。

 水が濁っていたり、河口で釣るときはチャートカラーにしてワームを目立たせ、満月など月明かりが明るい夜はブラックやレッドなどのソリッドカラーにするのがカラーワークだ。

 これからの時期はアジを釣っているとメバルが表層でパシャッとボイルすることも頻繁に起こる。そんなときはルアーをジェリーサーディン54に変えて良型メバルをねらう。

 もっとも、表層に出るのはメバルだけではないため、アジもメバルもどちらもねらうときにはタックルをもう1組出してアジ用とメバル用に用意する。ちなみにメバルねらいのタックルはPEライン0.3号を使用し、アジねらいではエステル0.3号を使用している。

 

web-ajimebarukurodai (5)ライトタックルはジグ単用(右)とジェリーサーディン用(左)。いずれもスナップなし

ロッド・BRS-S64UL-LG(ジャッカル)
リール・ヴァンフォードC2000S
(リールはどちらもシマノ)
ライン・エステル0.3号
リーダー・フロロ0.8号30㎝


ロッド・BRS-S68UL+LG(ジャッカル)
リール・ツインパワーC2000S
ライン・PE0.3号
リーダー・フロロ1.75号50cm

 

次回は実釣編です!

大分県臼杵(うすき)市/ルアーで釣るアジ、メバル、クロダイ その2

 

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