釣り場の暑さ対策をティムコの大津さんに伺いました。夏の暑さを乗り越えて、かけがえのない魚に会いにいきましょう!
暑さ対策を万全に!
写真と文◎Basserオンライン
釣り場の暑さ対策をティムコの大津さんに伺いました。夏の暑さを乗り越えて、かけがえのない魚に会いにいきましょう!
大津清彰(おおつ・きよあき)
1979年生まれ。ティムコのルアーデザインおよびマーケティング担当。大ヒットルアー「野良ネズミ」の開発者でもあるが、H-1グランプリやTBCトーナメントにも参戦するなどトーナメンターの顔も持つ。現在Basserにて「マッチザベイト学概論」連載中!
暑さ対策してますか?
皆さんこんにちは。編集部のクロハです。2022年の関東地方の梅雨明けは平年より22日も早かったようで、全国各地で最短の梅雨期間を更新したといいます。レンタルボートでのバス釣りに今年から挑戦している私ですが、雨の中のずぶ濡れバズベイトフィーバーを体験する前に梅雨明けを迎えてしまいました。釣り場に行って感じるのは、暑さ、暑さ、暑さ。
先日フォックスファイヤーの展示会でティムコの大津さんに会ったので、釣り場でできる夏の暑さ対策についてお聞きしました。
◎暑さ対策のキモ
速乾ウェアを濡らし続ける
お腹は濡らさない
なるべく肌は出さない方が疲労感が少ない
大津さんは、Basserでマッチザベイト学概論を連載中。長年バスのストマック調査を続けてきた大津さんが、エサとブラックバスの関係性からバス釣りを紐解く記事は必見です。また、Basser2022年7月号のトップウォーター特集号ではプロップペッパー(ティムコ)の記事にも登場していただきました!(ものすごくよく釣れると人気のプロップペッパー、つい最近2022年カラーを加えて釣具店に入荷されていましたが、売り切れ続出。編集部クロハは買うことができませんでした……)
そんな大津さんですが「うなぎいぬ」(Twitter@unagiinu1092) というハンドルネームでTwitterをやっています。大津さんの、釣り場の暑さ対策のツイートがコチラ↓↓↓
私は速乾ウェアは常に水で濡らしておく。濡らすのは肩・腕・背中・頭。乾燥し、汗をかく前に濡らす。
— うなぎいぬ@バス釣り真相解明(ルアマガモバイル)&マッチザベイト学概論連載中(Basser) (@unagiinu1092) August 8, 2019
そうすると気化熱でものすごく冷たくて気持ちいいし疲れない。
【速乾】っというのは、普通の服よりも乾きがいい≒水が蒸発しやすい≒服が冷えやすいということなのでとても快適。
水は空気の20倍、熱伝導率が高いので、夏の釣りは、やはり水を中心に使うほうが良いというのが私の考えです
— うなぎいぬ@バス釣り真相解明(ルアマガモバイル)&マッチザベイト学概論連載中(Basser) (@unagiinu1092) July 24, 2021
大津さんは長袖の吸汗・速乾ウェア(フード付き)を常に濡らしつづけて、その気化熱を利用して暑さ対策をしています。水の熱伝導率は空気の20倍以上とも言われており、ウェアを濡らして帰化させつづけることによって涼しさを保ちます。インナーを着用せずに素肌の上に直接速乾ウェアを着るほうが、濡らしたときにより涼しさを感じることができるといいます。
濡らす箇所は頭、肩、腕、足。お腹を壊してしまうので、お腹周りは濡らさないよう注意してください。大津さんは湖の水で濡らすそうですが、霧吹きやペットボトルなど、持参した水で濡らすのもよいでしょう(海に行かれる方は持参した水で濡らしましょう)。また、帰りのために着替えは必携です。
長袖を着用する理由は肌面を守り、日焼けを防止するため。肌面をさらして日焼けしたときと比べて、疲労感を抑えることができます。大津さんは同じ理由で、半パンやサンダルを履かないように心掛けています。
また、夏の釣り場に付き物なのが虫。虫刺されから身を守るためにもなるべく肌面は出さない方がよいでしょう。房総のダムはヌカカがよく出るので、行かれる方は要注意です。
フォックスファイヤー製品の多くに使用されている「着る防虫 スコーロンⓇ」はアース製薬と帝人フロンティア共同開発の素材で、繊維に虫を寄せつけない特殊加工を施した「防虫素材」です。UVカット機能も併せ持っているためアウトドアに最適です。
クーラーボックスの持参やこまめな水分補給も忘れずに!暑さ対策をして、夏の釣りを快適に楽しみましょう。
フォックスファイヤーは天気予報アプリ「ウェザーニュース」とコラボレーションして、「虫刺され指数動画」を配信している。天気予報を調べたときに、その地域が虫刺され指数の「注意レベル」や「喚起レベル」(ウェザーニュース独自の独自の方程式で算出)に該当すると、人気お天気キャスターによる注意喚起とスコーロンを紹介する動画が配信される
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