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編集部2021年10月3日

センドウタカシさんのお気に入りラバージグ(カバー用)7選!

PICKUP ブラックバス Basser バス釣り

シャローカバー攻略の定番と言えば、なんと言ってもカバージグ。というわけで、我が最愛のジグ&トレーラーを一挙ご紹介~!

我が最愛のジグ&トレーラーを一挙ご紹介!

センドウタカシ=文

この記事は『Basser』2020年5月号ポッパー特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ

 シャローカバー攻略の定番と言えば、なんと言ってもカバージグ。というわけで、我が最愛のジグ&トレーラーを一挙ご紹介~!

semdou

センドウタカシ

1974年生まれ。鳥取県生まれ、愛知県在住。本誌人気連載『A HARDDAYS NINJA』でおなじみのルアー・マニア。自身監修のモデルを発表するなど、ビッグベイトに対する造詣はなかなかのもの。バスボートとトーナメントをこよなく愛する本格派でもある。琵琶湖を中心にガイドも行なっている。

理想(好み)と現実(コスト)のせめぎあい

 皆さん、カバージグはお好きですか? 自分は、カバージグ、大好きです!

 でも……、ここ近年、リーダーレスダウンショットリグ(以下、リーダーレスDS)というものを覚えてしまってからというもの、これまでジグでねらっていたような場面もリーダーレスDSでやり切ってしまうことが多くなってきたというのが正直なところ。

 では、何故ジグではなくてリーダーレスDSなのかというと、これは、悲しい現実=コストの問題。

 カバージグの釣りは攻めてなんぼ。いくら腕を磨いても、高性能なジグを用いても、ルアーロストの可能性は完全にゼロにはなりません。

 自分の場合、ラバージグを販売するメーカーからサポートされているわけではないので、ラバージグを使いたければ、読者の皆さんと同じく自腹を切って買わなければなりません。

 もちろん、ルアー好き、釣具屋好きとしては、ルアーを買うのは全然いいんです。でも、ルアーのロストがかさむと、それに合わせて出費もかさんで行く。そして、釣行に使えるお金も減っていく…… (涙)。という、悲しいスパイラルに入っちゃうので、それを避けるべく、根掛りも少なく安上がりなリーダーレスDSを多用しているというわけです。

 では、ジグは全く使わなくなったのかというと、そういうわけではありません。

 かと言って、理論的な使い分けをしているわけでもなく、「ここはラバージグでデカイのが釣れるんだよな」とか「この時期はラバージグのほうが効く気がする」とか、あくまでも経験則に従ってのチョイスがほとんど。ホント、この辺り、テキトーで申し訳ない……。

 でも、ラバーの持つパワーというのは間違いなくあると感じるし、フックの存在感を消せる、より複雑なアクションを生む、水を噛んでルアーの動きを抑制する&フォールスピードを遅くするなどなど、ラバーならではの機能的なメリットも確実にある。

 ルアー、リグが進化した現在、ラバージグよりも合理的なカバーの釣り方は、ほかにも色々あります。それでも、アメリカのトッププロ達が、いまだにジグでカバーを撃ち続けるのは、それが勝てる釣りだからにほかなりません。

 また、勝ち負け抜き、我々が楽しむファンフィッシングにおいても、シンプルでいてダイナミックなカバージグの釣りには、理屈抜きの楽しさがあります。

 そして、一見同じようなジグにも、それぞれの個性があって、トレーラーとの組み合わせで色々な顔を見せてくれます。これもまた、ジグの醍醐味のひとつ。

 う~ん、この記事を書いていたら、なんだかウズウズしてきました。天気もいいし、お気に入りのジグ・タックルを1本持って、早速近所の釣り場に出掛けるとします。

 それでは皆様、よいジグフィッシングを! 

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[センドウさんのジグタックル]
ロッド : SDC-609HR-BMF "Hooligan"(sedition)
リール : タトゥーラSVTW8.1L(ダイワ)
ライン : ハードコアT7 18Lb(デュエル)

おすすめカバージグ1:カバージグSS(ダイワ)

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個人的に、ここ最近で最も使用頻度が高いカバージグがこれ。濃いカバーにもしっかり入れ込めて、スリ抜けも良好。サクサスフックのお陰でフッキングもバッチリ。いいカラーが揃っているうえに、小刻みなウェイト設定で、シチュエーションに応じた使い分けもしやすいです。FECO製品なのでJBNBCのトーナメントでも心おきなく使えるし、コストパフォーマンスも高く、非の打ち所がない!

おすすめカバージグ2:スライディングジグ(デプス)

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立ち木やブッシュなどのウッドカバーやゴロタ石など、比較的マテリアルの硬いカバーが絡むところで使用頻度が高いジグです。適度なスタック感もあり、モノに引っ掛けて誘ったりするのもやりやすいし、カバー撃ちからのボトムずる引き、といった使い方も得意なので、広範囲をサーチするオカッパリなんかでも使い勝手がいいです。

おすすめカバージグ3:エキップ(プロズファクトリー)

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かの川村光大郎名人も愛用してした逸品。発売当初、これだけハイクオリティーなジグが300円台で買えてしまうというのは、衝撃以外の何ものでもありませんでした。障害物回避能力が高いうえにリーズナブルだからこそ、更に強気にカバーを攻める事ができます。エキップが登場して、手巻きするのをやめました(笑)。モデルチェンジしちゃいましたが、今でも節約派アングラーの味方ですよね!

おすすめカバージグ4:自作ジグ(コブラ27/がまかつ)

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カバージグの釣りはビビったら負け。でも、強気に行くとルアーロストの危険が……。ということで、節約派アングラーが自作に走るのは自然な流れ。自分も、長い間市販のジグヘッドにラバーを手巻きしたモノ(1個当たり実質200円以下)を使用していました。自分が巻いたジグで釣れると喜びも倍。自然に使用頻度も増え、いつの間にかカバージグのスキルも上がっていましたね。

おすすめカバージグ5:T.O.ジグ(T.O.ルアーズ)

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アメリカのトーナメントを勝ち抜くためにデザインされた、大森貴洋プロ監修の名作。写真のものは、がまかつ・EWG(エクストラワイドギャップ)フック使用&ラトルチャンバー搭載モデル。ヘッド形状からもわかるように、ウイードやアシ・ガマなど、植物系カバーのスリ抜けが抜群で、長いストレッチをストレスなく撃ち続けることができます。フッキングのよさも◎。

おすすめカバージグ6:ホールショットジグ(ZPI)

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細かいところまで、よく作りこんである秀作です。中層やボトムでシェイクさせたときのアクションは、このジグならでは。タフなタイミングでしっかりと誘いを入れたいような場面で実績が高いですね。個人的には、ビッグダディーなどのポークラインドやチャンク系のワームと組み合わせるのがマスト。販売された時期が短かったこともあり、今となっては入手困難なのが難点です。

おすすめカバージグ7:WEAPON JIG(TOURNAMENT LURES)

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バスブーム世代にはお馴染み、ゲーリー・クラインプロデュースのウエポンジグ。比較的安価なうえに、かの今江克隆プロも愛用していたということで、自分自身、カバージグの釣りに取り組むきっかけとなったルアー。当時は、カバージグに関しての理解度も低かったため、「アメ物なのにハリの刺さりがいいな~」くらいの感覚しかなかったけど、本当に沢山のバスを釣らせてもらいました。



後編:トレーラーワーム編はこちら

 

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