Basserオールスタークラシックの歴史を振り返ります。河口湖開催の第2回大会を制したのは、当時28歳の沢村幸弘選手! バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
河口湖開催の第2回大会を制したのは、当時28歳の沢村幸弘
Basser編集部=写真と文
第2回大会・河口湖(出場43名)
※表中ならびに文中、敬称略にて失礼します Place | Name | Total weight(g) |
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1 | 沢村幸弘 | 2340 |
2 | 下野正希 | 2120 |
3 | 小山隆司 | 1900 |
4 | 河辺裕和 | 1870 |
5 | 秋林義継 | 1820 |
1988年10月30日に開催された第2回大会には、トーナメントで活動中のアングラーだけでなく、雑誌とTVで活躍中の故・西山徹や、NBCのジュニアアングラーも迎えて計43名で競われた。
当日は小雪が舞うコンディションで、出場選手の半数が大石沖ディープ、水深8mラインにねらいを定めていた。
しかし、この試合を勝った沢村幸弘のエリアは鵜ノ島の南西にある寺下。沢村はここでドロップオフを挟んで隣接するシャローとディープを効率よくねらい、前回の雪辱を果たして初優勝を遂げた。ウイニングルアーはバイブラシャフト1/4oz・シングルウイロー。持ち帰ったバッグリミット(7尾)のうち1尾がキーパーサイズの25cmに満たず、冷や汗ものの検量となったが、それでも勝利の女神は沢村にほほ笑んだ。

掲載は1988年冬号

2016/6/28