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2万円で始める休日の釣り。渓流のルアーフィッシングに挑戦! :前編

準備すべき道具と遊漁について

写真・文◎井上尚之
01-A820F8D9-424B-4B4F-9CF3-EFEEA33DB7BB 初めての川でもこんな魚がヒット!

『つり人』2019年3月号掲載の「管理釣り場のトラウトに挑戦!」で、それぞれ2万円でお気に入りのタックルをそろえた女性2人。見事、ニジマスを手にしたが、今回はいよいよ渓流にチャレンジする。


◆後編「流れの中でのルアー操作のコツ」はこちら

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新しくそろえたものは?


 「渓流釣り」と聞くと、どこか敷居の高さを感じてしまう人は多いようだが、実際はとてもシンプルで、気軽に挑戦できる釣りである。大自然の中で、川を渡ったり、岩をよじ登ったり、その楽しさは言葉に表わせないものがある。

 どんな釣りも、専用の道具があれば心強いのは確かだけれど、そうでなくても楽しめる釣りだから、まずは川に行ってみてほしい。そんな思いから、今回は「管理釣り場用にそろえたタックルを流用」して、前回トラウトフィッシングに初挑戦した、かなこさん、ふーこさんと川に向かった。

 前回、タックルはロッド、リール、ルアー、そしてスナップといった小物まで一式そろえている。今回は、まずタックルの中では、ラインとルアーのみを、渓流釣り向きのものにチョイスし直した。

04-3E8DD387-7AA3-4506-BD90-40E25F01A11B 渓流用のルアー。3~4gのスピナー(最下段の4つ)がまず最優先アイテム。あとはミノーとスプーンを追加

 新しく購入したのはPEライン、ショックリーダー、渓流用のルアー数個、交換用のフック、そしてウエーダーだ。これら、新しく用意したものの総額は1万円弱。ルアータックルはあるけれど、渓流に行ったことがない人も、同じ内容のものをそろえればあとは川へ行くだけだ。ソルト用でもバス用でも、最初のタックルは何でも構わない。

 渓流に向けての道具はすべて大手釣具店で購入。ウエーダーは低価格のブーツタイプ。足のサイズや丈が合わないと、ソ行時にバランスを崩しやすく危ないので、しっかりと試着してから購入した。女性の場合、冷えやすかったり、ブーツ部分がきついと爪を傷めやすいので、ぴったりのものではなく、少し大きめのものを買って、厚手の靴下で調整するのがすすめだ。

02-ED7949BF-D4C3-44C4-B02C-791030C66578 ウエーダーなど必要最小限のものを追加購入

05-0ECFA245-87DD-4912-A575-979F561B9C32 ウエーダーは必ずお店で試着しサイズを確かめる

 ルアーは3種類。スピナー、スプーン、ミノーだ。慣れないうちは圧倒的にスピナーが使いやすいが、ミノーとスプーンも持っておこう。一般的な渓流であれば、重さは3種とも3~4gが使いやすい。せっかくの1尾を確実にキャッチできるように、交換用のフックもあるとよい。

 そして重要なのが偏光グラスだ。釣りの最中や川を渡る際に水中がよく見えるだけでなく、対岸の木に引っ掛けたルアーが外れて飛んできた時など、万が一の事故を防げる。最初は数千円のリーズナブルなもので充分だ。

03-9B585064-A362-441A-ABF0-A34177DAA68D 今回使ったタックル一式。ロッドとリールはそのままでOK。ただしラインをPEに巻き替え、ルアーを渓流用にチェンジ。そして偏光グラスが欠かせない

初めての川選びと遊漁について


 この釣りを始めるうえで重要なのが川選びだ。当たり前だが、重要なのはまず魚がいること。そして安全面だ。インターネットを駆使して、お住まいの近くの川を検索すれば簡単に釣果が出てくるから、まずは釣れている情報が見つかった川に行ってみよう。基本的に、ヤマメやイワナ、マス類が生息する川にはその川を管理する漁業協同組合(漁協)というものがあって、釣りをするには遊漁券が必要になる。地域の観光案内所やコンビニで売っていることも多いので、川に入る前に購入しよう。

07-40609791-CC30-4FDE-8B11-EDDC07C9DAAE 人里近い渓流なら遊漁券はコンビニで買えることが多い。写真中の右にあるのが遊漁券の取り扱いを示すノボリ、桂川水系なら1日800~1200円(管轄漁協による)

 そして一番大切な安全面。まずは渓流釣りビギナーの方の川選びにおいて、いきなり山奥の川に入ることはおすすめしない。予期せぬ怪我や動物との遭遇も考えられるから、まずは市街地を流れる里川タイプの川をおすすめしたい。道路沿いの川であってもヤマメやイワナは釣れるし、何より、女性にとってすぐに立ち寄れるコンビニの存在はいろいろな面で大きい。今回釣ったのも甲州街道沿いを流れる里川だ。気軽に入渓できる川ならば、身軽な道具で臨むことができるから、より初めての渓流釣りに集中できるだろう。


この記事はつり人2019年6月号でも読むことができます



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