編集部2019年5月4日

身近な川の大物釣り ボイリーでねらうコイ釣り入門 :道具編

コイ 河川・湖の釣り 魚種別釣りガイド

近年人気が上昇しているのが、ボイリーと呼ばれる人工エサを使ったヨーロッパスタイルのコイ釣りだ。シーズンはサクラの咲くころスタートし、今がまさに絶好の時である。コイは多彩なフィールドで楽しめるが、入門はアタリの多い都市河川がおすすめ。

ロッドは投げ竿やルアー用でもOK!

講師◎内藤祐介

4月上旬、多摩川大橋下流で手にしたコイ。今回の講師である内藤さんは山梨県・河口湖をホームグラウンドとし、各地のフィールドへも足を運ぶオールラウンダー。『Carp Fishing』でも活躍中

◆ボイリーとヘアリグの準備はこちら
◆ポイント選びからエサ撒き、ランディングまで実釣編はこちら

近年人気が上昇しているのが、ボイリーと呼ばれる人工エサを使ったヨーロッパスタイルのコイ釣りだ。シーズンはサクラの咲くころスタートし、今がまさに絶好の時である。コイは多彩なフィールドで楽しめるが、入門はアタリの多い都市河川がおすすめ。身近な大もの釣りを楽しみに近くの川へ行ってみよう!

手持ちのタックルでスタート


 私は河口湖などの山上湖でサオをだすことが多いが、時々都市河川に出かけてカープフィッシングを楽しんでいる。都市河川の魅力はアタリが比較的多く、短時間でも楽しめることだ。アベレージサイズは60~70㎝というフィールドが多いが、今回サオをだした多摩川汽水域のように、90㎝オーバーがねらえるフィールドもある。

 身近な大もの釣りの醍醐味を最もお手軽に味わえるのが都市河川のカープフィッシングではないだろうか?

 今では専用のタックルを揃えて、本格的にやっているが、始めたばかりの頃は投げザオやルアーロッドを使っていた。本格的なタックルは後から揃えればよいので、まずは手持ちのタックルで始めてみるのがよいだろう。

p 128-133 tackle
 カープフィッシングは比較的タックルの流用が利く。都市河川でヒットすることが多い60~70㎝であれば、投げザオやルアーロッドなどでも充分に対処可能だ。むしろスリリングなファイトが楽しめる。リールもサオに合わせた大きさのスピニングリールでOK。ナイロンライン3~5号を巻いておこう。

 コイは重量がある魚のため、抜き上げるのはまず無理だ。ランディングネットは必須になる。専用のものもあるが、まずはタモ網でも充分。

 リリース前提の釣りなので、釣った魚はなるべくダメージなく水に返してあげたい。やわらかい草の上であれば、魚へのダメージは少ないが、河川は護岸されている場所が多く、その上に魚を置くと魚体が傷だらけになってしまう。そこでカープアングラーは魚体を保護するために、アンフッキングマットと呼ばれる専用のマットを使っている。まずは、シートなどを流用しても構わない。地面に直接魚を置くことは避けたい。

 そのほか、ロッドポッドと呼ばれるサオ置きやアタリを知らせるバイトアラームなどもあるが、なくても問題ない。サーフ用の三脚を使用したり、地面にロッドを直接置いてもよいだろう。

boily カープフィッシングの心臓部であるボイリーとヘアリグ。ヘアと呼ばれるハリから垂れたハリスにボイリーをセットする

ロッド&リール以外に用意したい道具

ボイリー kakomi0101boilliea 種類が多いので、まずは15㎜か16㎜のボトムタイプを揃えたい

ヘアリグストッパー kakomi0107stoper ボイリーをヘアリグに止めるのに使うパーツ

ニードル kakomi0106needle ボイリーをヘアリグにセットする時のアイテム

オモリ kakomi0103lead 使用するロッドに合わせて15~20号を選びたい

ランディングネット kakomi0108net 写真は専用のネットだが、まずはタモでも充分。専用ネットは網目が細かくコイを傷付けにくくなっている

アンフッキングマット kakomi0109mat ハリを外す時にコイを載せるマット。まずはレジャーシートで代用してもよいだろう

セーフティーリグシステム kakomi0104leadclip 投げ釣りでいうテンビンや遊動オモリ部分。オモリが落ちやすくなっているのが特徴。ファイト中にオモリが外れ、抵抗を減らしてくれる。また、根掛かりした時もオモリだけ外れやすい。洋式の捨てオモリ仕掛け

クイックリンク kakomi0105rigring セーフティーリグとヘアリグを接続する時にあると便利

次回「ボイリーとヘアリグの準備」へ続く……

この記事はつり人2018年6月号でも読むことができます



 

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特集は「渓流 小川 堤防 地磯 ゴロタ浜 とびきりのポイント見つけよう! 穴場探釣」。まもなくゴールデンウイーク。夢の10連休という人も、多少は休めそうという人も、次の休日は、新しい釣り場に足を向けてはいかがだろう。川も海も、季節がよくなり、人出も増える季節。その中でも、視点を少し変えたり、歩く労力をいとわなければ、理想的といえる釣り場は、意外なほど身近にある。巻頭の舞台は東京都の奥多摩、小川谷、大丹波川。ゴールデンウイークでも、都心部から渋滞を気にせず行けるこのエリアには、きれいなヤマメやイワナが棲む支流が数多くある。そのほか、伊豆、三浦の穴場攻略、真鶴の空撮ガイドなど充実の内容でお届け。






2019/5/4

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