フッキング率をアップさせるためのフックチューンや、アピール力を高めるブレードチューン、ルアーロストを軽減するチューンまで幅広くご紹介します。
鯰釣りで使うルアーのチューニングをしてみませんか?
食わせ効果アップのタコベイトチューン
リアフックにタコベイトを装着すると、フックを食ってきやすくなる。スカートが長すぎると先端を食ってフッキングが悪いので写真のように短くカットするのがキモ
マヅメ&ナイトチューン
多くのナマズ専用ルアーは化学発光体を取り付けられる。視認性が高いとおすすめするのが上部に膨らみのあるルミカ「ウミホタル25」
ルアーロストを軽減する「リアフック」のカスタム
ナマズ釣りは障害物を撃ちまくる釣りなのでルアーロストがつきもの。駒崎さんは回収率を上げるためトリプルフックを装着したスプリットリングが開くようにカスタムしている。おすすめは以下のものだ。
・スプリットリング# 0 と# 2。愛用はカルティバ「P - 04ファインワイヤー」
・スプリットリングを繋ぐスイベルは軽量かつ高強度な2 連スイベルRYUGI「キャロダンスイベル」がおすすめ
・愛用フックはマイクロバーブが特徴の中軸フックがまかつ「スプロートベンドMH」。メイン使用は# 6、魚が小さい時やバイトが小さい時は# 8 に交換する
ちなみに、予備フックは# 0 のスプリットリングを装着した状態で携帯しておくと手返しが速い。スプリットリングオープナーも必需品
また、ゴミ溜まりや浮草の多い釣り場ではトリプルフックよりもダブルフックのほうが根掛かりは少なくなる
フロントブレードのススメ
ナマズはルアーの後ろに付くことが多い。ほぼリアフックに掛かることから駒崎さんはフロントフックを付けない。フロントアイに装着するのはコロラドブレードだ
ブレードチューンの効果
1、フラッシング効果がアップ
2、音のアピール度がアップ
3、異なる波動が生まれる。違う種類の波動があると魚はスレにくい
4、巻き抵抗が大きくなるためスローに引ける
ワイヤーリーダーが便利!
リーダーはノイジー系トップルアーの弱点であるライン絡みを防止し、根ズレ強度も非常に高いナイロンコートワイヤーDECOY「鯰リーダー」を愛用。スイベルにPE を結ぶだけなのでノットを組む手間もない
※このページは『つり人 2023年7月号』を再編集したものです。
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