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編集部2022年5月7日

【投げ釣り】遠投できる投げ方の基本を解説! 目指せ200m超! 後編

カレイ 海の岸釣り シロギス 魚種別釣りガイド

投げ釣りのスペシャリスト・伊藤幸一さんに遠投できる投げ方の作法を教わった。「投げ釣りのキャストで一番大事なのは“タメ”の意識」と伊藤さん。150m、いや200mを超えるための基本と極意を教わろう。

遠投の一連の動作を実践

講師◎伊藤幸一 写真・文◎編集部

 投げ釣りのスペシャリスト・伊藤幸一さんに遠投できる投げ方の作法を教わった。「投げ釣りのキャストで一番大事なのは“タメ”の意識」と伊藤さん。150m、いや200mを超えるための基本と極意を教わろう。

この記事は月刊『つり人』2020年6月号に掲載したものを再編集しています

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遠投の投げ方:一連の動作

「足→腰→上半身」の順番を意識して身体の反発力を活用!

▼右足に体重を乗せ、左足を徐々に開いていく

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▼左足を開き、右足に乗せていた体重を左足にシフトさせる。左足が地面につくと同時に腰を回転し始める。視線は30~40°上空へ向ける(30~40°の弾道が最も飛距離が出る)

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▼腰の回転を加速させ、それにつられるように胸を張る意識で上半身を開く。上半身はのけぞり気味のほうが反発力を使いやすい。上半身が動き始めたときはまだサオは動いていないのが理想。ここで粘って身体のタメを作ってから腕を振り始める

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▼重心は完全に左足に。サオを強く振り抜く。リリースタイミングはとくに意識せずとも勝手にチカライトが指から離れてくれると伊藤さん

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▼フィニッシュ。イトの角度とサオの角度が合っていると抵抗がかかりにくく飛距離が伸びやすい

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遠投の投げ方:腕の振り方

まず脇は締めすぎない。ロッドを身体からできるだけ離したほうが遠心力を活用しやすいからだ。しかし、離せば離すほど筋力が必要になる。伊藤さんは左腕はできるだけ伸ばし、右腕は90°ヒジを曲げ、なおかつできるだけ脇を締めない意識で構えている

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腕を振る軌道について伊藤さんはこう言う。「左手の軌道を右手がそのまま追いかけるイメージで私は投げています」

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