海のサクラマスをねらうとき、シングルフックとダブルフックはどう使い分ければいいのでしょうか?釣具店員さんとハンドメイドルアーメーカー代表に話を聞きました。
海のサクラマスをねらうとき、シングルフックとダブルフックはどう使い分ければいいのでしょうか?釣具店員さんとハンドメイドルアーメーカー代表に話を聞きました。
シングルとダブルはどのように使い分けていますか?
熊谷 基本的には魚の活性で判断しています。リトリーブ中にコツコツ当たっているのに乗らなかったり、シーズン終盤でスレていたりする場合はダブル。逆にものすごい勢いで食い上げてくる魚影が見えたときや、深いバイトが得られそうなシチュエーションならシングル。前者は食いが渋くても拾い上げるようにフッキングできますし、後者はハリ先が一つで貫通力が高いため、刺さればしっかりとカンヌキをとらえます。
佐々木 私は普段、可能な限りシングルを選んでいます。ダブルを使うのは主に、魚をキープしたいとき。ただし、アメマスとサクラマスが混在するエリアではシングル。(キープしない)アメマスを速やかにリリースするためです。それと、ルアーとのバランスも考慮する必要があります。たとえばトレブルフック標準搭載のミノーをシングルに交換すると、当然ながらアクションは変わりますよね。一方で、あえてこれ(意図的なフック交換)を行なうことも少なくはありません。ウオブリングが大きいルアーの動きを抑えたいときはダブルにしたり、潮が緩くてアピールを強めたいからシングルにしたり……状況によりけりです。とはいえサーフで釣っていると、ルアーが実際にどのように動いているかが分かりづらい(見えない)と思います。なので一度、自分が使いたいルアーのアクションがシングルとダブルでどう変わるかを、漁港などで確認してみるのがおすすめです。
チューンドパーチ
●サイズ:#3S、#SS、#S、#M、#L、#LL
●カラー:フッ素ブラック、ソルティーゴールド
●入り数:10~16本
●価格:550円
チューンドパーチ ダブルアシスト
●サイズ:#SS、#S、#M
●カラー:フッ素ブラック、ソルティー
ゴールド
●入り数:2本
●価格:605円
チューンドパーチ シングルアシスト
●サイズ:#SS、#S、#M、#L
●カラー:フッ素ブラック
●入り数:4本
●価格:605円
※このページは『North Angler’s 2024年5月号』を再編集したものです