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編集部2024年4月19日

海でサクラマスをねらうなら知っておきたいフックカラーの使い分け

釣りの仕掛け集 NorthAnglers サクラマス

海のサクラマスをねらうとき、シングルフックとダブルフックはどう使い分ければいいのでしょうか?釣具店員さんとハンドメイドルアーメーカー代表に話を聞きました。

フッ素加工がされている黒いハリと、金バリならどちらがいいのでしょう?釣具店員さんとハンドメイドルアーメーカー代表に話を聞きました。

 

PROFILE

佐々木大(ささき・たかし)

釧路市のルアー&フライショップ『ランカーズクシロ』スタッフ。

 

熊谷隆志(くまがい・たかし)

岩手県在住。自社メーカー『クマタニトラスト』のハンドメイドルアーは、北海道においても高い人気を得ている。

 

 

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フッ素ブラックとソルティーゴールドそれぞれの特徴を教えてください

熊谷 フッ素ブラックはその名のとおり、フッ素コーティングが施されているため刺さりがすごくいいです。ソルティーゴールドは金バリで集魚効果が高く、アピール力を向上させたいときに有効だと思います。あるいはフックの存在を隠したい場合……たとえばホッケの猛攻に遭ってしまうときなどはフッ素ブラックにすれば解消できるかもしれません。これは私自身が今シーズン取り組んでみたいテーマでもありますが、他魚種の活性やルアーカラーに合わせて使い分けたいと考えています。

佐々木 あくまで私の個人的な好みはフッ素ブラックです。これは先ほどお話ししたように、刺さりやすさを重視しているから。しかしフッ素コーティングは摩擦抵抗が少ないぶん、刺さると同時に抜けやすい側面もあります。そこで推奨したいのが、ロッドによる使い分けです。私は柔らかいサオでドラグを緩めてファイトするスタイルなので、フッ素ブラックが性に合っています。これが硬いサオでドラグを締めてパワーファイトする方だと、フッ素加工の滑りやすさが裏目に出てしまうかもしれません。魚がロッドの反発を嫌って暴れやすくなってしまうからです。その場合はソルティーゴールドが適しているということになります。

熊谷 どうしてもロッド、リールやルアーばかりに目がいきがちですが、自分のスタイルやタックルに合わせたフック選択が大事ですよね。「トータルコーディネート」とでもいうべきでしょうか。

佐々木 このように同じハリでも2色のラインナップがあると「じゃあ、どっちがすぐれているの?」などといった議論になりがち……。しかし、そもそも優劣を決める問題ではなく、それぞれに存在意義と適材適所があります。魚との唯一の接点といえるフックだからこそ、タックルのなかでも優先度は高くあるべきだと思います。

 

チューンドパーチ

チューンドパーチ
●サイズ:#3S、#SS、#S、#M、#L、#LL
●カラー:フッ素ブラック、ソルティーゴールド
●入り数:10~16本
●価格:550円

チューンドパーチ ダブルアシスト

チューンドパーチ ダブルアシスト
●サイズ:#SS、#S、#M
●カラー:フッ素ブラック、ソルティー
ゴールド
●入り数:2本
●価格:605円

チューンドパーチ シングルアシスト

チューンドパーチ シングルアシスト
●サイズ:#SS、#S、#M、#L
●カラー:フッ素ブラック
●入り数:4本
●価格:605円

 

 

 

 

 

 

※このページは『North Angler’s 2024年5月号』を再編集したものです

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