編集部2022年7月7日

落水すると自動で周囲へSOSを発信するギアが発売中! 釣りだけでなく水産、港湾、海運、マリーナなど海に関わる人の安心をサポート/JM-Safety その2(全2回)

釣りの仕掛け集 PICKUP タックル

万が一、船や磯や堤防から海中に転落してしまった場合、命を落とさないためにはいかに早く発見してもらうかが大事になる。救命胴衣を着用していても悪天候や夜間、周囲に船や仲間がいないと発見されにくく転落から時間が経つほど低体温症のリスクも上がる。こうした落水事故に対応する安心ネットワークが誕生したのは何よりの朗報だ。

3つの機能で早期発見と早期救助へ【PR】

協力◎日清紡ホールディングス株式会社 

早期発見と早期救助を実現する海の安心見守りサービスがさらに進化。JM-Safety のサービス開始から1年を経て落水検知ユニット購入者、スマホアプリのダウンロードは順調に伸びている。そんな海の安心見守りサービスに新たなツールが加わった。

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個人も事業者も注目

小島 JM-Safety はご存知でしたか?

藤井 いえ、知りませんでした。

小島 1年前に始まったばかりのサービスですので。

藤井 たぶん、周りでも知っている船長はいないと思いますよ。

吉川 そうですか。でも、画面で見ると田子湾内にもJM-Safety のユーザーの船が浮かんでいますね。

藤井 あ、そう⁉ 今日の仕事終わりに船長仲間に集まってもらうんだけど、みんな知らない感じでしたけどね(笑)。

小島 プレジャーボートやシーカヤックかもしれません。実際、スマホアプリはいままでで約2万インストールされていて、おかげさまで少しずつ浸透し始めております。

藤井 なるほど。これが当たり前の世の中になればユニットを持った仲間たちがいっぱい表示されるんですね。

吉川 アプリだけという方もいらっしゃいますが、ユニットもかなり購入が増えていて、SNS 等でも購入した方の投稿がたくさん見られ、安全の輪を広めてくださっていているおかげで、お互い助け合える海の仲間が近くに増えている状況になりつつあります。

藤井 なるほど。最近は北海道の知床の沈没事故もあって、海の安全にはみな関心が高まっていますからね。

小島 おっしゃるとおりで、マリンレジャーの事故はなかなか減らない状況が続いています。さらにコロナ禍になり、三密になりにくい海のレジャーに多くの方たちが参入したことで、ビギナーの方が操船する機会も増えているようです。免許は取っても、現状ではなかなか船を所有することも難しいので、レンタルボート人気が高いと聞いています。

藤井 そうですね。うちも去年から伝馬船のレンタルを始めましたが、よく利用してもらっています。

小島 実際、磯釣りファンやボート釣りファンを見送ったあとは心配だったりしませんか?

藤井 なるべく日中は磯のお客さんの近くにいて、何かあればすぐに駆け付けられるようにしています。ちょっと波風があって危ない日はボートの貸し出しをやめるとかは気を遣っていますけどね。

小島 やはり、安全面には相当気を遣われていると察します。ちなみに最近は遊漁でも職漁でも、管理者ツールを利用する事業者様が増え始めています。船を何隻か持って漁業をされている場合、それぞれの船の位置を把握することで所属船の安全を見守りながら、的確な情報を伝えてチームワークを活かして効率よく漁ができるようになり、漁獲量が増えて燃料代が減るという好循環につながる例もあります。

藤井 なるほど。

吉川 たとえばレンタルボートそれぞれの位置を一つの画面で管理して、航行区域から外れたり、危険個所に入るボートがあればアラートする機能で、気付いた後に個々に注意を促したり、同じエリアの釣船屋さん同士で活用して、パソコン画面で位置や安全状態を管理することもできます。

藤井 ボートも磯釣りも磯替えや早上がりのときの連絡手段だから全員スマホは持っているし、落水検知ユニットもそんな邪魔になる大きさじゃないから、持ってもらえたらこっちも安心だよね。

小島 そうなんです。釣りをされる方は自らの命を守るため、事業者はお客様の命を守るため、これが習慣になるとお互いが安心できるわけです。ただし、電波を飛ばすのはスマホからですので水没して壊れないように防水ケースに入れておいていただくことを推奨しています。

藤井 最近は防水機能付きのスマホも増えたからね。釣り好きの人ほど防水タイプを選んでいますよね。

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ユニットの設定は番号や自分の情報を打ち込むだけなので思いのほか簡単。写真はiPhoneだがAndroid端末でも設定可能だ

 

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ユニットの下側に設けられた2 つの電極に2 秒以上水が浸かると落水を検知。スマートフォンを通じて見守り登録者や5 海里以内にいるユーザーに落水通知が瞬時に届く

 

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こちらは見守り登録したスタッフのスマホ画面。「同じ通知が田子湾に浮いている別の船にも届いているわけですね……どうしよう」と心配する藤井船長だったが、救助が終わった場合や誤通知の場合はすぐに解除でき、解除通知もされるので大ごとにはならない

 

安全に真摯に向き合う船長たち

午後3時を過ぎ、沖磯の渡船客が港に戻ってくる頃、藤井船長の声掛けにより、田子港のみならず、お隣の安良里港などの遊漁船、渡船、さらにはダイビング船や海洋工事関係者までが田子漁協前に集結。みな、真剣な表情で説明に耳を傾け、落水検知のテスト画面を食い入るように覗き込んでいた。「たしかに夏の夜釣りでこれがあると安心だな」

「ユニットにライトを付けるとさらに発見しやすいかも」

「海で働いていて安全に気を遣っていない人間など誰もいないからカタログを見て勉強するよ」

などと意見をかわした。

イサキの好シーズンとあって、この日も夜釣りの渡船があると言ってせわしなく船に戻っていった船長たち。「万集丸」に乗り込む藤井さんのライジャケには、オレンジ色のユニットがセットされていた。

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「今日からお守り代わりに船上では肌身離さずユニットを携帯します」とは田子港「万集丸」の藤井船長

 

 

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▼まずは無料アプリをインストール

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●動作環境:iOS13.0以上、Android.7.0以上
●Apple、Appleのロゴ、iPad、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたAppleInc.の商標です。
●iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
●AppStoreは、Apple Inc.のサービスマークです。
●Google Play、Google Playロゴ、Androidは、GoogleLCC の商標または登録商標です。

 

落水検知ユニット諸元

●金属部分(電極)が水に浸かった際に設定した時間経過すると落水と判断します。
●通信方式:Bluetooth Low Energy
●最大通信距離:約10m(見通し)
●サイズ:40×43×21(㎜)
●質量:約40g
●電池寿命:約2年(使用状況による)
●動作環境温度:-20~50度
※BluetoothR はBluetooth SIG,Inc.USA の商標または登録商標です


お問い合わせ先

日清紡ホールディングス株式会社
JM-Safetyサポートセンター
0120・666・104
https://www.jmarinesafety.jp/

注意事項
 ●本サービスは落水事故が起きた時の早期発見と早期救助を支援するものであり、安全を保証するものではありません。
●落水検知ユニットは救命用具ではございません。利用状況や通信状況によっては、完全に落水を検知および通知することはできません。
●本書の内容は、予告なく変更する場合があります。また、アプリのバージョンアップ等により本書と実際の画面とは異なる場合があります。

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