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編集部2024年3月26日

釣り糸メーカースタッフに聞きました!エステルラインのカラーの特徴

アジ 釣りの仕掛け集

アジングの主流はエステルである。ここではエステルラインのカラーについて話を聞いた。

ラインカラーの話

解説◎バリバス企画宣伝部 岸田凌

レッドアイとレモニーのカラーの特徴を教えてください。

岸田 アジングはナイトゲームが主体で高い視認性を求めるニーズも多いです。一部の地域でエリアトラウト用の高発色なエステル「スーパートラウトエリアES2レモニー」と「スーパートラウトエリアネオオレンジ」という製品がアジング用途としてよく売れました。そこで発売されたのがアジングマスターのレモニーです。黄色いラインの染色は透明度のない「失透」を採用して0.3号の細さでもラインの軌道がくっきりとして見やすいです。一方レッドアイは実釣時の視認性というより、結束時など手もとのラインの見やすさを重視しました。ライトアップした時に暗くて手もとが見えづらいという声が多かった。赤はヘッドライトの白色灯によく映えるんです。またレッドアイはリールに巻いた時の格好よさも視野に入れています。実際、発売当初からの受けはよく弊社のライトソルト用ラインの中ではかなり出荷量が多いほうです。

レッドアイはヘッドライトの白色灯によく映えて結束時に見やすい

レッドアイはヘッドライトの白色灯によく映えて結束時に見やすい

 

他ジャンルの釣り人から色付きのラインは弱いと聞いたことがありますが、実際どうなのでしょう?

岸田 すべてのラインは製造段階で強度検査を行ないます。同じ号数のエステルで色付き、色なしの引っ張り強度を測れば、ほぼ変わらない数値が出ます。つまり初期強度は同等です。ただ経年劣化でいえば体感値としてピュアなクリアのほうが強いと言われることはあります。そこはメーカーがウォッチしにくい部分で、どのような使われ方がしているのか分からない。初期強度では既定の数値内にしっかりと収まる強度が出ています。

 

 

 

 

 

※このページは『つり人 2024年5月号』を再編集したものです。

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