アジングの主流はエステルである。ここではエステルよりもフロロカーボンが優位になるときをご紹介します。
エステルとフロロの使い分けは……?
解説◎バリバス企画宣伝部 岸田凌
アジングマスターにはフロロカーボンもラインナップされていますが、出番が多いシチュエーションはどんな時でしょう?
岸田 風が強い時やボトムねらいの攻略が中心になる時です。比重が高いぶん風にあおられにくい。1g以下の極小ジグヘッドもボトムに入れ込みやすくなります。フロロを使い分けるユーザーは一定数います。リーダーもいらないので面倒臭くない。フロロは2ポンド(0.5号)がよく売れます。フロロの号数のニーズでいえば0.5号、0.6号、0.8号、0.4号という順番です。昔は「メバルゲート」というラインがありましたが、現在はライトソルト用のフロロではアジングマスターブルームーン一択になっています。
「アジングマスターブルームーン」は強風時やボトムねらいで威力を発揮す
エステルラインを使ってメバルをねらう方はいますか?
岸田 20cm以下のサイズが主体の釣り場なら使っている人はいます。それ以上のサイズをねらうとなればPEもしくはフロロが主力になってきます。やっぱりメバルは根魚ですからエステルを使うのを躊躇する人が多いようです。
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ライトソルト用のPE で愛用者の多い「アバニソルトウォーターフィネスPE X 8」と「アバニライトゲームスーパープレミアムPE X4」
※このページは『つり人 2024年5月号』を再編集したものです。