編集部2021年10月26日

全国おすすめ釣り場ガイド 北海道 道央 小樽市/小樽港のマメイカ釣り

全国おすすめ釣り場 北海道 PICKUP

  小樽港でのマメイカ釣りは例年9月末から、遅い年で12月まで楽しめる。札幌からのアクセスがよく、仕事終わりに楽しむ方も多い。状況のよい日ならあっという間に30パイなんてことも。手軽に釣れて食べて美味しいマメイカ釣りをご紹介します!

手軽に楽しめるULエギング

レポート◎小林亮  

この記事は『つり人』2019年12月号に掲載したものを再編集しています。

 小樽港でのマメイカ釣りは例年9月末から、遅い年で12月まで楽しめる。札幌からのアクセスがよく、仕事終わりに楽しむ方も多い。状況のよい日ならあっという間に30パイなんてことも。手軽に釣れて食べて美味しいマメイカ釣りをご紹介します!

小林亮
昭和55年生まれ。北海道札幌市在住。好きな釣りはルアーフィッシング全般、アユの友釣り、氷上ワカサギ釣りなど。姉妹誌「ノースアングラーズ」で道内の釣り場紹介記事を担当。釣って食べて浸かって北海道の生活をどっぷり満喫中

寝不足必至のイカフィッシング!?

 近年は道内でもアオリイカの釣果を聞くことがそれほど珍しくなくなってきたが、今も昔も北海道のイカ釣りはマイカ(スルメイカ)、ヤリイカ、マメイカなどのツツイカ類が中心だ。道央日本海では10~11月、これらすべてがねらえ、エギングのハイシーズン。札幌近郊に限ると、この3種のイカのなかで人気が一番高いのはマメイカだろう。これは札幌からアクセスのよい小樽港や余市港で手軽に楽しめ、状況のよい日なら30パイくらいあっという間に数釣りできるからにほかならない。「小樽港のシーズン開幕は例年9月末から。閉幕は年によりますが、遅い年は12 月まで釣れます。釣期が比較的長く、近場で釣果も安定しているので、仕事帰りに楽しんでいるお客さんも多いですね。食べても美味しいですしね」とは同地のマメイカ釣りに明るい、つり具センター宮の沢店スタッフの武川拓郎さん。

tba12_ph_01_03小樽港のマメイカ釣りはメッカといえる厩うまや町岸壁が有名だが、ポイントは各所にある。この日は風向きを考慮して第2埠頭の左角付近に入った

 マメイカは大きくても胴長15㎝程度と小型のイカ。アタリは基本的に小さく、エギングのなかでも最もウデの差が出やすいターゲットとされる。もちろん誰でもバンバン釣れるようなイージーな日もあるが、そのいっぽう、隣で入れ掛かりなのに、こっちは数ハイしか釣れない。そんな情景もたびたび見る。ポイント、タックル、レンジ、誘い方など、釣果を左右するファクターは無数にあり、ワカサギ釣りなどと同じで、数釣りを追及していくと奥が深いのも人気になった理由だろう。それゆえ、翌日に響かないよう早めの撤収を心掛けていても〝あと少しだけ……〟と延長戦が終わらず、つい予定時間をオーバー。この時期のエギングフリークは連日寝不足気味になる……。

 

tba12_ph_01_04シーズン序盤ということもあり、釣れるのは6~8㎝の小型主体だった。これから秋が深まると少し大きくなる

ライトな専用タックルがおすすめ

 かつてはエギングタックルといえばほぼアオリイカ向けで、それらはマメイカ釣りにはマッチしないので、ライトなトラウトロッド、メバルロッドなどを流用する人が多かった。現在もそれらで楽しんでいる人は少なくないが、この10年ほどでツツイカ類をターゲットにしたライトエギングがポピュラーになり、今はウルトラライトの専用ロッドを使う人も増えている。また、餌木も以前より選択肢が増えている。仕掛けはアシストリグやドロッパーシステムと呼ばれる餌木とスッテを併用するスタイルがすっかり主流になっている。「餌木、スッテは小さいのが無難です。小型の個体が相手になるシーズン序盤は特にその傾向が強いので、餌木は1・3~1・5号、スッテは0・8号を多用しています」

tba12_ph_01_07群れが濃い時に、ゆっくり寄せると追い掛かりしやすい。なお、「マメイカは身体の大きさの割りにスミが多いので注意です」と田中雅大さん

 小樽港では投光器で照らしてイカの群れを寄せ、岸壁際を探るのが基本。「直下に落とし、仕掛けを上下に動かすだけでも釣れますが、自分は軽く投げてねらうのが好きです。渋い時はラインに出るアタリを取れるかが大切になります。決して引きが強いとはいえないマメイカだけど、ヌーンと重くなる独特の手応えは不思議な中毒性があって、ヒットのたびにみんな笑顔になっちゃうんですよね」。渋くても楽しいエギングに挑戦してみては?

tba12_ph_01_06写真のクロソイなど、根魚もたまにヒットする。スッテや餌木に直接アタックしてくるほか、掛かったマメイカを食ってくることも……

 

イチオシギア

 

ダイワ『快適イカフックS』

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スッテを交換しやすく、本来のアクションを発揮しやすい専用のスナップ。なお、スッテの接続は本州のマルイカ釣りのように直結と枝スを出す方式、どちらも使われている。武川さんは取材の日は枝スを約2㎝出していた

 

tba12_ph_01_08スッテはヤマシタ『おっぱいスッテ』0.8~1.2号をメインに使った

 

tba12_ph_01_09餌木はヤマリア『ナオリーレンジハンター』シリーズ。こちらを抱いてくることもあるが、シンカーとしての役割が大きい

 

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つり具センター宮の沢店

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住所=札幌市西区宮の沢2条1-10-22 営業時間=9時半~20時(日曜祝日19時)問合先=☎011・664・3700

 

◆釣り場情報

交通●札樽道終点の小樽IC から至近

 

 

 

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