<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=170559842213036&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">
編集部2021年8月20日

千葉県/戸面原ダム 虫ルアー・リザーバーでの使い方(羽生和人) その2(全3回)

河川/湖沼 千葉 ブラックバス Basser バス釣り リザーバー

房総リザーバーの凄腕として知られる羽生和人さんは虫ルアーをサーチベイトとして使っている。その理由とテクニックを解説してもらった。今回は有効な時期とエリアについてご紹介。

 

 

虫ルアーでサーチせよ

写真と文◎編集部

房総リザーバーの凄腕として知られる羽生和人さんは虫ルアーをサーチベイトとして使っている。その理由とテクニックを解説してもらった。

この記事は「Basser」2019年10月号の記事を再編集しています。

 

14-Aug-19-2021-03-53-45-93-AM

羽生和人(はぶ・かずひと)

1982年生まれ。東京都出身、在住。房総リザーバーをホームに、厳寒期を含むオールシーズン安定した釣果を叩き出す。虫ルアーやネコリグを用いたパワーフィネス、ディープレンジのダウンショット、夏場のフィーディングフィッシュ、そしてサイトフィッシングなど、房総リザーバーで好釣果を上げるための釣りを高次元にこなす。

 

時期とエリア

 

ブーンが有効な時期はいつか。そしてどんなエリアがオススメか聞いた。

羽生「さっきまではカエルの話をしていましたが、名前と見た目からして、もちろん虫ワームとしても使えますよ(笑)。

なので、有効な時期はカエルと虫がいる期間。そうなると、房総リザーバーの場合厳寒期を除いた3~12月はイケます。その期間はずっとカエル的に使えて、虫は5~9月が盛期ですね。

エリアに関しては、まずバスのシーズナル的な動きを優先して考え、それにエサが絡むようなところがいいですね。

たとえば、9月ごろはまだ夏を引きずった日が多く、水温も高いはずです。そうなると必然的にバックウォーターの上流がまだ強いはず。しかもそのようなエリアには虫もカエルも多いのでなおさら期待値が上がります。

上流以外では、インレットが絡む岩盤やブッシュ。そして外敵から身を守るシェルターであり、シェードを形成する浮きゴミなどですね。これらの要素が複合しているところほど一級スポットになり得ます」

 

 

05-Aug-20-2021-01-51-45-71-AM

04-Aug-20-2021-01-51-45-23-AM

03-Aug-20-2021-01-51-45-19-AM

02-Aug-20-2021-01-51-45-24-AM

ブーンでねらうのは浮き草、岩盤やインレット、ブッシュカバー、オーバーハングなどのあらゆるカバー。
パワーのあるPEラインとスナッグレス性能の高いブーンの組み合わせなら、ほとんどのスポットを臆せず撃てる

 

羽生さんのタックル

 

スピニング、ベイトロッドを問わずラインはPEがマスト。リーダーは組まずに直結する。

line-2

ラインの敵はカバーだけで はない。吸い込まれやす いルアーゆえ、このように バスの歯がラインに擦れる 状態にもなりやすい。バス のサイズに関わらず、最低 でも1号以上のPEライン で臨みたい

 

ブーン用のタックルは2セット用意し、チョウチン用(ロッド固め、ライン太め)とドッグウオーク用(ロッド軟らかめ、ライン細め)と使い分けた光の届かないオーバーハングやカバーの下で操作することが多い釣りなので、羽生さんはライン、ルアーとも視認性の高いカラーを好んで使う。

 

羽生「カラーに関しては、意識するベイトによっても変わってきます。カエルは腹が白いのでホワイト系。虫ならグリパン系を多用します」

 

tackle-Aug-20-2021-01-51-45-45-AM

 

羽生さんの使用タックル(上から)

 

ブーン(チョウチン)用

ロッド:スペルバウンドコアSCS-66-1/2ML-ST

リール:ツインパワー2500HGS(シマノ)

ライン:PE1.5

 

ブーン(ドッグウオーク)用

ロッド:スペルバウンドコア・プロトタイプ

リール:ロキサーニ2500SH(アブ・ガルシア)

ライン:PE1号

 

デカブーン用

ロッド:スペルバウンドコアSCC-63-1/2XH-ST

リール:スティーズA TW1016XHL

ライン:PE3号

ロッドはすべてエンジン製。リールのハンドルはすべてZPI製のものに交換

 

 

 

次回は虫ルアーの誘い方について!8/21公開予定

 

 

 

 

 

特集「ポッパー POPPIN’ APPETIZERS」

今号で18年ぶりのリニューアルとなる『Basser』。記念すべき一発目は今が旬のポッパー特集です。 加藤誠司さんが解説するカップ形状や浮き姿勢によるポッパーの性格の違いや、POP-Rの歴史に迫る座学的な記事はもちろん、カラーローテーションでバスを引き出す並木敏成さんの芦ノ湖実釣、琵琶湖でトップウォーター専門のガイドを営む明石光正さんのテクニック、“虫”をイメージしてポッパーを操る佐藤信治さんのメソッドなど、実践的内容も満載。

amazonで購入する
 

おすすめ記事

記事検索

  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

月刊つり人 最新号

つり人 2020年5月号

列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。