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編集部2025年7月3日

【東京のハゼ釣り場おすすめ6選】アクセス良好で実績の高いポイントを厳選紹介

電車で気軽にアクセスできる、東京都の「鉄板」ハゼ釣りポイントを紹介する。今回取り上げるのは、地元の釣具店や上級者たちが太鼓判を押す、実績十分な釣り場。手軽な道具で楽しめる、まさに都会のオアシスともいえる場所を厳選した。単なる場所の紹介に留まらず、それぞれのポイントで釣果を伸ばすための具体的な攻略法もセットで詳しく解説。この記事を読めば、次の週末、すぐにでも江戸前の粋な釣りに出かけたくなるはずだ。

電車で気軽にアクセスできる、東京都の「鉄板」ハゼ釣りポイントを紹介する。今回取り上げるのは、地元の釣具店や上級者たちが太鼓判を押す、実績十分な釣り場。手軽な道具で楽しめる、まさに都会のオアシスともいえる場所を厳選した。単なる場所の紹介に留まらず、それぞれのポイントで釣果を伸ばすための具体的な攻略法もセットで詳しく解説。この記事を読めば、次の週末、すぐにでも江戸前の粋な釣りに出かけたくなるはずだ。

まとめ◎編集部

東京都のハゼ釣り場おすすめ6選

ハゼは身近なターゲットであり、本格的な道具がなくても挑戦できるため、釣り初心者や家族連れにも最適な相手だ。ここでは、特にアクセスが良く、実績の高い釣り場を厳選した。

小名木川・クローバー橋付近

クローバー橋は小名木川と横十間川が交差する地点に架かる。周辺の水深は深くても約3.6m。泥地で根掛かりが少ない。どちらの川もよくハゼの釣れるポイントではあるが、横十間川の河川敷は工事が多いのと、足場が高くて釣りにくい。小名木川がおすすめだ。

小名木川・クローバー橋

ここではチョイ投げかミャク釣りがよい。ウキ釣りでも釣れるが、水深が深いため、釣りにくいためだ。ミャク釣りをするのなら、3.6m程度の渓流用ノベザオがよい。川の中心だけでなく足もとにもハゼがいる。底まで落として、横方向を丁寧に探れば簡単に釣れるはずだ。チョイ投げなら1.6~1.8m程度のコンパクトロッドに、ナイロン1号かPE0.6号ほどを巻いたリールを用意しよう。

仕掛けはミャク釣りならオモリは1号ほど、チョイ投げは3~5号程度のオモリを使う。ハリは5~7号のハゼバリを用意するとよい。時期としては10月までがトップシーズン。8月頃は10cm以下が多いが、10月には15cm近く成長した個体も混ざる。潮回りもシビアに考える必要はなく安定した釣果が得られる。

アクセスは近隣に有料駐車場がある。都営新宿線・半蔵門線の住吉駅から徒歩で約15分なので電車釣行も可能だ。釣具店もキャスティング住吉店が近くにある。

小名木川
クローバー橋から小名木川を望む。足場は低く釣りやすい

旧中川

都営新宿線の東大島駅から近い電車釣行に適したポイント。新宿駅から約25分で、トイレやコンビニもあり、ファミリー釣行にもおすすめ。東大島駅近くのコンビニではエサも販売されている。

旧中川

釣法は川幅が狭いのでミャク釣りがベスト。ハゼは底に生息しているため、タナ選びの難しいウキ釣りより簡単にねらえる。川幅が狭いため3m程度のノベザオを使う。0.5号のオモリが基準になるが、流れが強ければ2~3号を使用するとよい。ハリはハゼバリ5号か6号でよいだろう。よく目立つ赤い色のハリや発光玉の付いたハリを使用するとハゼが興味を持って近寄って来ることが多い。反応がよくない場合は逆に装飾の少ない仕掛けが効果的な場面もある。

手前にあるゴロタでもハゼは目視できる。そのハゼを見ながら釣りたい場合はタナゴザオを使った短い仕掛けでねらうのもよい。

キャスティング日本橋店によると、塩分濃度の変化や上流の荒川の水門が開いてしまう影響かこのポイントは雨後や雨の続いた日は釣果が伸ばしにくい。釣行日前の天気の確認が大切。数を伸ばしたい場合は小雨や曇りの時間に訪れることがおすすめだ。薄暗いほうがハゼはよく反応する。

旧中川の浅瀬
サイトフィッシングもできる

旧江戸川河口

旧江戸川は県境になっており、対岸は千葉県だ。このフィールドはシーバスやクロダイの釣り場としても人気が高く、近所に駐車場がありアクセスしやすい。

ハゼ釣りには舞浜大橋上流側の、コの字の石積みがあるエリアがおすすめ。フェンスもあるので転落防止にもなりファミリーでも安心である。

旧江戸川河口

キャスティング青戸店によると、ここではミャク釣りがおすすめ。中通しオモリの0.5号、軽い仕掛けに慣れていないなら1~1.5号を使用し、石積みの手前をねらう。底は牡蠣殻、岩、砂が混じっており、根掛かりが多いので注意。それほど動かす必要はない。エサはアオイソメがおすすめだが、アタリがない時にジャリメに変更すると急に釣れ始めることもある。エサは通し刺しにして1~2cm垂らす。これ以上垂らすとハリ掛かりが悪いが、短すぎるとせっかくの生きエサの動きが失われてしまう。ただ1、2度噛まれて少しボロボロなエサのほうが吸い込みはよく、釣果がアップすることもある。

ハリスの長さは10~15cmがよい。長すぎると潮の流れで浮いてしまいハゼのいる層から離れてしまう。ハリはがまかつ「糸付ファミリーキス・ハゼ(赤)」の6~7号がおすすめだ。

旧江戸川河口のハゼ釣り場
コの字型に石が組まれている周りにハゼが溜まりやすい

北十間川

東京都墨田区を流れる北十間川は、都心からのアクセスが抜群なハゼ釣り場だ。押上〈スカイツリー前〉駅から徒歩わずか5分という好立地に加え、護岸が整備されていて足場も良好。近隣にはコンビニや公衆トイレも完備されており、スカイツリーではショッピングも楽しめる。初心者や家族連れでも安心して楽しめる、都市型運河の好ポイントである。

中でも一級ポイントといえるのが、東京スカイツリーの麓に位置する東武橋周辺だ。このエリアは運河がせき止められているので餌が溜まりやすいことに加え、噴水設備による水の動きが常にハゼの活性を高めている。さらに、水底の地形にも変化に富んでおり、魚が集まる条件が揃っているのが特徴だ。これらの理由から、シーズンを通して安定した釣果が期待できる絶好の場所といえるだろう。

ハゼ釣りYouTuberとして活躍する398氏によれば、この釣り場は川幅が狭いため、繊細なアタリを取りながら効率よく探れる「ミャク釣り」が最も有効な攻略法だ。竿は、取り回しの良い2.1mの短竿を基本とし、対岸や沖の変化を狙う場合は2.7mの竿へと使い分ける。オモリは0.5号から1号までを用意し、場所による流れの強弱に応じてこまめに調整することが、釣果を伸ばす鍵となる。エサは近隣の老舗釣具店「竿辰本店」で購入可能。近くにスーパーも多いのでベビーホタテなども手に入りやすい。

北十間川

北十間川にある噴水。流れの変化と水底の変化があり安定した釣果が期待できる

多摩川河口

広大な多摩川のハゼ釣りにおいて、特に盛期に有望なのが、太子橋下流の船宿が並ぶエリアや、海老取川との合流点付近だ。これらの場所は桟橋などのストラクチャーが多く、ハゼが溜まる格好の付き場となっている。京急空港線・穴守稲荷駅から徒歩で約10分とアクセスも良好だ。

いずれのポイントでも、攻略の鍵を握るのが「潮」のタイミングだ。多摩川は干満差が激しく、干潮時は広大な干潟が現れて釣りにならない。ハゼが足元まで寄ってくる満潮の前後1〜2時間、潮が活発に動く時間帯を狙って釣行するのが鉄則である。潮が完全に止まる満潮のピーク時は、魚の活性も下がるため避けたい。

釣り方は、足元のストラクチャー周りを手返し良く探れる「ミャク釣り」が主体となる。桟橋の際や、点在する岩の周りをタイトに攻めることが釣果を上げるコツだ。可能であれば干潮時に訪れ、根の場所を事前に確認しておくと良いだろう。竿は取り回しの良い2.4m程度が最適である。

多摩川河口

隅田川

秋が深まり、冬の足音が聞こえ始めると、ハゼは越冬のために深場へ移動する「落ちハゼ」のシーズンを迎える。都心におけるその格好の狙い場が、隅田川だ。小名木川や佃堀といった運河筋からハゼが集まってくるため魚影が濃く、新大橋から清州橋の間など運河との合流点付近はハゼが溜まる一級ポイントとなる。ただし、隅田川は橋桁周りなど、投げ釣りが禁止されている場所も多い。釣行の際は、必ず現地の看板でルールを確認することが必須だ。

釣り方は「ちょい投げ」が基本となる。タックルは、3m前後のちょい投げ用ロッド(オモリ負荷10号程度)に、PEライン0.8号を巻いたスピニングリールを組み合わせる。PEラインの先には、リーダーとしてフロロカーボン2号を5mほど接続しておく。仕掛けはキス用のテンビンにオモリ10号をセットし、ハリは市販のキス用2本バリ仕掛けを用いるといい。エサはアオイソメを使用。3cmほどにカットしたものを2〜3本、ハリに房掛けにしてボリュームを持たせるのが効果的だ。

釣り方は、手前のカケアガリ(水深が急に変わる場所)を狙ってキャストする。イトフケを取って待っていると、着水直後に「ガガンッ」と明確なアタリが出ることが多い。川底は根がかりが非常に多いため、仕掛けは動かさないで待つほうが効率的。また、隅田川テラスは通行人も多いため、キャストの際は周囲の安全に十分配慮したい。

隅田川

ハゼ 全国おすすめ釣り場 東京 海のエサ釣り-陸っぱり 淡水の釣り

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