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編集部2022年7月29日

【渓流】害虫対策アイテム

月刊つり人ブログ 渓流

静岡県の西伊豆町で体験できるのが、仲間や家族と楽しく釣りができて、釣れた魚は地元の地域通貨に交換することが可能、さまざまなお店での支払いに利用できるというユニークなプランだ。

渓流で出会いたくない小さな生き物をまとめました

写真・文◎編集部

そんな厄介な生き物たちの特徴や対策をご紹介します

この記事は月刊『つり人』2022年9月号に掲載したものを再編集しています

 

ハッカ油

夏の渓の必需品

お手軽度★★★ 効き目★★★

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「スーッ」とする清涼感がクセになる。夏の必携品といえるだろう。ただし、濃度の高いものを使うと痛みを感じることがあるので原液の場合は希釈して使うとよい。衣服の端にハッカスプレーを吹きかけておくだけで虫の寄ってくる数は明らかに減る。キャップのツバなどに噴霧しておけば視界に入ってくる虫が少なくなるので釣りに集中しやすい。

ハッカスプレーの作り方

【用意するもの】

・ハッカ油……3 ~ 4 滴

・無水エタノール……10ml

・水……90ml

・スプレー容器( 比較的品質が安定するガラス製のものがよい)

【作り方】

①無水エタノール10ml を準備して、ハッカ油を少量(3 ~ 4 滴)垂らして混ぜる。少しずつ垂らして好みの分量を見つける

②水を90ml 入れて混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れたら完成

虫除けスプレー

清涼感がいらないならコレ!

お手軽度★★★ 効き目★★★

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1番有名な成分は「ディート」だ。日本では50年以上使われていて、世界的にも最も多く使われている虫除け成分。蚊やダニ、アブやブユ、ヤマビルにまで効果があるので1本持っていくとよいだろう。ただし12歳以下の子どもは一日に使用できる回数が決まっているので子どもと共有するのなら低刺激の「イカリジン」が主成分となっているものを選んでもよいだろう。ハッカとは違い、冷たくなるなどの効果は基本的にはないので肌寒い日におすすめだ。

防虫素材の衣類

渓の探検は服装選びから

お手軽度★★☆ 効き目★★☆

parka01

蚊やブヨ、マダニなどの被害に遭いにくくなるように防虫加工が施された衣類がある。彼らが服に止まることはあってもその先の吸血行動をしにくくなるというモノ。アームカバーなどの小物からシャツまで形状はさまざま。どれか一着買うならフーディがおすすめだ。ヤブ漕ぎの際にフードを被って移動すれば害虫の餌食になりにくい。フードは被っていなくとも首もとをある程度カバーしてくれるだろう。写真の製品は虫が生地に触れると避けていく接触忌避剤「No Fly Zone」を採用した薄手パーカー。天然の除虫菊の忌避成分と構造的に類似した人工の接触忌避剤なので安心だ。UVカット機能もある速乾ストレッチ素材を採用。

こちらで購入できます

アセット 1-2

 

防虫ネット

8月の害虫最盛期はネットで身体を守れ

お手軽度★☆☆ 効き目★★☆

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メッシュで顔を覆ってしまえばアブが気にならなくなる。網目の細かさにもよるが涙に釣られてやってくるメマトイ(小さなハエの総称)も避けられるだろう。虫が飛んでいると気が散るが、ネットを被れば気にしないで済む。しかし、網目が視界に入るという難点も浮上してくる。

蚊取り線香

釣りでも、キャンプでも、林業でも

お手軽度★★★ 効き目★★★

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蚊取り線香はキャンプなどで使うとよい。テントの四隅に置くだけで寄ってくる虫の数が激減する。一般的な置型タイプだけではなく、格子が掛かったキーホルダーの中に入れて携帯できるタイプもあるので釣りの最中に身につけることも可能。ちなみに本誌2019年9月号で蚊取り線香を使って蚊が最も寄ってこないのはどの製品か実験を行なったことがある。結果は富士錦 パワー森林香(児玉兄弟商会)という林業などの現場でプロが使うという製品だった。

オニヤンマのフィギュア

女子プロゴルファーにも愛用者多し

お手軽度★★★ 効き目★★☆

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飛んでいる虫を捕食するオニヤンマを模したフィギュアだ。代表的な製品はおにやんま君(サンライン)。使い方はクリップでベストやキャップに取り付けるほか、背中のリングにイトを通してぶら下げてるのもよい。風になびいている姿を見るとホバリングしているオニヤンマに見える。なるべくオニヤンマが動くようにするとよいという人もいる。キャンパーに人気があるのはもちろんだが、女子プロゴルファーが着用している姿も見られる。

虫刺されの薬

対策は万全に。それでも刺されたら即使用

お手軽度★☆☆ 効き目★★★

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蚊やブヨに刺された痕がかゆくてかゆくて釣りに集中できないことがある。彼らの住処へ脚を運ぶ以上、ある程度刺されることはわかりきっているので常備薬を持って釣り場へ行くべき。よりよい時間を過ごすために、事前準備が大切。市販薬で治りが悪ければ直ちに医療機関を受診しよう。

渓流マニアの虫除け術

机上論だけでは説得力がないのでは……? と思ったので、実際に対策をしている釣り人3人に話を聞いてみた。

 

加藤俊寿さんの場合

虫が嫌いなので思いつく限りの対策をしている。もちろん防虫素材の衣類に身を包んでいる。なかでも、イチオシはおにやんま君。体全体の対策としてベストの背中に1 つ、顔周り対策として帽子に1 つと計2 つ使用している。最初は面白半分なところもあったがよく効くので気に入っているそうだ。特にアブやブヨに効果的で、寄ってくる数が減った。

メマトイ対策にはキャップのツバにハッカスプレーを噴霧している。

アブの最盛期はなるべく肌を出さずグローブも着用している。手の場合、虫除けスプレー などでは水に流れてしまうので、虫が嫌がる成分がブレンドされて作られたシリコンブレス レットを手首に装着している。

 

曳地弘成さんの場合

スコーロン(フォックスファイヤー)のフーディを気に入っている。首周りを守れるのでよい。ハッカスプレーも愛用。帽子や服に噴霧していて、手には直接つけている。普段はロッドの操作性が失われる気がするのでグローブは使わないが、アブが増える8 月になると着用している。なるべく肌が出ないようにするために指先3 本空きタイプを使う。これらの対策をすればほとんど虫に刺されることはなくなる。

 

浦壮一郎さんの場合

もちろんハッカは使っている。ハッカの結晶をエタノールと水に混ぜたものをスプレーボトルに入れて噴霧して使う。結晶を選ぶ理由は安いから。アブの最盛期である8 月はこれでよいのだが9 月になると肌寒くなるので市販の虫除けスプレーを使う。

服装選びにも気を使う。下半身はウエーダーなどを履いているのでよいのだが、上半身にはこだわる。防虫素材の衣類を選び、シルエットはピタッとしないようにして、必ずダボつかせている。服と肌の間に空間を作ることによって虫が止まっても刺されにくくなる。難点は真夏に暑いということ。ただし、源流や標高の高い渓流域での釣りなら問題はない。

山道を歩く時間が多いときは、ヤマビルに注意する。靴には防虫スプレーを吹きかけて移動するとよい。ウエーディングシューズの場合、濡れると薬が流されてしまうので川から上がったらもう一度吹きかけている。なにも対策をしていなかった同行者はヤマビルの被害にあったが自分は無傷であったこともある。

 

 

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