今年のワイルドカードが行なわれるのは琵琶湖と霞ヶ浦。日本を代表する東西のビッグレイクが舞台です。バサクラ出場権を勝ち取れるチャンスが「THE WILD CARD」です。各メーカー、企業から推薦を受けた実力者がワンデイで本戦への切符をかけて戦います。
今年は琵琶湖&霞ヶ浦! オールスター本戦の切符を掴むのは誰だ!?
2023年で35回目を迎える、年に一度のバスフィッシングの祭典「Basser Allstar Classic」。月刊『Basser』が主催するこの大会には、国内外から文字通りスター選手が大集結。バリバリの現役トーナメントアングラーからシーンを黎明期から支えたレジェンドまでが一堂に会し、2日間のガチンコバトルを繰り広げます。
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出場選手は基本的に招待制のバサクラですが、それ以外に出場権を勝ち取れるチャンスがひとつだけ存在します。それが「THE WILD CARD」です。各メーカー、企業から推薦を受けた実力者がワンデイで本戦への切符をかけて戦います。
今年のワイルドカードが行なわれるのは琵琶湖と霞ヶ浦。日本を代表する東西のビッグレイクが舞台です。
競技の模様はBasser公式Twitterで実況を行ないますのでご注目ください! また、Basser誌面とBasserオンライン、そしてYouTube「釣り人チャンネル」の動画でレポートいたします。
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8月23日(水) キッカーをいかに獲るか? カレントがキーとなる霞ヶ浦戦
Basser Allstar Classic THE WILD CARD 2023霞ヶ浦戦は終了しました。
ウイナーは梶原智寛さんです。詳しい結果はこちら >>
琵琶湖戦に続き、8月23日(水)に霞ヶ浦で行われる東日本大会。釣果的には簡単ではない状況が続いている近年の同水系ですが、7月に行われたJBTOP50の試合では単日5kgを上回るウエイトも出ており、「いかに1kgクラスでそろえるか」が重要になりそうです。そこに1500g以上のキッカーが入れば優勝がぐっと近づくでしょう。
おそらくは30℃を上回る高水温のタイミングでの試合になるため、エリアとしては「カレント」がキーになりそうです。ここしばらく霞ヶ浦の浚渫エリアが沈黙していることを考えると、北利根川や常陸利根川、そして各流入河川などに選手が集中することが予想されます。
釣り方に関しては、シェードやカバーに絡めたワーミングが強くなりそうです。特に、JBTOP50 のウイニングルアーにもなったイモ系ワームのラバーチューンは多くの選手がリグるでしょう。しかし、朝イチやローライト時などはポッパーやバズベイトなどトップ系が火を噴く可能性も。ちなみに、昨年霞ヶ浦大会を制した江尻選手のメインパターンは流入河川(花室川)の岸近くを回遊する個体を、ブッシュの中層にテキサスリグを吊るして食わせるというものでした。
なお、東西のワイルドカードはどちらも全選手にプレスアングラーが同船。本部に随時送られてくる選手の釣果やエリア、ルアーなどをツイッターなどでリアルタイム投稿予定です。ぜひ公式アカウントをフォローいただき、ウェブ観戦をお楽しみください。
●THE WILD CARD 2023 霞ヶ浦戦出場 30選手
安藤 毅(推薦:BMC)
池谷太郎(推薦:BMC)
伊藤康晴(推薦:サンライン)
井上泰徳(推薦:テイルウォーク)
磯崎 靖(推薦:H-1グランプリ)
大石智洋(推薦:ゲーリーインターナショナル)
加木屋守(推薦:ピュア・フィッシング・ジャパン)
掛水 崚(推薦:デジタルストラクチャー)
梶原智寛(推薦:レイドジャパン)
加藤栄樹(推薦:O.S.P)
金栗 豊(推薦:G-nius project)
神谷勇紀(推薦:デジーノ)
川又圭史(推薦:スミス)
郡司 潤(推薦:バスプロサポート)
小林 翼(推薦:ティムコ)
小松友哉(推薦:メガバス)
芝田昂平(推薦:EISVOGEL)
袖山敦志(推薦:W.B.S.)
高山陽太郎(推薦:フィッシングガレージブラック)
竹内俊美(推薦:ハーツマリン)
田畑二郎(推薦:FLV山形)
西川 慧(推薦:ハイドアップ)
林 祐吾(推薦:フィッシングショップMSY)
比嘉大輔(推薦:NEW KABUKI BRAND)
平泉康成(推薦:BMC)
松村 寛(推薦:バスプロサポート)
三谷 聡(推薦:NEW KABUKI BRAND)
宮嶋駿介(推薦:ダイワ)
村川勇介(推薦:美浦村)
室町雄一郎(推薦:キャスティング)
8月2日(水) 3尾・10kg優勝ラインか。ワールドクラスのウエイトが期待できる琵琶湖戦
Basser Allstar Classic THE WILD CARD 2023琵琶湖戦は終了しました。
ウイナーは千藤卓さんです。詳しい結果はこちら >>
まずは8月2日(水)に琵琶湖で行われる西日本大会。世界的なビッグバスレイクである琵琶湖での開催とあって、リミット3尾の総重量が10kgを超えてくることも大いにあり得ます(ワイルドカードは東西大会ともに3尾リミットのデジタルウエイイン制で実施)。
まず注目なのが、各選手がどのエリアを選ぶのか、ということ。琵琶湖は南湖と北湖で全く違った湖といってよく、南湖はステインなウイードフラット、北湖はクリアなハードボトム&ディープが主なシチュエーション。南湖はウイードや浚渫に絡めた釣り、北湖は取水塔や漁礁など、比較的ピンの釣りがメインになることが多いです。
ルアーに関しては、近年トーナメントシーンで存在感が強いサイコロ系ワームのリアクションダウンショットや、ノーシンカーのボトムジャーク、フルーク系のミドストなどを高性能魚探との合わせ技で使ってくる選手が安定したウエイトをたたき出す可能性は高いでしょう。しかし、今回は3尾リミット。必要な戦略が「とりあえず安定した釣りでリミットメイク」ではないことは明白です。ビッグベイターやシャローマンが優勝争いに入ってくることも十分考えられ、どんなスタイルの選手が釣ってくるのかが非常に楽しみな西日本大会です。
●THE WILD CARD 2023琵琶湖戦出場 17選手
青木 哲(推薦:G-nius project)
北山利通(推薦:イチカワフィッシング)
小東和裕(推薦:SGクリエイト)
島後英幸(推薦:ダイワ)
白山信嘉(推薦:FASTWorks FCR fastworks custom rod)
千藤 卓(推薦:North Wave)
武田栄喜(推薦:デジタルストラクチャー)
冨沢真樹(推薦:INFINITE SEEDS MAKERS)
冨本タケル(推薦:キサカ、muta MARINE Fishing)
仲 和也(推薦:BATNET)
林 晃大(推薦:レジットデザイン)
樋口達也(推薦:MUTA BASSFISHING JAPAN OPEN)
船本尚宏(推薦:ゲーリーインターナショナル)
古川龍二(推薦:シマノ)
本津貴文(推薦:BIWAKO OPEN)
諸富真二(推薦:88バスボート)
山本康裕(推薦:グリットデザイン)
過去のワイルドカードウイナー
●THE WILD CARD歴代優勝者
・2016年大会 (茨城県・霞ヶ浦)
五十嵐 誠
・2017年大会(徳島県・旧吉野川)
佐々 一真
・2018年大会 (ウェスタンディビジョン:徳島県・旧吉野川/イースタンディビジョン:茨城県・霞ヶ浦)
小林 明人(ウェスタンディビジョン優勝)
蛯原 英夫(イースタンディビジョン優勝)
・2019年大会 (ウェスタンディビジョン:奈良県・七色ダム/イースタンディビジョン:茨城県・霞ヶ浦)
三原 直之(ウェスタンディビジョン優勝)
村川 勇介(イースタンディビジョン優勝)
・2022年大会(ウェスタンディビジョン:福岡県・遠賀川/イースタンディビジョン:茨城県・霞ヶ浦)
梶原智寛(ウェスタンディビジョン優勝)
江尻悠真(イースタンディビジョン優勝)
ただいまYouTube「釣り人チャンネル」では、昨年末に開催した「Basser Allstar Classic 2022」ライブ中継をアーカイブ公開中!