ワイルドカード琵琶湖戦ウイナーはセンドウタカシ選手! バタバタと水を動かすワームで一気に口を使わせる作戦が大当たり。10時すぎに2350gをキャッチ。その30分後にダブルモーションを襲ったのはなんと4440gのモンスター! 初年度から出続けたワイルドカードをついに制覇。自身初のオールスター出場をもぎ取りました。
4440gのロクマルをキャッチ!初年度から出続けたワイルドカードをついに制覇!
6時50分にスタートしたワイルドカード琵琶湖戦(リミット3尾のウエイト勝負)。スタート前に優勝ウエイトの読みを聞くと、3尾8~9kgという線を突く選手が多かったです。
前夜にゲリラ豪雨が降り、この影響がどう出るか……。選手の悩みどころはそこでした。
朝に2kg級のナイスフィッシュを獲ってきたのは冨本選手、白山選手、船本選手。まず南湖からスタートした顔ぶれです。地形変化などをねらう高比重ノーシンカーのボトムジャークを行なっている選手を多く見かけました。
一方の北湖組は沖の地形変化や漁礁、オダなどのピンスポットをねらう釣りがメイン。ライブスコープを交えた選手も多数でした。樋口選手の2600gなど朝からビッグフィッシュも出ています。
そんな状況下、中盤以降の試合をリードしたのは島後選手とセンドウ選手。
島後選手は北湖沖のピンスポットをエスケープツインのヘビーダウンショットリグでねらう釣りがメイン。8時30分から10時42分の間に2430g、2440g、3030gと畳みかけました。トータルウエイトは7900g!
センドウ選手も北湖が主戦場。先日に降ったゲリラ豪雨を味方につける戦略を組んでいました。センドウ選手がねらったのは濁りが入った流入河川の河口部。普段はいるけど食わないビッグフィッシュが濁りによって口を使うのではないかという期待がありました。
「シャローのカバーをすべて撃つ!」とまずはカットテールワームのカバーネコで1510g。その後ショートバイトが続いたことからネコリグをテキサスリグ(ダブルモーション)にチェンジ。バタバタと水を動かすワームで一気に口を使わせる作戦にシフトしたのです。
これが大当たり。10時すぎに2350gをキャッチ。その30分後にダブルモーションを襲ったのはなんと4440gのモンスター! これでトータルウエイトは8300g。島後選手を400g差でかわしワイルドカード初優勝を決めました。
10年前、オールスタークラシックに出場することを夢見てバスボートを買ったというセンドウ選手。10年越しの夢がかなった瞬間でした。センドウ選手が出場するオールスタークラシックは10月28-29日開催。会場は茨城県霞ヶ浦トーナメントプレイスです。
◆Basser Allstar Classic 2023 出場選手はこちら!
Basser Allstar Classic THE WILD CARD 2023 琵琶湖リザルト
1 千藤 卓 8300g/3尾
2 島後英幸 7900g/3尾
3 船本尚宏 6550g/3尾
4 冨本タケル 6250g/3尾
5 仲 和也 6060g/3尾
6 白山信嘉 5560g/3尾
7 武田栄喜 5400g/3尾
8 北山利通 5380g/3尾
9 諸富真二 4860g/3尾
10 林 晃大 4510g/3尾
11 冨沢真樹 3780g/2尾
12 青木 哲 3150g/2尾
13 本津貴文 2770g/2尾
14 小東和裕 2650g/2尾
15 樋口達也 2600g/1尾
16 古川龍二 0g/0尾
16 山本康裕 0g/0尾
THE WILD CARD 2023 霞ヶ浦戦は8月23日(水)開催!
出場選手&見どころはこちら
◆Basser Allstar Classic THE WILDCARD 2023 8月2日(水)・8月23日(水)開催!
THE WILD CARD 2023 琵琶湖&霞ヶ浦戦の模様は、当サイトならびにBasser誌面とYouTube「釣り人チャンネル」にて配信予定です。こちらもお楽しみに!