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編集部2023年4月24日

【亀山湖】ロクマル61.5cm3850g筆頭に2inギル型ワームで3尾9kgの衝撃

NEWS Basser バス釣り 実録デカバス捕獲現場

4月20日(木)、千葉県・亀山湖で3850gの61.5cmを筆頭に55cm、55.5cmと3尾で9kgに迫るビッグバスを1日でキャッチしたアングラーがいました。その釣り人は金子健治さん。亀山湖の人気ガイド・羽生和人さんの友人で、当日も羽生さんのバックシートからこの3尾を手にしました。

羽生和人さんのバックシートから連携プレーで見事キャッチ

写真提供◎金子健治さん

 4月20日(木)、千葉県・亀山湖で3850gの61.5cmを筆頭に55cm、55.5cmと3尾で9kgに迫るビッグバスを1日でキャッチしたアングラーがいました。その釣り人は金子健治さん。亀山湖の人気ガイド・羽生和人さんの友人で、当日も羽生さんのバックシートからこの3尾を手にしました。

 ルアーは2inのギル型ワーム「ベビーギルフィン2」のダウンショット。いったい何が起こっていたのか。当日の状況を伺いました。

 

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■金子健治さんのタックル
ロッド:スペルバウンドコアSCS-60-1/2UL-ST(エンジン)    
リール:コンプレックス2500HGS(シマノ)
ライン:シーガー R18 フロロリミテッド 4Lb(クレハ合繊)   
ワーム: ベビーギルフィン2(エンジン)  
フック:スーペリオ MⅡフック#5(エンジン) 
シンカー:タングステンドロップショットシンカー2.7g(スタジオ100)
リーダー:10cm

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2inギル型ワームをサイトで

 金子健治さんは亀山湖に通うレンタルボートアングラー。年間の釣行日数は30~40日ほどのごく一般的な釣り人だが、のむらボートの平日大会やトキタボートのThe・Strongestなどにも出場して腕を磨いており、特定のスタイルにこだわることなく季節に応じたいろいろな釣り方を試すのを心がけているという。

 この日は普段から親交のある羽生さんと同船で湖上へ。前日が夏日で水温が上がっていたうえ、さらに大潮がからんでいたため「もしかしたら何かあるかも」と感じながらトキタボートから出船した。

 朝から本湖方面を釣っていくと、7時過ぎに押切沢でシャローに差した50cmアップを発見し、口を使わせることに成功。このバスは55cmの2450gだった。

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 さらに釣りを続けていると、押込橋のシャローに1尾だけで浮いていたビッグバスがいた。30分くらいかけてアプローチを繰り返しているとこのバスもバイト! 55.5cmの2680gを手中に収めた。

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金子「この時点でだいぶ満足していたのですが、今日の釣れ方から“60もあるぞ”と羽生さんと話しながら釣っていきました」

 そして11時過ぎによりとも島周辺でこの日一番のビッグバスを見つけた。この魚が61.5cmの3850gだったわけだが、3尾ともヒットルアーはベビーギルフィン2の2.7gダウンショット。この1尾を例にバイトを得た状況を詳しく教えてもらおう。

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ベビーギルフィン2

 サイト用にはギル型ビッグベイトのタックルも準備していたというが、最初にキャストしたベビーギルフィンのダウンショットに反応があったため、これで押し通すことにした。

 ロクマルのポジションは常に変わり続けていたが、その都度反応を示すコースがあったといい、それを探しながらバスを追った。

金子「いいコースに入ると少し反応するんですが、そこからちょっとでも外れてしまうと見向きもしませんでした。反応するコースはバスのポジションが変わるごとに違っていました」

 では実際に食わせたときはどんなプレゼンテーションを行なったのか?

金子「カバーの近くを通りがかったときに、その際で食ったんです。そのときバスは深めのところにいて見えていなかったんですが、カバーのほうに頭を向けていたと思います。バスの斜め後ろにリグを着水させて、カーブフォール気味にロッドワークでスイミングさせながら、後ろから頭のほうにルアーを通しました。リグがバスの鼻先でボトムに着いたくらいでバイトしたと思います。見えていないんですが、バスが少し動いた気がしたのでフッキングしてみました」

 リグ相応のライトタックルなので無理はできない。一度はカバーに入り込まれてしまったものの、羽生さんの操船でなんとか引き離すことができた。その後も強烈なファイトに何度も冷や汗をかいたが、ドラグをこまめに調節しながら慎重にやり取りをしてなんとか手中に収めることができた。

金子「羽生さんが岸から引き離すように操船してくれたので、ファイトに専念することができました」

◆羽生さんの対ロクマル操船術はこちら

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 最後にベビーギルフィン2について羽生さんに聞いてみた。警戒心の強いロクマルがなぜこのルアーに口を使ったのか?

羽生「それはバスに聞いてみないとわからないですけど、僕もここまで釣れるワームだとは思っていなかったんですよ。サイズ感、目玉が付いていること、フィッシュテールの微波動で他のワームと差が出ているのかもしれません。置いておくだけでも食ってくるし、ライブ魚探で見ながらミドストをしていて驚いたのは、ボトムやバンクについているバスが突き上げてくる。逃がしとかのテクニックを使わなくてもそんなバイトがあるんで、ライブ魚探を使っていない人にこそ使ってほしいワームではあります」

 羽生さんの操船とルアーに加え、的確なプレゼンテーションとラインブレイクを防ぐファイトは金子さんの技が冴えた。まさに連係プレーでキャッチした1尾だった。

 

 


 

 

 

 

 

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