源流釣行の際には地図が必須。釣り場へ向かう前にまずは地図記号を確認しておこう。
源流釣行の必須科目
大沢健治=解説
滝
地図上では高さ5m以上のもので、いつも水が流れている有名な滝や好目標となるものが表記される。実際に源流を遡行するとほとんどの滝は表記されていないことがよくわかる。短い距離で高度を上げていくような流れあ滝が多いと予測できる。また、河川名に滝という字が含まれている川も名前から滝が多いことがわかる。
堰堤
渓流釣りで見かける握堤は25m 未満のものが堰(小)、25m以上のものを爛(大)として表示されている。砂防ダムや取水堰堤などの種類までは分からないが、工作物ということは分かる
砂礫地
水線の両脇に点々と表示されているのが砂礫地の記号だ。河川の場合は河原やゴーロとなる。ゴーロとは大岩や巨岩帯のこと
土崖
土崖は土砂が崩れた急斜面や盛土部や切取部など人工的にできた急斜面を表す。雨が降った際は濁りが入りやすい可能性があり、遡行するにも滑りやすく、草付きが多いことが予想される
送電線
ダムに近い渓流や源流では、送電線が目印になることも多い。水力発電所があるような場所はチェックしておくとよいだろう
幅1m未満の道路(徒歩道)
登山道や古道など、幅の狭い道も地形図には図のような点線で描かれている。ただし廃道や通行禁止になっている道、すでに藪とかしてしまった道もある。利用する場合は事前によく調べてから計画を立てること
こちらの記事は好評発売中の『渓流2023』に掲載したものをオンライン版として特別公開しています!↓↓↓↓
あわせて読みたい
・釣り用防寒着おすすめランキング17選|コスパ最強の人気アイテム
・釣り用クーラーボックスおすすめ20選|高コスパ製品が多数!
・渓流釣りの装備・道具・仕掛け|餌釣りやルアー釣りなど初心者向け解説