私のオススメは温感クリーム。分厚いソックスや発熱素材のタイツは基本ですが、それでも冬のボートやウエーディング時は寒い。そこでオススメなのはカプサイシンやトウガラシ成分の入ったハンドクリーム。これをソックスを履く前に、足に塗っておくと効果的です。
7名のアングラーにインタビュー!
編集部=文
この時期の釣りは正直、寒くてツラい! 7名のアングラーは、どのように暖を取り、冬の釣りを楽しんでいるかインタビュー!
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目次
前田大介さんの防寒対策:素材同士の摩擦を減らしたレイヤード
素材同士の摩擦を減らしたレイヤードを心がける
基本、濡れる前提のウエーダースタイルです
スナップ&サルカンというアパレルと小物のブランドを展開する。関西在住のアングラーでベイトタックルでのシーバスゲームを好む
「冬は砂利浜やゴロタ浜に入ることが多いのですが、ここは北西風を正面から受ける地形なんです。なので、冬の装備は飛沫で濡れることが前提。そのために濡れ防止と防寒のためのウエーダースタイルになります。ウエーダーは深く入るためのモノではありません。素材的には歩きやすく、動きやすい透湿系のウエーダーです。レイヤードに関しては移動時やキャスト時の動きやすさを考慮し、摩擦が少なく素材同士の滑りのいい組み合わせになるようにしています。アウターも内側に当て布があると滑りが悪くなるので、ツルツルした素材のタイプを選んでいます」
グローブはネオプレン製。自分で指先をカットできるモデル。ベイトタックルの使用に適した箇所を部分的にカット
ソックスは極暖系。タイツは発熱系ではないタイプ。その上に中綿入りのパンツをはいて透湿系ウエーダーを着用
インナーからアウターまで最大4枚のレイヤード。ここにゲームベストを着用。暑い場合は、ミッドレイヤーを抜く
三道竜也さんの防寒対策:ウインドストッパーのネックウォーマー
オススメはウインドストッパーのネックウォーマー
末端には保温系のクリームも塗っています!
アングラーズショップBASEを営むアングラーで遊漁船の船長も兼任。ピュア・フィッシング・ジャパンのフィールドスタッフ
「私のオススメは温感クリーム。分厚いソックスや発熱素材のタイツは基本ですが、それでも冬のボートやウエーディング時は寒い。そこでオススメなのはカプサイシンやトウガラシ成分の入ったハンドクリーム。これをソックスを履く前に、足に塗っておくと効果的です。あとはネックウォーマー。それもゴアテックスのウインドストッパー機能付きのモデルです。強風時やボートでの走行時も風が抜けてこないので、とても暖かい。正直、これに出会って世界が変わりましたね。やはり首、手首、足首の各『首』を温めるのは基本ですね」
厚みはなくても風を通さないのでボートの釣りでも首元が寒くない。これでも寒ければ、この上から厚手のネックウォーマーを着用
三道さんも予備のグローブを常備。濡れたグローブのままだと手が冷え、釣りに支障をきたすので、予備は必ず持っておく
三道さん愛用のクリーム。成分にトウガラシチンキが入っている。これを足の裏や手に塗る。「顔はヒリヒリするのでNGです」
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