シマノから、新しいスタイルの釣り大会「SHIMANO LINK CUP(シマノ リンク カップ)」が登場した。特定の会場に集合する必要はなく、自分のホームグラウンドで釣った1尾がそのまま全国ランキングに反映されるオンライン形式の大会だ。第1弾となる「SHIMANO LINK CUP TRIAL」はすでに開催中で、期間は2026年8月31日(月)まで。魚種はシーバス・ヒラスズキ、ブラックバス、マアジの3部門が用意されている。「大会に興味はあるが、決まった日時に遠方まで足を運ぶのは難しい」と感じていた釣り人にとっては、参加のハードルがぐっと下がる仕組みといえるだろう。

まとめ◎つり人オンライン編集部
1946年創刊の雑誌「月刊つり人」を筆頭に数々の釣りに関するコンテンツを作成してきた「株式会社つり人社」のWeb編集部。現場を知り尽くした編集部員・プロアングラーのネットワークを活かし、確かな情報をお届けします。
会場は「いつもの釣り場」。全国どこからでも参加できる大会
この大会の最大の特徴は、開催場所が「全国」であることだ。従来のトーナメントのように指定された会場へ集まる必要はなく、自分が普段通っているフィールドでの釣行が、そのまま大会の記録として扱われる。
これは、大会参加における最大の障壁だった「日程」と「移動」の問題を解消するアプローチだ。仕事や家庭の都合で丸一日を空けにくい人でも、いつもの釣行の延長線上でエントリーできる。逆にいえば、ホームグラウンドの知識がそのまま武器になる大会でもあり、地元の釣り場に通い込んでいるアングラーほど戦いやすい構図だ。
なお、参加にあたっては立ち入り禁止区域・釣り禁止区域が対象外となる点は、当然のルールとして押さえておきたい。

AIが魚種とサイズを自動判定。スマホ撮影で計測が完結
オンライン大会で気になるのが、記録の公正性をどう担保するかという点だろう。SHIMANO LINK CUPでは、公式メジャーの上に魚を置いてスマートフォンで撮影すると、AIが魚種とサイズを自動で判定する仕組みが採用されている。
自己申告ではなくAIによる自動計測を挟むことで、不正を防ぎつつ計測の手間も省ける設計だ。釣り人側から見れば、検寸のために手間取ることなく、撮影したらすぐにリリースできるという実用的なメリットもある。
競技方式は、期間中に釣り上げた対象魚のうち最大サイズを競う「ビッグワン方式」。数釣りではなく1尾の価値で勝負が決まるため、シーズン終盤の1投にも逆転の可能性が残る。投稿した釣果はリアルタイムでランキングに反映され、自分の順位を随時確認できる。

エントリーには2つのアプリと、公式メジャーの購入が必要
エントリーから釣果投稿、ランキング確認までは、すべてスマートフォンひとつで完結する。参加にあたっては、シマノのアプリ「SHIMANO LINK」と、釣果記録アプリ「FishRanker」の2つが必要だ。アプリ上で大会を選択すればエントリーが完了し、参加費はかからない。
ただし、計測に使う公式メジャーは、SHIMANO LINKアプリ内から購入する必要がある。ラインナップは全3種類。102cmまで測れるスタンダードタイプ(550円)とメッシュターポリンタイプ(2,200円)、そして50cm対応のステッカータイプ(770円)が用意されている(別途送料)。参加を検討しているなら、大会期間中に間に合うよう早めに準備しておきたい。また、これらの公式メジャーは、今後のシマノリンク連動大会でも継続して使用可能だ。
入賞は上位3位に加えて、特定の順位が対象となる「ラッキー7賞」も設定されている。トップ争いに絡めなくても受賞のチャンスが残されているのは、幅広い層が参加するオンライン大会らしい設計といえる。
SHIMANO LINK CUP TRIAL 開催概要
| 大会名 | SHIMANO LINK CUP TRIAL |
|---|---|
| 部門(対象魚種) | シーバス・ヒラスズキ/ブラックバス/マアジ |
| 期間 | 2026年7月17日(金)〜2026年8月31日(月) |
| 開催場所 | 全国(立ち入り禁止区域・釣り禁止区域を除く) |
| 競技方式 | ビッグワン方式(対象魚の最大サイズを競う) |
| 入賞 | 上位3位・ラッキー7賞(上位7位、17位…77位迄) |
| 参加費 | 無料 |
| 必要なアプリ | SHIMANO LINK/FishRanker |
大会の詳細・エントリー方法は、シマノ公式サイトの特設ページから確認。
