編集部2021年8月18日

源流のテンカラ釣り入門 初心者のための第一歩 STEP2:道具編

ヤマメ イワナ 河川・湖の釣り 魚種別釣りガイド

夏の源流は最高だ。なかでも最も簡単かつ軽い道具で楽しめるのがテンカラ釣り。毛バリを流してヤマメやイワナと出会うための基本をまとめた。今回は源流テンカラの道具についてまとめた。

源流に入るための釣具

写真と文◎丸山剛

 夏の源流は最高だ。なかでも最も簡単かつ軽い道具で楽しめるのがテンカラ釣り。毛バリを流してヤマメやイワナと出会うための基本を解説します。今回は源流テンカラの道具についてまとめました。

この記事は『つり人』2020年9月号に掲載したものを再編集しています。

目次


ADVERTISEMENT

STEP2:源流テンカラの道具

 

p 067-075-01

 

ADVERTISEMENT

サオ : 最初の一本は3.6mの胴調子がオススメ!

 


kakomi2_rod

サオは初心者の場合、長くもなく短くもない3.6mのサオが扱いやすいだろう。先調子よりも胴調子寄りの調子のものが振りやすい。できれば最初のサオは6:4調子くらいのものを選ぶとよい。テンカラザオは調子、長さ、仕舞寸、使用するラインなどによってさまざまなタイプのものがあるため、慣れてきたら自分のスタイルや釣り場に合わせて数タイプのサオを持つのも手だ

 

ライン:第一歩はテーパーラインが投げやすい

 

 

kakomi2_line1a

 

テンカラ釣りで使うラインは、一般的にレベルラインとテーパーラインの2種類がある。レベルラインはモノフィラメント(単線)のフロロカーボンラインの3~4.5号をそのまま使う。今は、レベルライン用の視認しやすい色が付いた専用ラインが売られていている。初心者は太めの4号くらいから使うといいだろう。テーパーラインは、数本のナイロンラインを段差に撚って作られたラインで、重量があるので楽に長いラインを飛ばすことができる。その反面、強く振るとラインで水面を叩いてしまって魚が散ってしまうといった失敗も起きやすい。サオによってはレベルライン専用のものや、テーパーラインとレベルラインの両方が使えるサオがある。ダイワの場合レベルラインはL、テーパーラインはTで表示されている。LLならレベルライン専用で、LTならレベルラインとテーパーラインの両方が使えるタイプである。ラインの長さは、初心者はレベルラインならサオと同じ長さ、あるいは30~50cmサオよりも長いくらいが振りやすく、テーパーラインならサオと同じ長さ、あるいは40~90cmくらいサオより長いものが振りやすいと思う。いずれにしても最初はサオと同じ長さで始めるのがよい。



テーパーライン

kakomi2_line1c

 

レベルラインkakomi2_line1b

 

 

ADVERTISEMENT

リーダー(ハリス):太めの1.5号がオススメ

 

kakomi2_line2

リーダー(ハリス)は大径のものを購入して、仕掛け巻きに使う分だけ持ち運ぶ。リーダーは、フロロカーボンラインの0.8~2号を源流の魚や流れに合わせて使い分けするのが基本だと思うが、私の場合はどこの源流でも1.5号を使っている。1.5号のリーダーは、多少の木の枝に掛かっても切れることは少ないし、尺イワナもごぼう抜きできるので、使い勝手がよい。リーダーは大径のものを購入し、仕掛け巻きに使う分量だけ巻いて持ち運んでいる。リーダーの長さは50~90cmくらいでいいだろう

 


kakomi2_line3

このようなかたちでポーチに入れておく

 

 

◆関連動画でロープの使い方をチェック!

 

 

 

ADVERTISEMENT

毛バリ:基本は沈めるタイプだが好みでOK

 

kakomi2_kebari1

テンカラ釣りの場合毛バリは沈めるものが基本となるが、場合によっては浮く毛バリを使うこともある。人によっては浮く毛バリ専門という人もいるので、好き好きで使い分けすればいいと思う。毛バリのタイプは、逆さ毛バリ、昔ながらの胴巻き毛バリ、フライチックな毛バリ等いろいろだ。毛バリは自分で巻くのが楽しい。自分で巻いた毛バリで魚が釣れた時は、喜びもひとしおである。簡単なものから巻いてみるといいだろう。道具はフライ用のものでよい。ハリはテンカラ専用のものもあるが、フライ用のものでもOKだ。毛バリとリーダーの結びは、ダブルクリンチノット、ユニノット等で結ぶ。私の場合、小さなケース1つに毛バリを入れて持ち運んでいる

 

沈めるタイプの毛バリ

kakomi2_kebari2

 

浮かせるタイプの毛バリ

kakomi2_kebari3

 

 

kakomi2_kebari4

テンカラ専用バリもある。自作することでテンカラ釣りの面白味も広がる

 

 

kakomi2_poch

テンカラの道具は小さなポシェットに入れて持ち運んでいる

 

kakomi2_cutter

ラインカッターと8の字結び器はテンカラ釣りでよく使うアイテム

 

kakomi2_hoshu

ハリ先を研ぐ砥石と浮かせる毛バリ用のドライフロータント

 

kakomi2_ishi

補修キットは少しだけ持つ

 

 

STEP3は8/19公開予定です!!!

 

 


  渓流のポイントガイドブックの決定版
『「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場』
kindle版が発売になりました!! 65826484_2338874443026175_4240970859780505600_n秩父・奥多摩・丹沢「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
山梨・静岡「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場
栃木・群馬「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
長野「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場




  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

おすすめ記事

記事検索

    月刊つり人 最新号

    つり人 2020年5月号

    列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。