編集部2021年8月19日

源流のテンカラ釣り入門 初心者のための第一歩 STEP3:キャスト編

ヤマメ イワナ 河川・湖の釣り 魚種別釣りガイド

夏の源流は最高だ。なかでも最も簡単かつ軽い道具で楽しめるのがテンカラ釣り。毛バリを流してヤマメやイワナと出会うための基本をまとめた。今回はキャストの仕方をご紹介。

源流で釣るためのキャスト

写真と文◎丸山剛

 夏の源流は最高だ。なかでも最も簡単かつ軽い道具で楽しめるのがテンカラ釣り。毛バリを流してヤマメやイワナと出会うための基本を解説します。今回は源流テンカラのキャストについてまとめました。

この記事は『つり人』2020年9月号に掲載したものを再編集しています。

目次


ADVERTISEMENT

STEP3:キャスト

 

テンカラ釣りのキャストは、オーバーヘッドキャストが基本となる。

これをしっかりマスターできれば、キャストのバリエーションも簡単にできるようになる。

サオの構えとスタンスは、ラインを飛ばす方向に対して正面を向いた自然体で、利き足が少し前に出ていると姿勢がピタリと決まる。

ヒジを少し曲げた状態で脇を締め、サオをしっかりと持つ。

トンカチを叩くように親指を伸ばして、グリップに上から押し付けるように添えるのが基本。

これで手首が必要以上に動かなくなる。

kakomi3_cast1

中には人差し指を添えて持つ人もいるが、親指のほうが力を入れずに楽にラインを飛ばすことができる。1日釣っても親指のほうが疲れにくい

 

サオを振る時に手首が動いてしまうとサオの振り角度が大きくなってしまい、サオの弾力が効かず、ラインは飛ばなくなってしまう。

キャストはヒジを支点に、腕からサオ先までが1本のサオとイメージするとよい。

振り始めの角度は時計の短針で2時から2時半くらい。

その位置から手首を動かさないように、肘を支点に12時まで一気に引き上げる。

この時、サオを下から上に持ち上げるような感覚で行なうのがコツで、多少肘が引き上げ方向に向かって移動する感覚があってもよい。

 

p 070-077 image -1

あくまでも手首の角度は変えずに真っすぐ引き上げることが大切。サオを12時まで引き上げたら、ラインが後方に伸びるまで一瞬待つ。

これを「タメ」あるいは「ポーズ」という。

そしてラインが伸びきる寸前に、はじめの2時から2時半の位置まで一気にサオを押し下げる。スムースにラインが前方に飛べば成功だ。

つまりサオの振り角度は45度くらいで充分なのである。

コンパクトに振ることで、サオの遠心力ではなく弾力と反発力でラインを飛ばすのがコツなのである。

練習するときは、12時に振り上げた位置を確認することが大切。

実際に12時に止めたと思っていても、後ろに倒れている場合がある。

テンカララインは、サオの振り幅が大きくなればなるほど飛ばないということを覚えておこう。

オーバーヘッドキャストを横に振れば、サイドキャストになる。

左右できるようになれば、木が被ったポイントに毛バリを打ち込めるようになる。

後ろにラインを引くスペースが無いときはロールキャストを使う。

ロールキャストはサオを立てた状態からサオを少し後方に引き、ラインが耳のあたりを通り過ぎた瞬間に、サオを2時から2時半の角度まで振り出す。

ラインは大きな円を描きながら前に飛んでいく。

 

p 067-075-04 -1

 

 

 

 

◆関連動画でロープの使い方をチェック!

 

 

 

STEP4は8/20公開予定です!!!

 

 


  渓流のポイントガイドブックの決定版
『「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場』
kindle版が発売になりました!! 65826484_2338874443026175_4240970859780505600_n秩父・奥多摩・丹沢「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
山梨・静岡「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場
栃木・群馬「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
長野「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場




おすすめ記事

記事検索

    月刊つり人 最新号

    つり人 2020年5月号

    列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。