関西では薄口醤油でじっくりと味を含ませる煮付けが一般的だが、この甘辛醤油煮は濃いめの煮汁で手早く火を通す、いうなれば関東風である。
濃いめの煮汁の関東風
葛島一美 写真と文
関西では薄口醤油でじっくりと味を含ませる煮付けが一般的だが、この甘辛醤油煮は濃いめの煮汁で手早く火を通す、いうなれば関東風である。
この記事は『つり人』2016年2月号に掲載したものを再編集しています。
タチウオの甘辛醤油煮
材料タチウオ
サヤインゲン
長ネギの白髪ネギ
煮汁
・醤油80㏄
・日本酒100㏄
・水100㏄
・ザラメ大さじ3
・昆布10㎝角1枚
・ショウガの薄切り数枚
1
鍋の中に煮汁の調味料を合わせ、昆布を敷いてひと煮立ちさせる
2
ここに筒切りにしたタチウオを並べてショウガの薄切りも入れ、弱めの中火で沸騰させる。アクが出たらすくい取る
3
適度に煮汁をかけながら弱火で約10分間煮る
4
下茹でしたインゲンを加えてひと煮立ちすればできあがり。器に盛って白髪ネギを飾る
ザラメ 一般的にザラメは白ザラ糖と中ザラ糖があり、煮物には薄い茶褐色をした中ザラ糖が多用される。コクのある味に仕上がるのが特徴だ
2016/12/6