今回はヤマイモの赤ちゃん“むかご”との炊き込みご飯。フレーク状にほぐれるタチウオの身は米の一粒一粒に絡み、しっとりとした食感に仕上がる。初冬ならキノコ類も美味しいし、春になればタケノコといった旬の食材を脇役に抜擢しよう!
米の一粒一粒に身が絡み、しっとりとした食感に
葛島一美 写真と文
今回はヤマイモの赤ちゃん“むかご”との炊き込みご飯。フレーク状にほぐれるタチウオの身は米の一粒一粒に絡み、しっとりとした食感に仕上がる。初冬ならキノコ類も美味しいし、春になればタケノコといった旬の食材を脇役に抜擢しよう!この記事は『つり人』2016年2月号に掲載したものを再編集しています。
タチウオの炊き込みご飯
材料
米3合に対して……
中小型タチウオ1尾
むかごカップ1
炊き込み飯用調味料
・醤油大さじ1
・塩小サジ2
・ショウガの絞り汁大さじ1
・昆布10㎝角1枚
三つ葉
1
研いだ米に調味料を合わせ、指定の水位まで水を注いだら、筒切りのタチウオとむかごを入れて炊飯器のスイッチをオンにする
2
炊き上がったらタチウオを取り出す
3
中骨から身を外すとともに、残っている小骨も取り除く
4
ほぐしたタチウオの身を炊飯器に戻し、ざく切りの三つ葉と加えてざっくりと混ぜ合わせる
むかご ヤマイモ類の葉の付け根にできる球芽で、晩秋から初冬に収穫できる旬の味覚。癖がないので炊き込みご飯のほか、塩ゆでや揚げたり炒ったりしても美味しい。下処理は水洗いだけでもよいが、最初にすり鉢の中で軽くこすり回しておくとより泥臭さが取れる
2016/12/6