飛騨川上流部は下呂市内に入ると益田川と名を変える。本流は中山七里という奇岩怪石の連なる峡谷があり幅広のアマゴが釣れる。竹原川、小坂川、山之口川といった水光る美しい流れが枝を広げる。下呂温泉をはじめ各所に温泉があるのも魅力である。
底しれぬ淵に白泡の荒瀬。ダイナミックなアマゴ谷
文◎編集部
この記事の内容
奇岩怪石に潜む幅広渓魚
飛騨川上流部は下呂市内に入ると益田川と名を変える。本流は中山七里という奇岩怪石の連なる峡谷があり幅広のアマゴが釣れる。竹原川、小坂川、山之口川といった水光る美しい流れが枝を広げる。下呂温泉をはじめ各所に温泉があるのも魅力である。
支流の小坂川もワクワクする流れ
解禁当初は支流がメインの釣り場になる。本流のアマゴが高活性になるのは入梅のころで太い水に磨かれた朱点鮮やかなアマゴが釣れる。上流は小坂町の岩崎橋周辺で初期より釣果が望める。大岩がつくるポイントは分かりやすく、石裏のY字型の流れを丹念にねらいたい。中流域は萩原町上村堰堤下流と東上田地区のR41の下呂洞門辺り。どちらも深瀬、急瀬、淵、トロと変化に富んでいて毎年大ものの実績がある。本命は中山七里である。川沿いに国道が走っているが、V字峡ゆえ入川箇所が限られる。アクセスしやすいおすすめスポットはヤナ場跡と竹原川合流点だ。
水量豊富な谷である
●管轄漁協:益田川漁協(TEL 05765・2・1035)
●交通:中央自動車道・中津川ICを降りてR257、R256を下呂方面へ
※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください
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