本流にも支流にも大きなダムがなく、当たり前のことだが、川は瀬、淵、蛇行を繰り返して互いが連動しながら流れているんだと気づかされる狩野川。
伊豆半島を北流する有望アマゴフィールド
文◎飯田重祐
この記事の内容
安定した水温と魅力ある長い瀬
本流にも支流にも大きなダムがなく、当たり前のことだが、川は瀬、淵、蛇行を繰り返して互いが連動しながら流れているんだと気づかされる狩野川。
盛期の本流アマゴはメタリックシルバーの砲弾
雪代はなく3月の解禁当初からアマゴの活性が高い。流れは見た目以上に押しが強く、特に本流では惚れ惚れするようなコンディションのアマゴがねらえる。個人的には連休明けから5月のルアー禁漁までが、解禁の賑わいが一段落して釣り人が少なくなる一方、魚が急速に育って大好きな時期だ。
タイプの違う長い瀬が連続するのは、大仁橋から修善寺橋の区間。人気もあるエリアだが、ここで細かくポイントを刻んでルアーを通していくと、よい魚に出会える確率が高い。ルアーは40mmのシンキングミノー(本流用バイブレーション)が定番。ダウンクロス気味にキャストしてラインテンションを掛けながら通す。同じポイントも立ち位置を微妙に変えながらねらうのが重要だ。
開けた流れが続く大仁付近の本流
●管轄漁協:狩野川漁協(TEL 0558・72・5945)
●交通:伊豆中央道から修善寺道路に入り修善寺ICなどから各ポイントへ
※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください
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