早川は多くの支流を抱えているので、本谷が濁っても釣りができるのが魅力。南アルプス街道沿いには西山温泉や奈良田温泉があり、釣りの後ひとっ風呂浴びて疲れを癒すのがおすすめ。
アクセスしやすく魚影も濃い
文◎井上聡
この記事の内容
本谷が濁っても釣り場は豊富
富士川合流付近の早川は石が小さく変化に乏しい。それが上流に行くほど大岩ゴロゴロの急流となる。流程は長く上流部は野呂川と名を変えヤマトイワナの棲む谷だ。野呂川の増殖期間は早く、また、支流の前白根沢は通年禁漁となっているのでご注意を。
ふっくらとしたアマゴ
早川は多くの支流を抱えているので、本谷が濁っても釣りができるのが魅力。南アルプス街道沿いには西山温泉や奈良田温泉があり、釣りの後ひとっ風呂浴びて疲れを癒すのがおすすめ。
最初にここを訪れたのは、平成23年の6月。南アルプス邑野鳥公園付近を釣っていると渓流好きの保坂一夫さんに声をかけていただいたのを懐かしく思い出す。おすすめは、この周辺と右岸から流れ込む支流の黒桂河内川(つづらごうちがわ)。入渓が容易で魚影も濃い。
近年はリニア中央新幹線のトンネル工事が本格的に始まり大型車両の往来が多い。駐車には気を配ってほしいとのことだった。
フラットな川だが思わぬ美型魚が潜む
●管轄漁協:早川漁協(TEL 0556・45・2302)
●交通:中部横断道路・増穂ICからR52を静岡方面に20分。県道37号で早川町に入り約30分で新倉地区。または新東名・新清水ICから甲府方面に50分ほど走り、県道37号で早川町新倉地区
※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください
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