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編集部2022年10月28日

【釣り方】アジングの壁/後編

アジ 魚種別釣りガイド

アジングへの素朴な疑問に渡邉長士さんが答えてくれた

アジングへの素朴な疑問に渡邉長士さんが答えてくれた

この記事は『つり人 2022年1月号』に掲載したものを再編集しています

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解説◎渡邉長士

1981年生まれ。千葉県出身・在住。生まれ育った千葉の海をこよなく愛すアジングの達人。ソルトルアー全般やバスフィッシングなどにも明るいマルチアングラー。

 

Q6 ジグヘッドやルアーの使い分けがわかりません。

A6 ルアーセレクトはベイトを基準に。1g のラウンドジグヘッド+リブ付きストレートワームが定番です。

各メーカーから発売されているさまざまな形状・サイズ・ウエイトのルアーやジグヘッド。これだけ選択肢があったら「結局どれを使えばいいの?」と悩むのも頷けます。

13-Oct-28-2022-01-59-31-1344-AM

でも安心してください。場所と時間帯、そしてレンジさえ外していなければ、アジは釣れたも同然。ウエイトやサイズが大きく逸脱していない限り、ルアーやジグヘッドの違いによる大きな差は生まれません……が、「多少」の差は生まれますので、適したものを選びたいものです。

ルアー選びの基準は、アジのベイトです。一般的な20㎝までのアジであれば、全国的に水中のプランクトンが主食。となれば、ルアーはスローかつ漂うような動きのものが有効になります。

このことから、私がジグ単の基準にしているセッティングは1g前後のラウンドタイプのジグヘッドに、2in クラスのリブ付きストレートワームを組み合わせたもの。

 

渡邉さんのジグ単標準セッティング(プランクトン食いのアジねらい)

09 のコピー

月下美人アジングヘッドTG1g(ダイワ)

 

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アジングビーム2in(ダイワ)

 

ジグヘッドにラウンドタイプを使うのは、ヘッド前面が水を受けて、より漂うような動きが出しやすいから。ワームにリブ付きモデルを選ぶのも、ボディーに水を掴ませるためです。リグ全体の抵抗値が上がれば、操作感も向上します。

ワームに関して、水を掴ませるというだけならシャッドテールタイプやカーリーテールタイプでもいいかと思いがちですが、これらのパーツはある程度ルアーにスピードがないと機能しません。「水をしっかり掴みつつ、スローな動きにも機敏に反応する」ということを両立できるのが、リブ付きのピンテールタイプなんです。

反対に、動きの速い小型のベイトフィッシュを捕食しているようなアジには、ダート系のジグヘッドにリブのない(浅い)ピンテールを合わせ、スピードで食わせます。また、プランクトン食いのアジであっても、軽量でスローなアクションにスレてしまっているときはあえてダート系の動きで反射食いを誘う、というのもアリです

 


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