まずは仕掛けを潮上に投入してオモリを着底させたらラインを張ってアタリを待ちます。張り加減は『張りすぎす、ゆるめすぎず』いわゆるカワハギ釣りなどで多用されるゼロテン(ゼロテンション)状態。アジの活性が高活性状態ならここでアタリが出るので、当たったら即アワセを入れましょう。
基本はゼロテンでステイからのシャクリ!
編集部=写真と文
デイゲームで美味な金アジがバリバリ釣れるし、回遊しだいで40cm超のギガアジだってキャッチ可能! オフショアの魅力を存分に満喫できる人気のバチコンゲーム。痛快に楽しむためのコツはここで!
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目次
- バチコンの釣り方【基本①】 基本はゼロテンでステイ
- バチコンの釣り方【基本②】 アジの視界からリグを消す
- バチコンの釣り方【基本③】 チョイ投げで横に探るのもアリ!
- 応用編:バチコンの釣り方【応用】 デカアジは上にいる!
- 応用編:バチコンのアワせ方は?
- 応用編:アジの持ち帰り方は?
- 基礎編:そもそもバチコンとは?
- 基礎編:バチコンはどこで楽しめる?
- 基礎編:バチコンに適した季節&時期は?
- 基礎編:バチコンのロッド・リール・ラインは?
- 基礎編:バチコンの仕掛けは逆ダンスタイルがおすすめ
- 基礎編:バチコンにおすすめのジグヘッドは?
- 基礎編:バチコン用ワームのおすすめカラーとローテーションは?
- 基礎編:バチコン用ワームのグローやケイムラって?
神奈川県在住。アジング、メバリングなど地元・横浜の海を中心に楽しむライトゲーマー。なかでもサクッと楽しめるバチコンゲームは超お手軽なのに奥深さもあるのでお気に入り。ダイワ・フィールドテスター
バチコンの釣り方① 基本はゼロテンでステイ
ステイからのシャクリで反応させる「まずは仕掛けを潮上に投入してオモリを着底させたらラインを張ってアタリを待ちます。張り加減は『張りすぎす、ゆるめすぎず』いわゆるカワハギ釣りなどで多用されるゼロテン(ゼロテンション)状態。アジの活性が高活性状態ならここでアタリが出るので、当たったら即アワセを入れましょう。
アタリがない場合ば軽く1回シャクって3秒程度ポーズ。それでも当たらなければ再度シャクる。個人的にはチョン、チョンと2~3回30cm程度の幅でシャクって枝スのワームにアクションを与え5秒程度ポーズ。極端に活性が低くなければここで何らかの反応があります。
それでも当たらない場合は仕掛けを回収し、ワームがズレていないかチェック。ズレていると極端にアタリが減るので要注意。ワームに異常がない場合は再投入してもよいですが、それでも無反応ならワームカラーを変更して当たりカラーを探したほうがよいですね」
着底したらゼロテン状態にセット
当たったらシャープに即アワセ。魚の重量が乗り込んだらテンションを保ったままリーリングに移ろう
乗船してリグをセットしたら移動時に絡まぬようルアーカバーを装着しておくと便利で安全。つまらないトラブルを防止できる
バチコンの釣り方② アジの視界からリグを消す
基本釣法を繰り返し、ワームチェンジしても良好な反応をコンスタントに得ることができないことがある。こんな時は一度ワームをターゲットの視界から消してみるとよい。「イマイチだなと感じたら、とりあえずリグを回収して投入するか、一度中層まで巻き上げてワームをアジの遊泳層から消し去って再投入。これで『コンッ!』と当たる場合もしばしば。やはり同じタナに同じワームが常にあるとあきられると思うんですよ。なので、基本釣法で当たらないければ漫然と釣り続けずに①視界から消し去る、②ワームカラーチェンジを試してアタリを作り出しましょう。ちなみに回収作業を素早く行なうために私はハイギアリールを愛用しています」
この記事は好評発売中の『アジングAnglers!』に掲載したものをオンライン版として特別公開しています。バチコンに代表されるオフショアアジングも徹底取材!↓↓↓↓
バチコンの釣り方③ チョイ投げで横に探るのもアリ!
食い渋り打開策のバリエーションとして、チョイ投げ釣法を試してみてもよい。バチコンが得意とする船の真下を探る釣りで反応がない時はアンダースローで軽くキャストし、オモリをボトムに着底させたらシェイクしつつ手前に引いてみよう。また、キャスト後にラインを張って沈下させるカーブフォールが効くことも。柔軟な発想でいろいろ工夫してみよう。◆アジングのNEWスタイル「バチコン」の釣り方詳細解説! 応用編へGO