これからタイラバでマダイ釣りを楽しみたい方向けに、タイラバの特徴から使い方、選び方、そしてタイラバでのマダイ釣りのポイントなど、タイラバフィッシングの基礎をご紹介します。簡単でありながら、大物狙いのスリルも味わえるマダイ釣りに、ぜひ挑戦してみてください。
この記事の内容
タイラバとは?
タイラバとは、タイを釣るための、日本の漁具から生まれたルアー(疑似餌)の1つです。
ラインに通す鉛玉(ヘッド)、タイの目を引くひらひらのラバー(スカートやネクタイと呼ばれます)、そこに結ぶフック(針)を装着した一連の仕掛けのこと。
また、この仕掛けを使った釣りのスタイルもタイラバと呼ばれています。
- マダイの特徴・習性について
- タイラバの仕掛け・パーツ
- タイラバがおすすめの場所
- タイラバがおすすめの時間帯
マダイの特徴・習性について
マダイは日本全国(北海道は一部)の沿岸、水深30m~200mの砂地や岩場に生息しているため、主に船釣りで狙いにいく魚です。
遊泳する範囲は、主に海底から10m迄の範囲が多く、小魚や、イカ、貝甲殻類を捕食しています。
地域差はありますが、1年で15cm前後、2年で25cm、5年で40cm程度に成長し、70cmになるにはだいたい10年以上かかります。マダイの好適水温は18℃~28℃で12℃以下では活動が低下するといわれています。
マダイ釣りは1年中可能ですが、一般的には4月から11月頃までがベストシーズンと言えます。マダイの産卵期は春から初夏にかけてで、特に産卵を前にマダイが水深の比較的浅い沿岸部に寄って来る、春の「乗っ込み」期は大物狙いのチャンスとなります。一方、マダイが高活性になる秋は数釣りが楽しめます。
タイラバの仕掛け・パーツ
タイラバは、ヘッド、スカート、ネクタイ、フック、で構成されています。また、最近はハリに刺したり、スカートやネクタイと同じようにヘッドの下にセットしてマダイにアピールするワームもよく使われます。
釣具店に行くと、沢山のタイラバが展示してあり、どれを買ったらいいか迷ってしまいます。そんな時は、釣りをするエリアでショップの店員や釣行する船長にどんなタイラバが良く釣れているか聞くのが一番ですが、ここでは基本的な選び方について説明します。
ヘッド
タイラバヘッドはタイラバを着底させる役割を担います。水深や潮流によって重さを使い分けして使用します。
タイラバヘッドの素材は、鉛とタンディングステンの2種類があります。タンディングステンは比重が大きな素材で、鉛よりも小さくて重いヘッドにすることができます。ヘッドが小さい分、潮の流れの抵抗を受けにくいため、海中での落下スピードが速く、潮が速い時や深場などでも使いやすいのですが、難点は高額なところです。
また、タイラバヘッドは形状や色によっても沈み方や引き(巻き)心地、そして魚からの反応が変わります。そのため、たとえば天候や海流の状態によって使い分けることで、よりタイラバを楽しむことができます。
スカート
タイラバ用スカートの役割は、マダイにタイラバの存在をアピールする役割とフックとネクタイが絡み合わないようにすることです。基本はネクタイと同系色にしますが、必ず合わせないといけないわけではありません。反応が悪い時は組み合わせなどいろいろと試してみます。
ネクタイ
タイラバで最も重要なのがネクタイと考えてもいいでしょう。ネクタイの役割はタイラバを巻き上げる際に発する波動がマダイを引き寄せ、喰わせるものです。形状は、真っすぐな形状をしたものと、カーリングした形状のものがあります。カーリングが強い程、波動は大きくなります。
ネクタイはその日のマダイがどんな波動を好むか?釣果を大きく左右する要因となるので、研究し甲斐のあるパーツです。
フック
タイラバに付けるフックで重要な点は、丈夫でなおかつ大きすぎないものにすることです。マダイはタイラバを丸呑みするのではなく、硬く丈夫な口でついばむようにくわえてきます。ですので、小さくて針先が鋭く丈夫なものがおすすめです。
また、フックが小さければタイラバのネクタイなどと一体化して、マダイが喰いついた時により吸い込まれやすい(=ハリが口に掛かりやすい。特に口の中でも柔らかい唇の部分など)という効果も狙えます。
タイラバがおすすめの場所
タイラバ釣りは基本的に船釣りとなるので、釣れるポイントは船長任せになります。地元の船長さんなら、その時々の状況によってのポイントや釣り方に精通しているので安心です。
遊漁船の探し方は、「明石 タイラバ船」のように、地域名とタイラバ船と入力すれば探すことができます。ただし、ヒットした遊漁船が時期によってタイラバ釣りをやっていないことや、エサ釣り専用になっている場合もあるので、ネットなどで予約する前には必ず問い合わせしましょう。
タイラバがおすすめの時間帯
タイラバがおすすめの時間帯は他の魚同様、朝まずめと夕まずめが良く釣れる時間帯となります。ただし、それ以上に重要になるのが潮の動きです。海にも潮流という流れがあり、潮が動き始める時間帯と潮が止まりかける時間帯が時合となりやすく、タイ釣りにもベストな時間帯と言えます。
潮が完全に止まってしまうとまったく釣れなくなってしまうこともあるので、釣行前に潮汐表などで潮が動き出す時間と止まる時間を調べておきます。
タイラバに必要なタックル(道具)の種類
タイラバ釣行に必要なタックル(道具)について説明します。タイラバに最低限必要なタックルとしては、以下が挙げられます。
- ロッド(竿)
- リール
- 糸(道糸/ライン)
- リーダー(先糸)
それぞれのパーツにおいて、どんなタックルが良いかご紹介します。
- タイラバ向けのロッドは長時間でも疲れない軽量タイプ
- タイラバ用リールは軽量かつパワーと安定感のあるものを
- タイラバには細くて強度があり伸びの少ないラインを選ぶ
- タイラバのリーダーは根ズレに強いフロロカーボン
タイラバ向けのロッドは長時間でも疲れない軽量タイプ
タイラバロッドを選ぶ際は、「硬さ、調子、重さ、長さ」の4点について特に注意してください。先にも述べた通り、マダイはタイラバをついばむようにくわえます。ロッドが柔らかいほど喰いこみが良く、魚に違和感を与えません。
柔軟な調子(同じ負荷でもより竿全体が曲がるもののこと)のロッドを使うことで、マダイをオートマチックにフッキングすることが可能になります。重さはできるだけ軽く、長さは6フィート(1.83m)前後のものが取り回しが楽で疲れにくいでしょう。
各メーカーがタイラバ専用ロッドを販売しているので、初心者はその中から選ぶのが無難です。
タイラバ用リールは軽量かつパワーと安定感のあるものを
タイラバはベイトリール(両軸リール)を使用するのが一般的です。リール選びで大切なことは、「大きさ、重さ、ギア比」です。
PEライン0.6号~0.8号を200m巻ける大きさがあれば十分です。重さも重要で、軽ければ軽いほど扱いやすく、釣りに集中できます。ギア比とは、ハンドル1回転あたりのスプールの回転数を表すもので、ローギアは回転数が少なく、タイラバをゆっくりと一定の速度で巻き上げることができるため、初心者の方にはローギアをおすすめします。
ベイトリールには、ロープロ型と丸形があります。前者の方が平たくコンパクトかつ軽量で扱いやすくなっています。バス釣りで使用するベイトリールをタイラバで使用することも不可能ではありませんが、バス釣り用は淡水向けなので錆びる恐れがあり、おすすめはタイラバ専用のリールや海の船釣り用のベイトリールになります。
タイラバには細くて強度があり伸びの少ないラインを選ぶ
タイラバ釣りではいかにスムーズにタイラバを落とし込むことができるかが釣果を左右します。海にも潮流があるため、太いラインは表面積が大きいため潮に流されやすく、タイラバをスムーズに落とすことが難しくなります。
また、径が細いものでも、繊細なアタリや70cmを超えるマダイを釣り上げるには強度があり、つまり、リールに巻く道糸は伸びの少ないPEラインが適しています。
タイラバのリーダーは根ズレに強いフロロカーボン
PEラインは引っ張る力には強いのですが、岩場などでの擦れに弱わく切れやすい性質です。そこで、道糸のPEラインの先端には3~5mほどのリーダーを結びます。
また、誤ってタイラバが障害物に引っ掛かった場合(根掛かりした場合)、道糸とリーダーの結び目から切れることで、道糸の途中から切れてしまう高切れ(最悪の場合、道糸の長さが足りなくなる恐れがある)や竿を傷めることが避けられます。素材は比重が重いフロロカーボンを使用するのが一般的です。PEラインの先端に3~5m程度結びましょう。リーダーの太さはPEライン×3~4倍と覚えておいてください。
タイラバのPEラインとリーダーの結び方
タイラバ釣りでのPEラインとリーダーの結び方について説明します。折角の大物がかかってもPEラインとリーダーが外れてしまっては元も子もありません。また、結び目が大き過ぎるとロッドのガイドに引っ掛かり、ラインの巻き上げ下げができなくなってしまいます。
ここでは、充分な強度がありトラブルが少ないFGノットという結び方の一例を説明します。初心者の方には、FGノットを確実に作るのをアシストしてくれるツールも複数発売されているので、それらを利用するのもおすすめです(ノットアシストやノッターといった名前が付いています)。
- PEラインとリーダーをセットする
- 編み込み方法
- 仮固定
- ラインの付け替え
- ハーフヒッチでの編み込み〜ノット完成
1. PEラインとリーダーをセットする
PEラインの端線を口でくわえ、本線を足で押さえてラインを張ります(竿にセットしたリールからラインを伸ばして張っておいてもよい)。リーダーの端線を右にして十字にクロスさせます。リーダーの端線が短すぎると結びにくいので慣れるまでは余裕をもってください。
2. 編み込み方法
セットが完了したらPEラインにリーダーを編み込んでいきます。人差し指と親指でクロスされた部分を押さえそこを中心に上下交互に10回以上S字状に編み込みます(支点を中心に8の字を描くイメージ)。
この時に1回編み込む度にキッチリ締めこむと綺麗に編み込めます(PEラインはクロス部分の左側に編み込まれていきます)。
3. 仮固定
10回以上編み込んだらハーフヒッチ(片結び)で編み込みを仮固定します。
4.ラインの付け替え
リーダーの端線とPEラインの本線を合わせ口にくわえ、リーダー本線を足で押さえラインを張ります。
5.ハーフヒッチでの編み込み~ノット完成
PEライン端線で口にくわえ合わせたリーダー端線とPEライン本線2本をまとめてハーフヒッチで10回以上編み込みます。編み込みが終わったら、口にくわえたリーダー端線を根元でカットし、さらにハーフヒッチでPEライン端線をPEライン本線で10回以上ハーフヒッチで編み込みます。
最後に、PEライン本線とリーダー本線をしっかり引っ張り抜けないことを確認したうえで、PEライン端線でエンドノット(ハーフヒッチの輪を2回くぐらす)で固定。PEライン端線を根元でカットし完成です。
タイラバの選び方|種類・形状・重さ・素材
タイラバを買いに釣具店に行くと、形状や重さの異なるたくさんの種類のタイラバが販売されています。選択肢が多いため何を買ったらいいか迷ってしまいますが、ここでは基本的なタイラバの選び方について説明します。
- タイラバは「固定式」「遊動式」の2種類
- タイラバのヘッド形状種類と各特徴
- タイラバの重さは水深・潮の流れに応じて複数準備
- タイラバの素材は「シリコン」「ゴム」の2種類
- タイラバの色は赤・オレンジ・緑・黒などが基本
タイラバは「固定式」「遊動式」の2種類
タイラバは大きく分けて固定式と誘導式に区分されますが、最近ではほとんどが誘導式になっています。固定式は、ヘッドとスカート・ネクタイ・フックが一体化されたもので、それぞれが分離されているのが誘導式です。
誘導式はタイラバのヘッド部分がラインづたいに上下に自由に動くようになっています。誘導式は、ヘッド部分が先に着底しネクタイ部分が海中を漂うためフォール中(落とし込み)のバイト(喰わせること)を誘発しやすく、また、マダイがタイラバをくわえた際にヘッドが分離されているので、違和感を覚えずフッキングに持ち込みやすいというメリットがあります。
タイラバのヘッド形状種類と各特徴
タイラバの形状は大きく分けて2種類あります。丸形とそれ以外のものになりますが、最もオーソドックスなのは丸形で、実際、丸形を愛用しているアングラーも多くいます。
丸形以外の形状のタイラバは、フォール姿勢が変化するため、ネクタイとフックが絡みやすく初心者には不向きです。ネクタイとフックが絡み合っている状態では、いくら頑張ってもマダイはヒットしませんので、初心者には丸形をおすすめします。
タイラバの重さは水深・潮の流れに応じて複数準備
タイラバは水深や潮流によって重さの違うものを使い分けます。主に水深30mで60g、50m以上で80g~100gを目安として選んでください。着底が確認できる範囲で、できる限りタイラバの重さを軽くすることが釣果につながります。
明石海峡など潮流が速い場所では、流されないように200g以上の重さのタイラバを使用することもあります。条件によって使い分けする必要があるため数種類の重さのタイラバを準備しておきましょう。
タイラバの素材は「シリコン」「ゴム」の2種類
タイラバの素材はシリコン製のものとゴム製のものがあります。シリコン製の方が水中でフワっとフレアしやすく、マダイへのアピール度も増します。また、絡みも少ないことから初心者にも扱いやすくなっています。
耐久性もシリコン製の方が勝っていることもあり、最近ではシリコン製のものが多く販売されています。
タイラバの色は赤・オレンジ・緑・黒などが基本
タイラバのカラーの選び方は、たとえばその時にマダイがなにを捕食しているか?などで決めますが、たとえば目立つ色と目立たない色で、どちらがよいかは必ずしも決まっておらず、色々試してみることが大切です。そのうえで、明らかによく釣れる色が偏ることもよくあるので、その日、その時の正解を探すのがコツになります。
マダイは好んで、エビやカニ等の甲殻類を捕食します。そこで赤・オレンジが定番カラーとなります。春先にはイカナゴ等の小魚や海藻の海苔を捕食する時期もあるようで、緑や黒がヒットカラーとなるパターンもあります。やはり色々と試してみることが釣果に繋がると思います。
タイラバおすすめ人気ランキング13選【2022年版】
以下では、アングラーに人気のおすすめタイラバをランキング形式で紹介します。
- 1位:ダイワ 紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド
- 2位:メジャークラフト 鯛乃実(タイノミ)
- 3位:ジャッカル TGビンビンスイッチ ヘッド
- 4位:ハヤブサ フリースライド TGヘッド コンプリートモデル
- 5位:シマノ 炎月 タイガーバクバク
- 6位:アブ・ガルシア カチカチ玉
- 7位:シマノ 炎月 ドテラバクバク
- 8位:シマノ 炎月 ヒューストンバクバク TGヘッド
- 9位:メジャークラフト 鯛乃実TG
- 10位:シマノ 炎月 ラクチェンバクバクR
- 11位:タカミヤ H.B concept ライトステップ タイラバヘッド
- 12位:ダイワ 紅牙ベイラバフリーα中井レディバグ(セット&ヘッド)
- 13位:デュエル ソルティー・ラバー スライド
\ちょっと待った!注目Youtubeチャンネル/
つり人CHANNEL
日本で最も歴史ある釣り専門出版社「つり人社」が運営するYoutubeチャンネル。バス釣り、フライフィッシング、海釣り、魚のさばき方など、釣りの楽しさ、釣りの素晴らしさを伝えられる動画を毎日アップしていきます。
タイラバ1位:ダイワ 紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド
サイズごとにヘッド形状および機能が異なるタングステンヘッドタイラバ。軽いものは、適度な抵抗感により潮の変化を繊細に感じられます。一方、重いヘッドはタングステン化によって抵抗を減らし、深い場所でもストレスなくゲームを楽しめます。
45g〜250gまで、8種類のウエイトが用意されているラインナップの豊富さも魅力です。
メーカー | グローブライド株式会社 |
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ブランド | ダイワ(Daiwa) |
商品名 | 紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド |
構造 | 遊動式 |
重さ | 45g/60g/80g/100g/120g/150g/200g/250g |
カラー | 7色 |
価格 | 45g:1,980円 60g:2,365円 80g:2,915円 100g:3,410円 120g:3,960円 150g:4,840円 200g:6,050円 250g:7,480円 |
公式サイト | ダイワ(Daiwa)公式サイト |
タイラバ2位:メジャークラフト 鯛乃実(タイノミ)
鯛乃実は「鯛の実(エサ)のようにバクバク喰ってくる!」という意味があります。
スカートの量を押さえネクタイによるアピールに重点をおいたタイラバで、低活性時にも効果があります。
使い方は、定速でただ巻くだけ。鯛乃実は緩やかなS字を描きながらアピールする事や巻き上げ時の抵抗も少ない事から疲れにくく初心者にもおすすめです。
メーカー | メジャークラフト株式会社 |
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ブランド | メジャークラフト(Major Craft) |
商品名 | 鯛乃実(タイノミ) |
構造 | 遊動式 |
重さ | 45g/60g/80g/100g/130g/160g |
カラー | オレンジ×オレンジ/オレンジ×レッド/シルバー×ピンク/ゴールド×レッド/ゴールド×オレンジ/ゴールド×グリーン/レッド×レッド/レッド×オレンジ/レッド×ブラック |
価格 | 45g:616円 60g:649円 80g:693円 100g:737円 130g:781円 160g:847円 |
公式サイト | メジャークラフト(Major Craft)公式サイト |
タイラバ3位:ジャッカル TGビンビンスイッチ ヘッド
ヘッドの交換が容易で、状況の変化にすばやく対応できることが特徴。ヘッドとネクタイが並列する構造になっており、なおかつヘッドはスプリットリングで接続されるため、簡単にヘッド交換が可能です。
また高比重タングステン素材が使われており、コンパクトかつ沈下速度が速いという特徴もあります。
メーカー | 株式会社ジャッカル |
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ブランド | ジャッカル(JACKALL) |
商品名 | TGビンビンスイッチ ヘッド |
構造 | 遊動式 |
重さ | 35g/45g/60g/80g/100g/120g/150g |
カラー | 8色 |
価格 | 35g:1,408円 45g:1,573円 60g:1,936円 80g:2,376円 100g:2,816円 120g:3,256円 150g:4,191円 ■プレーン 35g:1,298円 45g:1,463円 60g:1,826円 80g:2,266円 100g:2,706円 120g:3,146円 150g:4,081円 |
公式サイト | ジャッカル(JACKALL)公式サイト |
タイラバ4位:ハヤブサ フリースライド TGヘッド コンプリートモデル
タングステン素材を使用したタイラバです。タングステンのメリットは沈下速度だけでなく、コンパックとなシルエットになるので、食い渋った状況でもタイに口を使わせやすいこと。
また、フォール時の安定性の高い低重心なヘッドは、上部が山型をしており、巻き上げ時に水を切ることで抵抗を受けにくく、投入と回収を繰り返しても疲れにくいです。
メーカー | 株式会社ハヤブサ |
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ブランド | ハヤブサ |
商品名 | フリースライド TGヘッド コンプリートモデル |
構造 | 遊動式 |
重さ | 30/45/60/75/90/125/160/220g |
カラー | 全10色 |
価格 | オープン価格 |
公式サイト | ハヤブサ公式サイト |
タイラバ5位:シマノ 炎月 タイガーバクバク
タイの食い込みが良く、バラしの少ない遊動式のタイラバ。
単なる丸型のシンカーではなく両サイドにフラット面が設けられ、少し細くなっていることから安定したスイミングが可能になっています。
高価なタングステンではなく鉛を使用しているので、初心者でもさまざまなカラーや重さを揃えやすいことも特徴です。
メーカー | 株式会社シマノ |
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ブランド | シマノ(SHIMANO) |
商品名 | 炎月 タイガーバクバク |
構造 | 遊動式 |
重さ | 45g/60g/80g/100g/120g/150g/200g |
カラー | 6色 |
価格 | 45〜100g:1,232円 120g:1,397円 150g:1,507円 200g:1,639円 |
公式サイト | シマノ(SHIMANO)公式サイト |
タイラバ6位:アブ・ガルシア カチカチ玉
デビル渡辺考案。音でアピールする新発想タイラバ!
隠し玉と喰わせ玉の2つの分離式タイラバで、小さい喰わせ玉が、水流でアクションし、音で喰い気を誘う新しいタイプのタイラバです。
喰わせ玉がネクタイ部分の着底速度を速め、反応が鈍い時も反射的に口を使わせてしまう効果を期待できそうです。
メーカー | ピュア・フィッシング・ジャパン |
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ブランド | アブ・ガルシア(Abu Garcia) |
商品名 | カチカチ玉 |
構造 | 分離式 |
重さ | 20g/30g/40g/60g/80g/100g/120g/140g |
カラー | 全7色 |
価格 | 20g:715円 30g:715円 40g:770円 60g:825円 80g:880円 100g:990円 120g:1,210円 140g:1,320円 |
公式サイト | ピュア・フィッシング・ジャパン公式サイト |
タイラバ7位:シマノ 炎月 ドテラバクバク
後方低重心で、潮が速く船が流れる状況でもきっちり底を取れるドテラ専用設計のタイラバ。巻取り時には、まっすぐ進みながらネクタイの動きを強調させる無駄のないリトリーブが実現できます。
フックシステムは、上針は「喰わせ」、下針は「掛け」の仕様。絡みにくさを求めて硬めのコードが使われていることも特徴です。
メーカー | 株式会社シマノ |
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ブランド | シマノ(SHIMANO) |
商品名 | 炎月 ドテラバクバク |
構造 | 遊動式 |
重さ | JD-L08T:80g JD-L10T:100g JD-L12T:120g JD-L15T:150g JD-L20T:200g JD-L25T:250g |
カラー | 8色 |
価格 | 80g:1,529円 100g:1,606円 120g:1,639円 150g:1,738円 200g:1,991円 250g:2,123円 |
公式サイト | シマノ(SHIMANO)公式サイト |
タイラバ8位:シマノ 炎月 ヒューストンバクバク TGヘッド
「ヒュ~…ストン!」という高速落下を体感できるタイラバ。タングステンヘッドが採用されており、鉛モデルよりも軽い引き抵抗が実現されています。
また落下速度が速い分、潮の影響が少なく、吹き流されにくいという特徴もあります。そのほか、目玉に「4(40g)」「9(90g)」などと重量が表記されているため、交換時に便利です。
メーカー | 株式会社シマノ |
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ブランド | シマノ(SHIMANO) |
商品名 | 炎月 ヒューストンバクバク TGヘッド |
構造 | 遊動式 |
重さ | JD-T04S:45g JD-T06S:60g JD-T07S:75g JD-T09S:90g |
カラー | 1色 |
価格 | 45g:2,365円 60g:2,618円 75g:2,992円 90g:3,498円 |
公式サイト | シマノ(SHIMANO)公式サイト |
タイラバ9位:メジャークラフト 鯛乃実TG
メジャークラフトの定番タイラバ、鯛乃実のタングステンモデルです。ただでさえ沈みが速い高比重のタングステンですが、さらに沈下速度をアップするオリジナル形状となっています。
沈みが速いことのメリットは、船に乗った釣り人の中で真っ先にタイのいる水深まで送り届けられること。誰よりも早く、まだ警戒心を抱く前のタイにアピールできます。
メーカー | メジャークラフト株式会社 |
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ブランド | メジャークラフト(Major Craft) |
商品名 | 鯛乃実TG |
構造 | 遊動式 |
重さ | 60g / 80g / 100g |
カラー | 全9色 |
価格 | 60g:1,980円 80g:2,310円 100g:2,750円 |
公式サイト | メジャークラフト(Major Craft)公式サイト |
タイラバ10位:シマノ 炎月 ラクチェンバクバクR
ヘッドが2つに割れることで、わざわざラインを結び替えることなくヘッドの重さやカラーを変えられるタイラバ。
ヘッド形状はベイエリアや内海に向いた丸型と、外海に向いたスクエア型の2種類が用意されています。
さまざまなカラーのヘッドとネクタイがラインナップされているので、海の状況や船長のおすすめに合わせて積極的に交換するのがおすすめです。
メーカー | 株式会社シマノ |
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ブランド | シマノ(SHIMANO) |
商品名 | 炎月 ラクチェンバクバクR |
構造 | 誘導式 |
重さ | ー |
カラー | 6色 |
価格 | JD-Q60U:1,430円 JD-Q80U:1,496円 JD-Q10U:1,551円 JD-Q12U:1,617円 |
公式サイト | シマノ(SHIMANO)公式サイト |
タイラバ11位:タカミヤ H.B concept ライトステップ タイラバヘッド
タイに違和感を与えず食い込ませられバラシも少ない遊動式ヘッド、低重心設計で安定したフォール姿勢とボトムタッチのしやすさなど、基本の性能を高次元で達成しつつも、コストパフォーマンスに優れるタイラバヘッドです。
フラッシングでタイを誘惑するホログラムも搭載。まず、基本のカラーと重さを揃えたいという方におすすめのベーシックなタイラバです。
メーカー | 株式会社タカミヤ |
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ブランド | H.B concept |
商品名 | ライトステップ タイラバヘッド |
構造 | 遊動式 |
重さ | 60/120/150g |
カラー | 全3色 |
価格 | 60:300円 120:400円 150:480円 |
公式サイト | タカミヤ公式サイト |
タイラバ12位:ダイワ 紅牙ベイラバフリーα中井レディバグ(セット&ヘッド)
中井一誠氏考案のタイラバ。
水槽で飼っていた真鯛が、上から落ちてくるものにもの凄い興味を示すことに着目し、中井氏自らが鉛を溶かして最初は手作りで作っていたものを商品化しています。
半球状のヘッドがフォール時にフラッシングしながら降下。巻き上げ時はゆらゆらとターゲットを誘います。
ユニークなデザインがアングラーの集中力を高めてくれます。
メーカー | グローブライド株式会社 |
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ブランド | ダイワ(DAIWA) |
商品名 | 紅牙ベイラバフリーα中井レディバグ(セット&ヘッド) |
構造 | 遊動式 |
重さ | ・中井レディバグ:45g/60g/80g/100g/120g ・中井レディバグH:20g/30g/45g/60g/80g/100g/120g |
カラー | 全7色 |
価格 | ■中井レディバグ 45~60g:1,045円 80~120g:1,155円 ■中井レディバグH 20~30g:770円 45~60g:825円 80g~120g:946円 |
公式サイト | ダイワ(DAIWA)公式サイト |
タイラバ13位:デュエル ソルティー・ラバー スライド
光を反射する面を多く持つ半月形状の遊動式タイラバです。多くの反射面から放たれるフラッシングはタイのバイトを誘発。また、安定性が高むボトムで立ちやすい形状なので、ボトムステイ時にもゆらゆら揺れてタイを誘うことができます。
メーカー | 株式会社デュエル |
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ブランド | デュエル |
商品名 | ソルティー・ラバー スライド |
構造 | 遊動式 |
重さ | 60/80/100g |
カラー | 全7色 |
価格 | オープン価格 |
公式サイト | デュエル公式サイト |
タイラバおすすめ商品の価格比較表
ダイワ 紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド | 45g:1,980円 60g:2,365円 80g:2,915円 100g:3,410円 120g:3,960円 150g:4,840円 200g:6,050円 250g:7,480円 |
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メジャークラフト 鯛乃実(タイノミ) | 45g:616円 60g:649円 80g:693円 100g:737円 130g:781円 160g:847円 |
ジャッカル TGビンビンスイッチ ヘッド | 35g:1,408円 45g:1,573円 60g:1,936円 80g:2,376円 100g:2,816円 120g:3,256円 150g:4,191円 ■プレーン 35g:1,298円 45g:1,463円 60g:1,826円 80g:2,266円 100g:2,706円 120g:3,146円 150g:4,081円 |
ハヤブサ フリースライド TGヘッド コンプリートモデル | オープン価格 |
シマノ 炎月 タイガーバクバク | 45〜100g:1,232円 120g:1,397円 150g:1,507円 200g:1,639円 |
アブ・ガルシア カチカチ玉 | 20g:715円 30g:715円 40g:770円 60g:825円 80g:880円 100g:990円 120g:1,210円 140g:1,320円 |
シマノ 炎月 ドテラバクバク | 80g:1,529円 100g:1,606円 120g:1,639円 150g:1,738円 200g:1,991円 250g:2,123円 |
シマノ 炎月 ヒューストンバクバク TGヘッド | 45g:2,365円 60g:2,618円 75g:2,992円 90g:3,498円 |
メジャークラフト 鯛乃実TG | 60g:1,980円 80g:2,310円 100g:2,750円 |
シマノ 炎月 ラクチェンバクバクR | JD-Q60U:1,430円 JD-Q80U:1,496円 JD-Q10U:1,551円 JD-Q12U:1,617円 |
タカミヤ H.B concept ライトステップ タイラバヘッド | 60:300円 120:400円 150:480円 |
ダイワ 紅牙ベイラバフリーα中井レディバグ(セット&ヘッド) | ■中井レディバグ 45~60g:1,045円 80~120g:1,155円 ■中井レディバグH 20~30g:770円 45~60g:825円 80g~120g:946円 |
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タイラバの釣り方・巻き方のコツ
タイラバは非常に簡単な釣りで、タイラバを海底に着底させ、着底させたら速やかに巻き上げるという操作の繰り返し。そしてこの時に、終始一定速度で巻き上げることが大切です。
- 投入:フリーでタイラバを海底まで落とす
- 巻き上げ開始:着底後すぐにタッチアップ
- 等速巻き:リールを一定速度で巻く
- アタリが来たら:巻き続けて最後にアワセ
投入:フリーでタイラバを海底まで落とす
リールのクラッチを切り、スプールをフリー状態にしてタイラバを海底にフォールします。
この時、利き手親指でスプールを軽く押さえて、スプールの回転速度を調整します。タイラバの落下速度よりスプールの回転速度が速いとバックラッシュ(リールに巻いたラインがふけあがる)を起こします。
潮流が速い時はラインが流され、タイラバが着底するまでの間に海中でラインが大きくたわんでしまいます。そんな時は途中で一旦落下を止めて、ラインがタイラバの重みでなるべくまっすぐ、たるみのない状態になるのを待ち、再度フォールさせる事が必要です。
巻き上げ開始:着底後すぐにタッチアップ
マダイはタイバラがフォールしてくるのを見ています。フォール中にしばしば喰ってくる事もあります。着底後は直ぐにタッチアップすることが大切で、タイラバが動かなければ捕食行動をやめてしまいます。
また、タイラバが海底で引きずられると障害物に引っ掛かる可能性が増してしまい大切なタイラバを失いかねません。
等速巻き:リールを一定速度で巻く
マダイがどんなタイラバの巻き速度を好むかはその時々によって異なります。まずは速めから試し、反応がなければ徐々にゆっくりと巻いてみます。速巻き・遅巻き共に終始一定速度で巻き上げることが大切です。
先にも記述しましたが、マダイは海底から10mまでのところを主に回遊しています。その棚を重点的に誘うことが釣果に繋がるため、リールのハンドルを10回~20回程度巻いたら、再びフォールして下さい。
アタリが来たら:巻き続けて最後にアワセ
コツコツ!とアタリがきたらアワセずに、巻き速度を変えずに巻き続けて下さい。マダイはいきなりフックには食いつきません。大抵ネクタイなどの一部に噛みつきますが繊細な魚なので違和感を感じると直ぐに捕食を止めてしまいます。
また、マダイの口は固くマダイの顎をフックで貫通させることはできません。コツコツとあたっている間に唇の柔らかい部分にしっかりフッキングさせる時間を稼ぐ意味合いもあります。
【Q&A】タイラバについて多い質問
以下では、タイラバについて多い質問・疑問に回答します。
- タイラバの原則「等速巻き」のスピードはどれくらいが良い?
- タイラバはバーチカルよりもドテラ流しの方が向いているのはなぜ?
- タイラバでなかなか釣れない時はどこを見直すと良い?
Q.タイラバの原則「等速巻き」のスピードはどれくらいが良い?
マダイがどんなタイラバの巻き速度を好むかはその時々によって異なります。まずは速めから試し、反応がなければ徐々にゆっくりと巻いてみます。
巻きスピードは感覚でかまいませんが、自分なりの「高速」「中速」「低速」の3段階のバリエーションをもっておきましょう。
Q.タイラバはバーチカルよりもドテラ流しの方が向いているのはなぜ?
ドテラ流しという攻め方もあります。釣り船を潮や風の流れに流し、タイラバを斜めに巻き上げる釣り方です。バーチカル(垂直)に巻き上げるより広範囲に攻めることができます。
潮の流れが速い場合は着底が確認しにくい事もありますが、ドテラ流しをするタイラバの乗り合い船では、通常、片舷(船の片側)のみに乗船者を乗せて釣りをするので、他の釣りでドテラ流しをする時のように、初心者に難しいということはほぼありません。
Q.タイラバでなかなか釣れない時はどこを見直すと良い?
タイラバで釣れない時どうするか?難しい問題ですが、スカート・ネクタイを変えてみましょう。色や形状が変わると急にアタリが増えることもあります。
また、巻きスピードを変えたり、重点的に巻く層を変えてみるのも一つの手段です。釣れない時間が長いと自分自身の集中力も低下します。何かを変えることで、気分転換になり、また集中力も回復できると思います。
タイラバは口コミ・評判も参考に購入しよう
タイラバは、口コミ・評判も参考に購入しましょう。地域によって、釣れるタイラバも異なり、釣具店の店員さんや、釣り船の船長にどんなタイラバが良く釣れているか確認して購入することをおすすめします。
タイラバフィッシングはとても簡単な釣りです。初めてタイラバをされる方や女性にも十分楽しめる釣りです。掛かったマダイを釣り上げるまでのスリル。自分で釣った魚を食べる楽しみも格別です。
時には、マダイのみならず、アコウ(キジハタ)やヒラメ、青物等のありがたい外道が釣れることもあります。こんな楽しい釣りをぜひ味わってみてください。
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