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編集部2022年12月7日

【画像】ワカサギ釣りの餌の使い分けを解説

ワカサギ 魚種別釣りガイド

これだけ知っていれば大丈夫! ワカサギの餌を4種を紹介します

これだけ知っていれば大丈夫! ワカサギの餌を4種を紹介します

 

 

今回教えてくれたのは

千島 克也さん

関東各地の人気フィールドで最多尾数レコードを樹立する、爆釣請負人。

 

サシ

 

エサの王道!サイズの調節がキモ!

 

・紅サシ

esa-wakasagi (1)

ワカサギ釣りのエサとして最もポピュラー。サシの両端にハリを掛けて半分に切って使うのが一般的であるが、3分の1もしくは4分の1にして千島克也さんは使っている。一口サイズに調整するのが目的だが、水に浸かると少しふやけてシルエットが大きくなるためワンサイズ小さくカットするとよい。魚がエサを咥えて頭を振るようなアタリが出ているときなど渋い日は特に小さくして使いたい。

 

・白サシ

esa-wakasagi (3)

氷上などローライトコンディションで有効。千島さんは当歳魚が特に好むと言う。小さいワカサギが多い湖に訪れる際には必須。

 

・緑サシ

esa-wakasagi (2)

最近になって見られるようになってきた。藻の多い浅場などでは特に効果的。その際緑色のハリを使ってエサとハリを同化させると特によい。

 

アカムシ

 

濁っている時に輝く

 

esa-wakasagi (4)

いつ使っても釣れるが季節の変わり目の水が濁ったタイミングに反応がよいことが多い。体表の光沢感とアカムシ自身のウネウネとした動きが特徴だ。黒ずんでいる頭の下にチョン掛けして使うことが一般的だが千島さんは頭から通し掛けにして使う。理由はエサ持ちがよいからである。体液が抜けてきたら交換したほうがよいのだが、活性が高い時には交換しなくとも釣れる。なお、当たっても乗らなかったら半分にカットして使うと乗せやすくなる。

 

本ラビット(ラビットウォーム)

 

匂いが強く小さいのが特徴

 

esa-wakasagi (5)

1~2月末によく釣れる入手困難な特エサ。サシにエサとしてウサギの糞を食べさせたものだ。匂いの強さと小さいこと、柔らかくて扱いにくいことが特徴。 小さいうえに匂いが強くカットしないでもアピール度が高い。千島さんはサシのようにカットせず、食いが悪くなったら軽く指先で押して潰して使う。匂いが強くなるのでより釣れるようになることもある。ふやけたら交換すると食いがよくなる。もちろんカットして使うのもありだ。釣行前にオガクズを乾燥させて1~2週間程冷蔵庫で保存すると柔らかさがなくなり使いやすくなる。色が黄色くなって硬くなるのでエサ持ちがよくなるのだ。

 

ブドウムシ

 

寄せエサとしても食わせエサにも!

 

esa-wakasagi (6)

寄せエサとして多用されている。仕掛けの上部、真ん中、オモリ付近などに掛け、カットして匂いのエキスを出して使う。シルエットも大きいのでアピール力抜群だ。群れを寄せるだけではなく止めることもできる。 食わせのためのエサとして使うこともできる。頭にチョン掛けしたらワカサギの一口サイズにカットして使う。サシの中に1つアクセントとして入れるとブドウムシに食いつくことが多い。小さなワカサギの群れが底付近を回遊している時にブドウムシのエサを当てると反応がよい。ちなみに「すべてブドウムシにしたらどうか」と思うが、千島さんはすべてをブドウムシに替えて試したところ反応はいまひとつという。

 

 

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