2026年6月7日、鮎釣りドリームマッチ(つり人社主催、特別協賛龍角散)西日本大会が長良川郡上大和地区で開催された。激戦区、競技好きが集う郡上が舞台とあって猛者揃いの89名が参加した。

文と写真◎月刊つり人編集部
1946年創刊の雑誌「月刊つり人」を始め、数々の釣りに関するコンテンツを作成してきたつり人社の編集部。
長良川・郡上で「鮎釣りドリームマッチ」西日本予選大会が開催
鮎釣り界のレジェンドや現役のトップトーナメンターたちと、一般アングラーが同じ舞台で真剣勝負を繰り広げる「鮎釣りドリームマッチ」。
東日本と西日本の2エリアで予選が行われ、それぞれの上位3名のみが猛者たちが待つ本戦への切符を手にするというフォーマットだ。西日本予選は、名川・長良川を舞台に開催された。
今シーズンの長良川は天然遡上に恵まれ、アユが踏むほどいる。しかし、過密かつ初期ゆえにオトリとしては使いにくい10cmクラスの小型も多い。そんなビリアユも上手く循環させるかが数を伸ばす決め手となる。
予選ラウンド:ダントツ36尾の釣果で伊藤和晃選手がトップ通過
予選は3時間。競技エリアは万場橋から栗栖川合流点下流50m付近。渇水である。天候は曇り。気温は17度。
7時30分、ひんやりとした中でのスタートとなったが選手たちには熱気がある。なにせ「今シーズン初のトーナメント」と話す参加者も多く、中には歴代のマスターズ優勝者やビッグトーナメントの上位入賞者の顔ぶれも目立つ。
舞台となった奥長良ウインドパークの前は郡上管内でも屈指の魚影を誇るポイント。それだけにこの時期開催される地区予選で必ず上位に食い込める「テッパン」のスポットもあり、くじ運のよかった参加者は早々にそのテッパンスポットを目指した。
なかなかサオが曲がらず、苦戦を強いられる選手も多かったが好ポイントを引き当てた選手は早々に数を掛けていた。
10時30分、予選が終了。検量所を沸かせたのは36尾のダントツ釣果をあげた伊藤和晃さんだ。アユが濃密な入れ掛かりスポットを丁寧に泳がせコンスタントに掛けたという。2位はエリア最下限で入れ掛かりを演じた松田拓也さん。決定戦進出ボーダーは11尾。25名が勝ち上がりとなる。
雨の激戦を制した3名が九頭竜川での本戦へ進出!
決定戦は2時間。オトリ配布とともに入川順の早い予選上位の選手は、本部前のテッパンスポットへ一目散に向かう。そして11時30分の試合開始のホーンが鳴るとほぼ同時にサオを曲げた。中でもさまざまな競技会で「お祭り男」と称され、場を盛り上げる全国区のトーナメンター玉木功さんがスタートダッシュを決めた。また予選1位の伊藤和晃さんも思惑通りに好位置に立って玉木さんとシーソーゲームの様相を呈す。
雨がしだいに本降りとなったが選手たちは集中力を切らさない。小型であっても丁寧に1尾1尾を積み重ねていく。13時30分、あっという間に熱戦が終了。
トップは玉木功選手の18尾
トップ釣果は18尾で玉木功さん。開始から終わりまでコンスタントに掛けていた。
2位は15尾で伊藤和晃さん。途中で失速したが粘り勝ち。
そして3位は拾い釣りでアユをかき集めたという佐藤和輝さんだ。8mの短ザオに水中イトは0.1号の高比重メタル。中ハリスも0.8号という盛期に使うような太めの仕掛けでビリアユではなく型をねらった。26歳という若さ溢れるアグレッシブな釣りをしての勝ち上がりだ。
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この3名が8月17日にライブ配信される九頭竜川中部の本戦に勝ち上がった。果たしてレジェンドたちとどう渡り合うか。活躍に期待したい。
