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ブラックバスは肥料になるために生まれたわけじゃない

ブラックバスは肥料になるために生まれたわけじゃない

つり人編集部=写真と文

夢を見た。

公園で子どもたちが遊んでいる。

4,5人で野球の真似事をしているようだ。

ピッチャーが投げる。

プラスティックのバットを構えたバッターが球を打つ。

球……。

球がおかしな形をしている。
球形には程遠い、
魚に似ている。

球のような物体が三塁方向に転がっていく。

周りで見ていた母親たちが
甲高い笑い声をあげる。

三塁を守っていた子どもが転がってきた物体を蹴る。

それが自分の近くに転がってきた。

ブラックバスじゃないか。

まだ生きているゾ。

「コラ、お前たち、生きた魚になんてことするんだ!」

力いっぱい叫ぶが
声が届かないようだ。
子どもたちは、こっちを見てゲラゲラ笑っているし
母親たちも口に手を当てて笑っている。

「お母さんたち、この魚生きているんですよ、注意しないとダメじゃないですか」

どれだけ叫んでみても、声は届かない。

で、目が覚める。

前にも同じような夢を見たが
実はコレ、単なる夢の中の話ではない。

実際に、ぼくの知り合いが
これに近い光景を
ブラックバスがリリース禁止にされている自治体で
目撃したというのだ。

ぼくは、その話があまりにもショックで
上記のような夢を2度見た。

ひょっとして、昨夜の夢は
下記のニュースを見たからかもしれない。

外来魚駆除釣り大会(キッズ登録会)の開催について

大会という名で子どもたちを集め
ブラックバスを釣って殺させるのだという。

そのように人間のエゴで殺されたブラックバスの肥料で作ったスイカを
子どもたちにふるまうのだという。

昨今はゲームなどバーチャルの世界での殺し合いが
子どもの情操教育に悪影響を及ぼすのではないかと
危惧されているが
いったい、このようなイベントは
子どもたちの心にどのように刻まれていくのか。

福島第一原発の事故は
この国の将来にドス黒い影を落としたが
それ以前に
日本人は大きく道を踏み外してしまっていたのではなかったか。

肥料になるために生まれてくる魚なんて
1尾だっていやしないんだ。

(山根)


2011/7/13

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