毎月25日更新!

川も海も湖も、 釣りを始めたいすべての人を応援する総合釣りサイト

小国川の釣り人がもたらす経済効果は年間21.8億円

小国川の釣り人がもたらす経済効果は年間21.8億円

つり人編集部=写真と文
昨日アップした
最上・小国川漁協 漁業権消失の可能性
に5000以上ものアクセスがありました。

現代の民主主義国家では考えられない暴挙に
多くの人が驚いていることがうかがえます。

小国川ダム建設計画が抱える問題点については
現在発売中の月刊つり人1月号
前号のつり人12月号の2号にわたり、大きく取り上げています。

何人もの専門家の反対意見を振り切り
なんとしてもダムを造りたい山形県は
川の管理者である小国川漁協の漁業権を取り上げるべく
来年の漁業権の更新に際し
「公益上必要な行為への配慮」を漁業権付与の条件として新たに設けたのです。

ここでいう「公益上必要な行為への配慮」とは
ダム建設を受け入れろということで
漁協がダム建設に反対しているかぎりは
漁業権は付与しないというわけです。

小国川ダムは治水専用のダムです。
詳しくはつり人を参照していただきたいのですが
治水ダムでは水害を完全に防ぐことはできませn。

ここ数年、ゲリラ豪雨により全国の多くの河川が氾濫していますが
それら大半の河川には、すでに立派な治水ダムが造られています。

ダムによる治水には限界があるのです。

だから、欧米諸国では
ダムに頼らない治水にシフトしていて
不要となった治水ダムを次々に撤去しているのです。

では、治水ダムが治水以外で建設される理由はなにかといえば
それは建設をすることによる経済効果に他なりません。

公共事業は必要です。

しかし、公共事業というのは本来
公共性が高いものを指すはずですが
残念ながら、土建国家日本の場合
建設業界に集中しがちです。

ダム建設を
「公益上必要な行為への配慮」
というのなら
年間3万人もの釣り客を呼ぶ小国川のアユやヤマメを守ることも
「公益上必要な行為への配慮」と呼べるのではないでしょうか。

小国川のアユの生産高は県内ダントツトップの1億3000万円といわれ
近畿大学農学部の研究室の調査では
年間3万人の釣り客がもたらす経済効果は21.8億円とのこと。

ダムなどの環境破壊により全国の河川でアユの漁獲量が減るなかで
天然アユが数多くソ上する小国川は
まさに釣り人の憧れの川といえます。

小国川が現在の自然環境を維持していけば
訪れる釣り客もさらに増えることが予想されます。

そして、この経済効果は川が健康であるかぎり
子子孫孫へ受け継がれていきます。

ひるがえって、ダム建設は
目覚ましい経済効果があるかもしれませんが
それはあくまでも一過性です。

ダムが造られてしまった後の悲惨な姿は
全国の河川で目にすることができます。

1月25日発売の月刊つり人3月号でも
小国川ダム建設の行方を大きく取り上げる予定です。

貴重な清流を、開発の魔の手から守りましょう!

(山根)

2013/12/19

<< 2013/12 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新号 2017年11月号

今月は「秋は湖に浸る。」と題して、湖沼の釣りを特集。涼しい風が吹き始め、空が高くなるこの季節。都会の喧騒を少し離れ、のんびりした時間を過ごせるのが湖沼の釣りだ。ターゲットはワカサギ、ニジマス、ヒメマス、コイ、ハス。ファミリーフィッシングからコアな数釣り・大ものねらいまで、秋の湖沼に出かけたくなるサポート&ガイド。 海ではキングオブ大衆魚、アジの好機到来! 投げ、足もと、カゴのサビキ3釣法や夜磯の大アジねらい、厳選アジ釣り場、釣ったアジを食べ尽くすアジレシピも必見。そのほか、好評隔月連載の「三石忍の沖釣りテンポUP」、「阪本智子の旬魚探見!」、「今が旬!! 日本列島激アツ釣り場」も掲載。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

つり人最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

読み込み中