鮎釣りの黄金期を築いたレジェンドや現役のチャンピオンが一堂に会する夢の決戦“鮎釣りドリームマッチ2025”。その出場権をかけて東日本大会が開催された。
レジェンド&現役トップトーナメンターとの競演切符をかけて
81名が那珂川町裏で大熱戦!
主催:鮎釣りドリームマッチ実行委員会
特別協賛:株式会社 龍角散
東日本大会に100名超がエントリー!注目の予選大会
6月22日(日)栃木県大田原市を流れる那珂川で「鮎釣りドリームマッチ2025 東日本大会」が開催された。募集人数100名を上回るエントリーがあり大きな注目を集めていた本大会。8月19日に長良川郡上からライブ配信されるレジェンド&現役トップトーナメンターとの競演「鮎釣りドリームマッチ2025」の切符をかけた予選である。
厳しい状況をどう攻略するか
夏空の下、関東や東北の各県から友釣りファンが訪れて腕を競った。中にはダイワアユマスターズのチャンピオンや全国大会常連の猛者、レジェンド名手の姿もある。
会場の那珂川は平水よりも15cmほどの渇水で前日にもメーカー主催の地区予選が行なわれていたことから場荒れが予想された。瀬の中では22cmクラスの良型も掛かれば、へチや緩い流れでは15cmクラスの小型も混じる。サイズがバラバラな初期の天然アユ河川ならではの難しい釣況をアジャストするのは誰なのか。

予選は3時間勝負!ボーダーは7尾
予選は7時30分~10時30分の3時間。試合開始ともに本部前で快調に掛けていく選手もいたが、オトリがなかなか変わらずに苦戦する選手もいた。予選ボーダーは7尾。20位タイまでの選手が決定戦に進出する。予選の最高釣果は13尾。


決定戦もヒートアップ!本戦の切符を手にしたのは?
決定戦は11時30分~13時30分の2時間。快晴の空の下で気温もグングンと上昇して、熱戦もヒートアップ。多くのアユが抜かれた厳しい状況下で仕掛けや場所選びを工夫した選手が釣果を重ねていった。本戦の切符を手にした上位3名は――。
- 久保田 裕敬さん 10尾(新潟県)
- 大竹 隆元さん 10尾(東京都)
- 谷口 京介さん 9尾(栃木県)
※順位は予選釣果で決定

心底アユ釣りが好きな人々が集まり友釣りの輪が広がるのが大会の醍醐味。近年はメーカー主催の大会が縮小していく中で本大会のような機会を喜んでくださった選手も多かった。多大な協力を賜った審判の皆様、那珂川北部漁協の皆様に感謝申し上げます。
この模様はYouTube「釣り人チャンネル」で近日中にアップされるほか、月刊つり人9月号(7月25日発売号)でも掲載されます。
