能登半島地震復興応援イベント 「JOIN HANDS in多根ダム」 主催：デプス＆ラッキークラフト

レポート＝Basser編集部

豪華メンバーが石川県に集結！

石川県七尾市で７月28日に「JOIN HANDS in多根ダム」が開催されました。会場は七尾市のバスフィールド・多根ダムのほとりにある「ふれあいセンター山びこ荘」。奥村和正さん、並木敏成さん、佐藤信治さん、中谷翔一さん、そして鈴木美津男さんがMCを務めるトークライブがメインイベントで、キャスティングゲームやルアーペイント体験、クジ引きなどが楽しめる内容。当日は100名近い来場者が訪れイベントを大いに楽しんでいました。

ここからは取材に行ったBasser編集部ササキからのレポートになります。このイベントの目的は2024年元旦に起きた能登半島地震の復興を後押しすること。

◆「釣りファン」でも能登半島地震復興プロジェクトのクラウドファンディングを行ないました

https://tsuribito.en-jine.com/projects/not0-jishin-luckycraft2401

ラッキークラフトの七尾工場も被害を受けましたが、比較的早く復旧が進み、今はほぼ通常どおり稼働しています。しかし、石川県全域に目を向けるとまだまだ普段通りに戻っているとは言えない状況の場所もあります。

そんなイベントの趣旨に全力の賛同を表明してくれたがデプスの奥村和正さん、O.S.Pの並木敏成さん、そして琵琶湖プロガイドの佐藤信治さんと中谷翔一さんでした。中谷さんは石川県出身です。

イベントは12時からでしたが、その前に豪華ゲストが多根ダムを試釣する時間（8～11時）がとられました。多根ダムは七尾市の小規模なリザーバーで、ラッキークラフトが運営するレンタルボート店「多根や」があるため誰でもボートフィッシングを楽しむことができるのです（レンタルエレキなどもあるので気になる方は問い合わせてみてください）。

◆多根や

https://luckycraft.co.jp/taneresort.html

ゲストプロの４人と鈴木美津男さんの5人が多根ダムのロコとコンビを組んで出船。全員が驚いていたのは魚影の濃さです。30～35cmのバスがハードベイトをガンガン食ってくるのです。普段厳しい状況下で釣りをする機会も多いプロアングラーにとってたまらないひと時だったようです。ポッパーやスピナーベイトによるキャッチが多かったです。

イベント前にゲストは多根ダムを試釣。バスの多さに一同驚いていました。スピナーベイトやトップへのバイトが多かったようです

釣り以外にも、「並木さん本気すぎですよ！」などという楽しげな声が奥村さんから飛んだり、豪華メンバーが並んで釣りをするスペシャルな空間がそこには広がっていました。

ちなみに僕もサオを出させていただきましたが、フットボールジグを落としていると次々とバイトが出て20匹以上釣れました。「ここは釣れるだろう」というところにフォールさせるとほぼ100％バイトがあるのは久々に味わった感覚でした。

とはいえ、バスのポジションや目線には明確な傾向があったようで、ストライクゾーンを外すとなかなかバイトが出ないのも印象的でした。「オープンウォーターにポッパーを投げて浮かせて釣ると35cm以上のバスが多かったです」とは佐藤さんの言葉。癒し要素もゲーム性もある素晴らしいフィールドだと感じました。

そして正午からはイベントがスタート。会場からすぐに家族連れや石川のアングラーが次々と来場。プロ５人によるトークショーは多根ダムで釣りをした感想などで盛り上がりました。石川県のアングラーのバス愛にあふれた素晴らしいイベントでした。また開催されることを願います！

奥村和正さん、並木敏成さん、佐藤信治さん、中谷翔一さん、鈴木美津男さんという豪華なゲストが山びこ荘に集合！　イベントの収入は山びこ荘長野真一局長に寄付として手渡されました

デプスブースではガラポンや「黒ひげくんをすくえ」などに行列ができていました

女性や子どもに好評だったルアーペイント体験。そのまま商品化したい素敵なカラーも！

ゲストのプロアングラーと参加者の距離の近さが印象に残りました。サインや記念撮影だけでなく、普段の釣りにまつわる相談などをするシーンも見かけました

Wooden laboとハーツマリンによるデッキや魚探の展示も行われました

並木敏成さんがスペシャルプレゼントとして持参したFAT CB D20。「アメリカを転戦していたころ本当にお世話になったクランク。この個体で釣りまくりましたね。ラッキークラフトには本当にお世話になっているので、今回は即決で参加させてもらいました」

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