10月の台風被害によるインフラへの影響が長引く八丈島。俳優の哀川翔さんと原田龍二さんが現地入りし、島民を元気づけるため「2日間限定の無料立ち食いうどん店」をオープンしました。
まとめ◎編集部
2日間限定オープン!哀川翔・原田龍二による「あたたかい」復興支援
八丈島大使を務める哀川翔さんと原田龍二さんが、台風被害からの復旧が続く八丈島で、11月21日と22日限定の無料立ち食いうどん店をオープン。
現地では停電や断水の影響が長引き、発生から1ヶ月以上が経過してもなお節水が呼びかけられるなど、島民の方々は不便でストレスの溜まる生活を余儀なくされています。そんな中、少しでも島の人々に元気になってもらいたいという2人の想いから、今回の炊き出し企画が実現しました。
1200食が完食。島民から溢れた感謝の声
会場となった場所には、多くの島民が訪れ、長蛇の列ができるほどの盛況ぶりとなりました。
2日間で提供されたうどんは合計1200食。直接手渡される温かいうどんと大使2人との交流は、困難な状況下にある島民にとって大きな励みとなったようです。会場では多くの笑顔が見られ、支援に対する深い感謝の意が示されました。
食事の提供に加え、2人はそれぞれの視点で復興への想いを表明しています。 哀川翔さんは、一人ひとりの身近な行動の積み重ねこそが復興につながるとし、地道な活動の大切さを訴えました。また、原田龍二さんは八丈島の資源である「温泉」について、露天風呂だけではない多様な泉質の魅力を強調。改めて多くの観光客に訪れてほしいという願いを込め、観光地としての魅力を強くアピールしました。
「釣りに行くこと」も復興のチカラに
八丈島は、黒潮の恩恵を受けた一級の釣りスポットであることに加え、羽田空港から飛行機で約55分というアクセスの良さも魅力です。 被災地への支援には様々な形がありますが、現地の受け入れ体制が整いつつある今、「釣りに行き、現地で食事をし、泊まる」ことは、地域経済を支える立派な復興支援の一つとなります。
11月現在、島内のホテルや飲食店の多くは営業を再開しています。インフラの完全復旧にはまだ時間を要する部分もありますが、美しい海と魚たちは健在です。現地の最新情報を確認しつつ、次の遠征先として八丈島を訪れてみてはいかがでしょうか。
