編集部2020年6月21日

ヤマメ・アマゴ釣り/初めの一歩・渓流釣りスタートガイド【2020年版!】

ヤマメ アマゴ 河川・湖の釣り 魚種別釣りガイド

渓流釣り入門者が初めての1尾を手にするまでのプロセスを解説します。道具の選び方はもちろん、入漁券の買い方、入渓点の探し方など釣りを始める前の基礎も紹介します。谷の妖精とも称されるヤマメ・アマゴに会いに行きましょう!

透き通る流れから浮上する宝石のような魚
 

道具とエサの選び方、仕掛けの流し方に加え、入渓点と入漁券についても解説!

まとめ◎つり人編集部


渓流釣り入門者が初めての1尾を手にするまでのプロセスを解説します。道具の選び方はもちろん、入漁券の買い方、入渓点の探し方など釣りを始める前の基礎も紹介します。谷の妖精とも称されるヤマメ・アマゴに会いに行きましょう!

この記事は『つり人』2017年4月号に掲載したものを再編集しています。



 

サオと仕掛けの選び方


 ヤマメやイワナの生息域は水温の低い川の上流部である。一般的に源流域はイワナ、やや下流の山里付近にヤマメやアマゴは多い。渓流釣りと一口に言ってもねらう水域によって「源流釣り」、「渓流釣り」、「本流釣り」と呼び名が変わり、装備や道具立ても異なる。ここで解説するのは川幅が5~10m程度の沢登りなどの装備がいらない、いわゆる渓流域のヤマメ・アマゴ釣りである。

【サオ】
 渓流域を想定したサオの全長は5.3~7.1m。仕舞寸法がコンパクトな小継ぎとやや節の長い中継ぎがあり、2段、3段と長さを換えられるモデルが多い。最初の1本を選ぶなら6m前後の全長で仕舞寸法が50㎝前後の小継ぎザオがおすすめだ。

 サオは先調子と胴調子に大別され一般的に先調子のほうが操作性は高いといわれる。しかし購入の際に注意して見たいのは、調子よりも適合ハリスの表示である。対応するイトの号数に応じてサオの調子の硬軟は判断できる。たとえば「適合ハリス0.1~0.6号」とあれば柔軟なサオである。「0.4~0.8号」とあればシャキッと硬く張りが強いモデルだ。取り回しがよいのは適合ハリス0.2~0.6号である。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (2) 050-055keiryu-nyumon_cs6 (3)

【仕掛け】
 仕掛けはシンプル。穂先からハリまで1本のイトを通しで使い、目印とオモリを付けても問題はない。だが天井イト、水中イト、ハリスとパーツをいくつか分けたほうが根掛かりや頭上の木に仕掛けを引っ掛けた時にイトの無駄を少なくできる。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (17) イトは0.2 号を基準にその前後を用意しておくとよい。根掛かりで仕掛けをロストばかりしているようなら少し太めを張ったほうがストレスなく釣れる

 天井イトは穂先付近に使う水中に入れないイトである。長さを調節できるように作ると便利だが、「編み付け」という初めての人にはやや面倒な作業をしなくてはならない。単純に水中イトよりもやや太いイトを使えばよく、たとえば0.2号の水中イトであれば0.4~0.6号の天井イトをセットする。6mのサオに対して長さは2~3mが一般的。ナイロンの視認性の高いイトがよい。

 水中イトは名のとおり水中に入れ込むイトである。細いほど水の抵抗は少なく、魚にも見破られにくい。0.2~0.3号がおすすめ。素材はナイロンとフロロカーボンどちらでもよい。なお、水中イトとは別にオモリ~ハリをセットする1mほどのハリスを結びつけてもよいだろう。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (18) 解禁初期は手がかじかんで仕掛け作りが難しい。あらかじめ用意した仕掛けを仕掛巻に巻いて携帯しよう

【目印】
 渓流のエサ釣りは主にミャク釣りである。ウキを使わず流れに合わせて仕掛けを送りアタリを取る。イトの位置やアタリを確認するために目印を付ける。オレンジ、ピンク、グリーンといった色がよく用いられ、太く大きいほど風の抵抗を受けやすい。視認できる最低限の大きさにカットして使う。

【オモリ】
 オモリはガン玉の3~4Bを用意し、流速や風の強弱に応じて使い分ける。渓流魚は主に底付近の流れに泳ぐ。エサをきちんと沈めることができて、かつ流れを切らないような重さをセレクトする。ガン玉の選び方は釣り方の項で後述したい。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (19) ガン玉は仕掛けを飛ばし、エサを沈める重要なアイテム。3 ~ 4Bまでを用意しておこう

【ハリ】
 ヤマメと表記されたハリだけでも非常に多くのバリエーションがありメーカーによってサイズもばらばら。選ぶ基準はエサの大きさがひとつ。一例として川虫を使うなら1~4号、キヂやブドウムシなら5~7号といったぐあいに用意する。また「イクラ」、「川虫」などエサの名前が表記されたハリもある。

◆つり人編集部おすすめ! 渓流釣りにあると便利なアウトドアグッズ
●キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキューコンロ
●スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPバーナー
●アウトドア 帽子
●UVカット 指まで隠れるハンドカバー 【手の甲の日焼け防止手袋】
渓流釣り入門
050-055keiryu-nyumon_cs6 (20)

渓流・アユ釣りの聖地と呼ばれる長良川水系をホームグラウンドにするエキスパートの著者が、渓流釣りに必要なノウハウを基礎からひとつひとつていねいに解説。また「釣れるチカラ」の基礎が身につくDVD では、仕掛け作りに必須となる結び等を収録。初心者がもっとも苦手とする部分を動画収録することで、完全無欠の入門書に仕上がっています。

価格:本体1800 円+ 税
著者:白滝治郎
A5 判並製160 ページ・DVD 付き



エサは数種を用意


 渓魚が常食しているのは川虫である。下流にタモを構えて川底の石を起こせば、さまざまな虫が入るだろう。中流域ほど虫は多く、源流域ほど少ない。流域によって食いのよい虫と悪い虫がいて、いくつか使い分けると当たりエサが分かる。

 解禁初期はキンパクがよい。ヒラタは、まだオコシムシと呼ばれる小型が多くエサ持ちが悪い。3月下旬から4月に大石の縁などで採れるヒラタ(ナデムシ)は大型で使いやすい。クロカワムシはニゴリが出た川や、中下流域で効果がある。東北・関東地方では4月以降に採れやすいピンチョロが人気だ。時期によって採れる虫は異なるので前頁の図を参照してほしい。

 市販のイクラやブドウムシ、キヂが効果的な場面もある。しかし解禁から数日が経ち、魚がスレてくるとアタリは遠くなりがち。魚の目先を変えるためにもエサは数種用意したほうがよい。

渓流釣りのエサ各種 050-055keiryu-nyumon_cs6 (1) 050-055keiryu-nyumon_cs6 (9) キンパク、オニチョロは尻穴から刺して、足の手前に抜く

050-055keiryu-nyumon_cs6 (10) ヒラタ(チョロムシ)も尻穴かラ刺して腹の横から出す

050-055keiryu-nyumon_cs6 (11) クロカワムシは写真のように尻の横からハリのフトコロを隠すように刺す

050-055keiryu-nyumon_cs6 (13) キヂはミミズ通しを使ってハリスまでこき上げるか、ハチマキにチョン掛け

050-055keiryu-nyumon_cs6 (14) イクラは細軸のハリを使って刺すと潰れにくい

050-055keiryu-nyumon_cs6 (12) 関東や東北で人気のピンチョロ。他の川虫と同じく尻穴から刺す

050-055keiryu-nyumon_cs6 (15) ブドウムシはハリのフトコロが隠れるくらいに通し刺し

050-055keiryu-nyumon_cs6 (16) 川虫は乾いたミズゴケをエサ箱に入れておくと長持ちする

050-055keiryu-nyumon_cs6 (8) 下流にタモを構えて足で石を転がすと、多彩な川虫が採れる。膝下くらいの瀬で採ってみよう


ポイントの見方


 渓流釣りの基本は上流に釣り上がる。流れに対し魚は頭を上に向ける。釣り下れば釣り人やサオの影、物音に警戒しやすい。

 川の流れを大別すると瀬、淵、トロとなる。解禁初期のポイントは流れの緩い深みに多い。目安にするのは膝上以上の水深で見た目に水色が濃くなっているスポット。瀬の中にもこうした深みは点在するので、流れを細かく見ていきたい。ポイントはいくつかのパターンに分類できる。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (6)
050-055keiryu-nyumon_cs6 (7)
1、流心
 白泡が立ち流速が速い。初期のポイントにはなりにくいが、大石底の川であれば話は別だ。流心の下に魚の定位しやすい流れの緩いスポットができる。石の前に魚は付きやすく底の流れにきっちりとエサが入れば釣果は有望である。

2、ヨレ(モミアワセ)
 流れが揉み合うような感じにシワができた部分がヨレだ。流速が緩く魚が定位しやすいスポット。流れが揉み合うように見える「モミアワセ」だ。石にぶつかった流れは分かれ、石裏で流れは淀む。その下流で分かれた流れが合わさるヨレができる。英語の『Y』をイメージして流れを見ると分かりやすく、この2つの流れのモミアワセを意識して釣るとよい。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (4)_1 水色が濃く見える深み。目を凝らすと反転流と流心の流れのモミアワセがある

3、反転流
 石裏や流心の脇には流れが逆巻く反転流が生じる。その反転流に魚が定位していることも多々ある。ここでも注目したいのはヨレである。反転流と流心の境目にも流れが揉み合うヨレが生る。エサが流れてきやすいモミアワセスポットで魚も付く。

4、落ち込み
 落差がある川相では落ち込む流れと、壺状の深みがある。いかにも魚が付きそうな分かりやすいポイントで堰堤や滝もそうである。大きく深い落ち込みほど複雑な流れが生じ、下流に払い出す流れもあれば落ち込み直下に戻るような流れもある。表層の流れの押しが強いため、大きなオモリでしっかりと底付近を探ることが大切だ。

5、カケアガリ(ウケ)
 前述の落ち込みなど、淵および深みがあれば必ずカケアガリがある。このカケアガリの前に魚は定位しやすく大型魚が付きやすいポイントである。カケアガリや石の前など、流れがぶつかる部分を「ウケ」と呼ぶ名手も多い。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (3)_1 流れの中のどんなポイントで当たるかはシーズンによっても変わる。解禁初期ならヨレに着目

 渓流釣りの盛んな岐阜県長良川郡上の名手は、ヤマメが捕食しやすい流れを「食い波」と呼んだ。そのスポットは「ウケ」や「モミアワセ」が絡む。図示したので参考にしてほしい。


立ち位置と仕掛けの流し方


 ポイントへのアプローチは立ち位置が重要だ。下流から上流に釣り上がるのだが、ポイントの正面に立てると理想的。というのもミャク釣りは流れに合わせて仕掛けを通す。穂先の真下付近を釣ったほうが流れの筋から外れにくい。仕掛けを上流に振り込んで正面で底付近に馴染ませてアタリを出す。エサが底付近を流れているかどうかは目印を見る。

 オモリとエサが底付近の流れに馴染むと、目印が表層の流れよりもゆっくりと流れる。川の流れは表層ほど速く、底層ほどゆるやかだ。目印がサーッと素早く流れてしまう場合は、底流れをとらえていない。ここでオモリ選びが重要になる。仕掛けが底に馴染むまでオモリを重くするのだが、根掛かりが頻発するオモリでは重すぎる。仕掛けの太さもまたオモリを選ぶうえで考慮したい要素だ。イトが太いほど水切り抵抗が強いため重いオモリが必要だ。

 ヤマメは基本的に流下するエサを食べるといわれる。川底に落ちているエサを吸い込むようなことはない。理想のアタリは目印が止まりモゾモゾと震えるような感じで出る。これは魚の正面にエサが流れ、違和感なくくわえた証拠である。鋭くツンと引き込まれたり、スーッと横にずれるアタリは、渓魚の定位する筋からエサが外れて流れている。よって食い込みが悪くフッキングしにくい。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)g
エサをしっかりと食い込んでいる理想的なアタリパターン 050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)a
050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)b

050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)c
掛かりにくい悪いアタリのパターン 050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)d
050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)e
大もののアタリ 050-055keiryu-nyumon_cs6 (5)f
050-055keiryu-nyumon_cs6 (6)_1 ヤマメやアマゴはサオの弾力をしっかりと効かせていれば浮いてくる

 アワセ方はサオを真上に抜くような感じで行なう。使うエサによってもアワセのタイミングは違う。川虫などの小さいエサであれば即アワセ、キヂのように大きめのエサを使う場合は一拍置いてから合わせるとよいだろう。

 掛かった魚は重みや引きでサイズを測る。魚が暴れないようにするには上流側にサオを倒して思いきり絞り込む。抜けると判断できるならポイントを荒らさないためにもすぐさま抜き上げたほうがよい。大型魚であれば緩い流れに導いて取る。

050-055keiryu-nyumon_cs6 (2)_1 多くの渓流ファンはこの艶やかな魚体に魅せられる

川へのアクセス:入渓点の探し方

 日本の川は急峻なので、里川は別として、渓流釣り場はだいたい谷になっている。川沿いに道路があっても、そこから川までの高低差があって、下りられないことも多い。

 せっかく目的地に着いたのに、道を何度も往復するばかりで、なかなか川にたどり着けない……という悲しい事態が起こり得る。

 こういう時に、無理に川に下りるのは危険。たいていの川は釣り人が入っているのだから、先人のルートを捜したほうが安全だ。

 初めての川で、まずチェックしたいのは橋。橋の脇には、入渓点があることが多い。仮に入渓点が見つからなくても、橋は遠くまで川のようすが見渡せる。道路から川への傾斜のぐあいが分かるし、入渓しやすそうな場所を見つけることができる。

 次に注目するのは、駐車スペース。釣り人が利用していそうな駐車スペースは、そこから川に下りる道がついていることが多い。獣道にしか見えないような踏み跡もあるが、注意深く捜してみよう。ただし本当の獣道だったり、あるいは川の直前で崖になっているようなケースもあるので、危険だと思ったら無理をせず引き返すこと。

 入渓点の目印として、木の枝などにピンクテープが付けられていることもある。ただし、工事や林業で付けられているケースもあるので、必ずしも川まで下りられるわけではない。

 川に入っている支流も、入渓点になるケースがある。ただし最後が滝や堰堤になっていることもあるので、これも無理は禁物だ。

 地形図を参考にすると、ある程度は入渓しやすい場所が分かることがある。ただし地形図の等高線(標高を表わす線)は、2万5000分の1地形図で10mごと。小さな崖だと、地形図には反映されないことが多い。傾斜が緩い場所を捜すのには役立つが、実際に下りられるかどうかは別だ。

 地形図を見て道から川までが離れていると、わざわざ長い距離を歩きたくはないので、敬遠したくなる。しかし同じ高度差であれば、距離が長いほうが傾斜は緩い。これは現場で川を見る時も同様で、川が林の向こうにあって見えないような箇所では、傾斜が緩く下りられることがある。また木が多い場所は、多少傾斜がきつくてもつかまることができるので、下りやすいといえる。

 初めての川では、釣りを終えて川から道に上がるルートも考えておくこと。ただし、実際にそこまで釣り上がることができるかどうかは分からない。地形図にはない堰堤や滝など、思いがけない障害物があるかもしれない。下りたルートまで戻ることも考えておきたい。通常、滝や崖は上るより下りるほうが難しいので、小さな滝だと思って越えても、あとで下りるのに苦労することがある。

 入渓点を見つけにくいような険しい川では、怪我や事故の危険がある。万が一の時のために、目的地を家族や知人に伝えておくこと。登山の世界では、たとえば登山届を出したり、保険に加入したり、いざという時に備えて非常食など装備を整えることがある。だが釣りでは、なかなかそこまでする人はいないのが現状だ。

 春先は夜の気温が氷点下まで下がることもある。帰ることができずに野宿ということになれば、命の危険もある。釣りに夢中になる気持ちは分かるが、くれぐれも無理はせず、危険かもしれないと思ったら引き返す決断をしてほしい。

kawaaruki_04 傾斜のきつい場所を下る時には、充分に注意してほしい。春先はぬかるんでいたり、落ち葉が積もっていたりして滑りやすい。つかまることができる木があったほうがよい

kawaaruki_05 橋の上から観察すると、下りやすい場所が分かることも。また橋のたもとは、よく入渓点になっている

入漁券とは? 購入方法は?

 渓流釣りを楽しむには、入漁券、遊漁承認証、鑑札、釣り券などと呼ばれるものが必要になる。以降ここでは入漁券で統一するが、基本的には同じもの。ほとんどの釣り人は理解しているだろうが、釣り場を管轄している漁業協同組合(漁協)は魚の増殖や釣り場整備を行なっており、入漁券で得たお金はそのために使われている。釣りを末永く楽しむためにも、必ず購入してほしい。

 だが初心者は、そもそも入漁券をどこで購入すればよいのか分からないはず。ベテランでも、初めての川では苦労したことがあるだろう。

 まず頼りにしたいのは、漁協のホームページ。インターネットで「〇〇川 漁協」などと検索すると、だいたい出てくる。なかにはホームページがない漁協もあるが、それでも関係した情報は調べられる。サイトによっては入漁券を取り扱う店のリストがあるので、それを参考にするのが確実だ。

 漁協によってはインターネットで入漁券を購入できるところもある。また、最近は「つりチケ」などのサイトで、いくつかの漁協の入漁券を買うこともできる。そのようなケースはまだ限られているが、釣行前に購入できるという点では便利だ。

 このように事前に調べられればよいが、たとえば釣る予定だった川が増水していて、急遽ほかの川へ行くケースもあるだろう。そんな時は現場で捜すことになるが、入漁券を扱う店は、のぼりが立っていることが多い。また、近くのコンビニで購入できることもある。

 注意したいのは、その券で釣りができるエリアや魚種。券にはいくつか種類があり、たとえばアユ釣りと渓流釣りでは異なる。春はまだいいが、アユ釣りが解禁になる初夏以降は、渓流釣りの場合は「渓流釣りの券をください」とか「ヤマメ釣りです」など、購入する際に種類を告げること。なお渓流釣りは「雑魚」に分類される漁協もある。

 エリアに関しては、券の販売所には管轄エリアのマップが置いてあることがあり、それをチェックするのが確実だ。川によっては複数の漁協が管理していることがあり、その境界付近で釣りをする場合は注意が必要だ。

 あと、初心者にはあまり関係ないかもしれないが、入漁券は1日だけ有効な券と、シーズン中有効な年券がある。年券の購入には写真が必要だったりする。何度もその川に通うと決めている人は、こちらがお得だ。なお漁協によっては釣り場を漁協の方が見回り、その際に購入できることもあるが、これは販売店が見つからないなどどうしようもない場合に利用すべき。現場で購入すると、通常と比べて高額になるので、事前に購入するのがベストだ。

kawaaruki_06 川によっては、自動販売機で入漁券が購入できることもある。こちらは上野村漁協の券売機

kawaaruki_07 入漁券を取り扱っている場所では、のぼりや看板が出ている。漁協の組合員が自宅で販売していることもあるので、ごく普通の民家で買えることもある

渓流のポイントガイドブックの決定版
『「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場』
kindle版が発売になりました!!
65826484_2338874443026175_4240970859780505600_n秩父・奥多摩・丹沢「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
山梨・静岡「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場
栃木・群馬「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
長野「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場

2019/7/2

おすすめ記事

記事検索

    月刊つり人 最新号

    つり人 2020年5月号

    列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。