尾瀬を源流とする只見川の中流域に奥只見ダム(銀山湖)がある。開高健も通った大ものロマンの釣り場から、ランドロックの大ヤマメ、大イワナが差してくる。チャンスはずばり増水後。特にお盆過ぎの台風等で水かさが一気に増すと最高である。サクラマスや大イワナは上流にある不動滝をも越えていく。
増水後がチャンス! 銀山湖からの鼻曲がり
文◎千島克也
この記事の内容
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雪代の大増水の後で
尾瀬を源流とする只見川の中流域に奥只見ダム(銀山湖)がある。開高健も通った大ものロマンの釣り場から、ランドロックの大ヤマメ、大イワナが差してくる。チャンスはずばり増水後。特にお盆過ぎの台風等で水かさが一気に増すと最高である。サクラマスや大イワナは上流にある不動滝をも越えていく。
こんなランドロックの鼻曲がりが差してくる
私が只見川で大型魚をねらう場合、バックウオーターから大白沢合流地点をメインに釣り歩く。これより上流は場所によって道に戻るのに距離がある。時間に余裕をもって釣り歩くとよい。このエリアは淵が多く、ポイントも豊富だ。入渓点も比較的わかりやすいので気軽に入渓できるはず。
只見川のタックルは7~7.5mほどの本流ザオ、ラインは1~1.5号。マスバリ9~10号を使っている。エサはミミズがメイン。現地でクロカワムシを採取できればそれを使用するのもおすすめ。ハヤが多いのでエサは多めに用意すること。
渓畔林が迫る気持ちのよい川相。大白沢合流点よりしばらく釣り上がったエリア
●管轄漁協:檜枝岐村漁協(TEL.0241・72・8005)※魚沼漁協と共同管轄
●交通:関越自動車道・小出ICで下りて奥只見シルバーラインで奥只見湖。R352で只見川
※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください
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